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【WCS出場者お墨付き】アルセパオジアン解説&各対面の方針


はじめに

皆さん。おはようございます。こんにちは。こんばんは。

チームぞうさん ポケモンカード部門所属 あしゅーと申します。

注意点

・非公式の略称、用語を用いる場合があります。
(非エク 、チェンパオ、スーエネ、パス...etc)

・この記事では、誤字脱字などがある可能性があります。

・よからぬ文章、よからぬ点がございましたら、TwitterやDMで質問意見など、受け付けていきます。気兼ねなくお問い合わせください。

環境予想


まずは、現在開催されているシティリーグで入賞しているデッキ分布を見ていきます。どんなデッキがより勝ち上がっているのかを見ていきます

ポケカブック様の画像、資料を流用させて頂きます。
ポケカブック様本当にありがとうございます。

これまでのTOP16(トータルすると640デッキ分のデータ)で入賞しているデッキ分布についてまとめます。

シティリーグ序盤はリザードンが多く、ついでロストギラティナが多かったのですが、10/9~10/15のメタゲームではロストギラティナが入賞率一位になっています。

ついで、パオジアン、サーナイト、ミュウ、ルギア、ミライドン
とかなり群雄割拠な環境だと思います。

群雄割拠が故に環境読みがとても難しく、どのデッキを使っても勝てるし、どのデッキを使っても負けるな、という非常に難しい環境と言えます。

候補デッキ


シティリーグは予選5回戦スイスドロー、トナメ3回の合計8回を戦うので、ある程度は安定しているデッキを持っていきたいと考えていました。

1つ目の候補デッキとして上がったのは、
「サーナイトex」デッキでした。

サーナイトは、デッキパワーは群を抜いて強く、
現環境間違いなくTier1のデッキだと思います。

7月から9月くらいまでの期間、自主大会などでサーナイトをかなり使い込みました。

ありがとおか町杯   TOP16(64人規模)
トレカスタート杯 TOP16 (96人規模)
スイスドロー予選で4-1もしくは5-1できるくらいの練度、ポテンシャルだったので、使用候補でした。

自分がサーナイトを使うなら、博士は少し多めに2~3枚採用、作業員を抜いて、ボウルタウンをいれて、安定にかなり寄せたサーナイトを使ってたと思います。

ですが、パオジアンがこれだけ流行っている環境下で使いたくない

というのが本音です。

あとプレイングに自信が無いです。
自信が無い点
・リザードンに対してサーナイトで勝てるのか
・ミラー対面(ジラーチありきのプレイング)
・パオジアンに対して勝てるのか?
というのがあいまって、シティリーグで使うのを断念しました。

次の候補デッキはロストギラティナです。

ロストギラティナはサーナイト、ルギアを除いて、それ以外のデッキには互角以上の勝負ができるとても良いデッキだと思います。

序盤はアビスシークやはなえらびで安定して手札とロストを補充、上振れればバトルVIPパス、アクロマまでたどり着き、ゲームを有利に持っていけます。
アクロマが引けなかったとしても、アビスシークのお陰である程度の安定性は担保されている、といった印象です。

たとえ序盤に遅れたとしても、雪道ツツジ、雪ナンジャモを通していって捲るプランなどもあり、シティリーグでこれだけの結果を残すのは妥当だと思います。

実は、シティリーグが始まる一ヶ月前までは、ロストギラティナが第一候補でした。

しかし、ジラーチの台頭でロストマインの通りが悪くなり、ロストミラーやサーナイト対面では、
ジラーチを常に頭の片隅に置いてゲームを進めなければならない
ので、後半の詰め方が非常に難しくなった印象です。

(サーナイト対面では、リファインのキルリアをロストマインで潰していく戦法が、ジラーチがいると通らない)

(ロストミラーでは、ロストマインを2回通して、HP70以下のポケモンを3匹倒す戦法が、ジラーチがいると通らない)


シティリーグで使おうか迷っていましたが、
ミラーの戦術の難しさ
レイジングサーフ環境のロスギラのデッキ構築難易度が上がった事
サーナイト対面が不利
ルギアも微不利

となっており、環境的に少し向かい風だなと思ったのと、プレイングがとても難しく、詰める時間がなかった為、シティリーグで使うのを断念しました。

時間がもう少しあったらロストギラティナを使って、シティリーグに出ていたかもしれません。

次の候補デッキは、リザードンでした。

使った感想は、ロスギラに微不利、パオジアンに不利がつき、こちらも立ち位置がそんなによろしくない、と思ったので断念。

またリザードンデッキはまだ発展途上という事もあり、なかなか納得のいくリストが組めなかったのもあります。

自分がもしリザードンを使うなら、雪道耐性がある、リファイン型or森の封印石型のリザードンを使っていたと思います。

アルセウス型のリザードンも悪くなく、序盤にスターバースでこだわりベルトを持ってこれれば
230までのVポケモンならワンパンする事ができ、ギラティナVなどを倒せます。序盤の火力不足を補えるのが魅力的だと思います。

しかしパオジアンをワンパンする事が不可能です。(ワンパンするのにわざわざスポンジグローブを採用しなければならない)

そういったメタカードを採用しても、精々微不利までにしか持っていけず、また他の対面は腐るカードになってしまい、
リザードンの構築難易度の高さが垣間見えました。
ですので、3週間前くらいから、リザードンを使うのを諦めました。

次の候補デッキはパオジアンでした。

パオジアンをみたイメージとしては
・雪道で止まりやすい
・VIPパスが打てないと序盤のボード展開及び、デッキを掘り進めるのに時間がかかってしまう
・有利デッキであるはずのサナに勝てない(ナンジャモなどで妨害され続けてしまうと、キャンコロシュリケンに到達出来ないまま負けてしまう)

などの問題点があり、シティリーグで使用するか、迷っていました。

Peoria Regional TOP8

こちらのリストを環境序盤に回しており、
回した結果、問題点がいくつかありました。

・キャンセルコロン+クロススイッチャーが序盤になかなか決まりにくい傾向にある
・終盤のナンジャモがビーダルが進化できてない状況下で使うと手札を十分に補充出来ない
・エネ9が体感少ない
・70セビエでスタートした時、パオジアンをバトル場に送り出すのが少し面倒
・マナフィがノイズになる時が多い

かなり問題点が多く、正直使いづらいな
と思ったのが第一印象です。

もちろんビーダル型のメリットは十分に把握しているつもりではあります。中盤、終盤の手札干渉に強く、ナンジャモを自分から使っても手札が細くなりにくく、とても強いとは思います。

ただ、スノーハザード、クレイバースト環境(海外だとPaldea Evolved環境、詳しくはLimitless上のデータを参考にして下さい)
こちらにとても良いデッキ案がありました。

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これはとあるオンライン大会で優勝していたアルセウスパオジアンの構築です。(トータル成績10勝1負)

アルセウス型のキャンコロスイッチャーの成功率がとても高く、
また、試合序盤中盤終盤
すべてにおいて、アルセウスVSTARがアタッカーとしても、置きドロソとしてもとても優秀だった為、こちらのリストを基に改良を進めていきました。

この時点で9月の頭、CL前の段階で
アルセウス型のパオジアン、実は環境的に強いんじゃないか?
という風に思っていました。

PTCGLで回している感触も悪くなく、
最近のロスギラにはマナフィが入ってない傾向にあるので、げっこうしゅりけんが通りやすく、
(とはいいつつも、ロスギラ対面は基本不利です。
ミライドンや雪道ミュウよりかはマシだと思いますが….)
おまけに環境トップのリザ、サナには有利
最新弾のジラーチを皆採用していて、パオジアンのマークが外れてきているフェーズに入っており、立ち位置的にも悪くないだろう
というのが感想でした。

現在シティリーグや自主大会で流行っている世間のパオジアンデッキというと、主に「ビーダル型」が主流です。

主なビーダル型パオジアンのレシピ

パオジアンデッキを使う理由について


キャンセルコロン+クロススイッチャーを揃えつつ、
げっこうしゅりけんを打ち、サーナイトexやリザードンexの進化前のHP90以下のポケモンを2匹同時に倒し、序盤のボード制圧力がとても高いところに魅力があるデッキです。

世間で流行っているのは「ビーダル型」なのですが、
「ビーダル型」の場合、先攻2ターン目、後攻2ターン目の
キャンセルコロン+クロススイッチャーがなかなか揃いにくい印象でした。(その点、アルセウス型はキャンコロスイッチャーの成功率が高いという印象です。)

パオジアンデッキの特徴として、序盤にわななくれいき、かくしふだで大量に手札を抱えてしまう傾向にあり、
「ビーダル型」の場合、序盤の「はたらくまえば」があまり機能しないイメージです。

もちろん終盤、手札干渉をされた後に復帰しやすい「はたらくまえば」はとても魅力的でしたが、
キャンセルコロン+クロススイッチャーが試合序盤に揃えられないのは、パオジアンデッキにとって、とても致命傷です。

また、『パオジアン』デッキを回していくうちに、
非常にプレイングが難解だと感じました。
わななくれいき、かくしふだ、カイ、ポケストップは振った方が良いか?、スターバース、などのプレイの順番を誤ると、所謂「プレイミス」になってしまう為、プレイする順番が特に大事でした。

特に「ポケストップ」を使うタイミングが非常に難しく、山札にどれくらいのリソースが残ってて、今ポケストップを使えばどれくらいの確率で必要札に辿り着けるか?などの緻密な計算が求められます。

またエネルギーを盤面とトラッシュ、山札に何枚残すのか?という計算もかなりシビアで、
山札or手札に、エネルギーを1枚以上残しておければ、次のターン以降にわななくれいき、かくしふだ、などでドローをする事ができる為、相手の手札干渉した後に必要札にたどり着く確率が上がります。

エネルギーの残し方によって勝敗に大きく直結するので、
見かけによらず、相当頭を使うデッキでした。

デッキレシピ

世間のパオジアンデッキと採用されているパーツはほぼ一緒ですが、違う点がいくつかありますので、そちらを解説します。

各種サポートの採用理由

・シロナの覇気
後半手札が細くなるシーンが多く、ネオラントorスターバースで持ってこれる選択肢として、手札を安定して補充できるので採用しました。

元々は2枚採用してましたが、手札干渉札が必要だなと思った試合が多く、枠の都合上、仕方なく1枚採用です。ここの枠はツツジとの選択枠となります。

・セイボリー
サーナイト対面やミラーマッチに置いて相手のボードを削る役割があります。

特に「サーナイト」対面は、ミラージュステップでボードを広げられてしまうと、キャンコロスイッチャーシュリケンを決めたとしても、盤面に2~3ライン程ラルトスラインが残ってしまい、
そこからでも、サーナイト側にはまだ勝機があり、捲られる危険性があったので、そこにセイボリーを打ってあげる事により、完全にサナ側の息の根を止める事ができるので、採用しました。

セイボリーを入れる事により、今までミラステでサナライン5体盤面を確保したサーナイトに対しての回答が、
→キャンコロスイッチャーを2回決める
でした。
キャンコロスイッチャーを2回決めるのは、いくらスターバースが使えるこのデッキだったとしても、要求が高すぎますし、現実的ではありませんでした。

セイボリーを使う事により、相手のボードを壊滅的に破壊し、さらにそこにキャンコロスイッチャーを叩き込む事によって、サナラインが5体いたとしても、1ラインまで削ることができます。
そこまでボードが削られてしまうと、
いくらなんでもサナ側は復帰するのが難しいです。

セイボリー+キャンコロスイッチャーまで揃える事が現実的なのも、スターバースの良さと言えるでしょう。

・ツツジ
1ヶ月ほど前のリストは手札干渉をするカードを1枚も入れずに回してました。

ですが、後手に回ってしまったときに、手札干渉がないと、有象無象に対しての勝率が悪く….
特にロスト系統のデッキはアクロマ、はなえらびなどで手札が増えるので常に手札が多い状態をキープされ、手札干渉されないままゲームが続くと、あっさり負けてしまうケースがありました。

またパオジアン側が先手でセビエがベンチに置けない場合も「後手」に回ってしまい、
こういったケースで手札干渉が無いと、捲る手段が一切なく、こちらもあっさり負けてしまう。。
といった試合があり、それに対する回答がこの
「ツツジ」というカードでした。

後半、自分の手札の潤滑油になりつつ、相手への妨害も兼ねて行える「ツツジ」が良いだろう、と思いました。

ナンジャモだと、試合序盤は強いものの、後半使うと自分の手札も細くなってしまい、どうしても必要札を揃えられず、勝ちきれないケースがあります。
(ビーダル型ではないので、ナンジャモを強く使えないので、アルセウス型との噛み合いが悪い)

・ポケモンいれかえの採用理由
いれかえ札として、あなぬけの紐とポケモン入れ替えがよく差別化されます。
パオジアンデッキはだいたいバトル場のデカブツを倒すのに特化しているデッキだと思ったので、シンプルに相手のバトル場を動かしたくない
というのが本音です。

ですのであなぬけのひもではなく、「ポケモンいれかえ」を採用しています。
もちろんあなぬけの紐が良い場面というシチュエーションもありますが、変に相手のバトル場を動かしたくはありません。

ですが、実はあなぬけのひもは「セイボリー」と相性の良いカードなので採用する可能性もありました。

  • 相性の良い理由:あなぬけで相手はいらないポケモンをバトル場に差し出してくる=ベンチにはトラッシュしたくないポケモンが多いため、セイボリーが刺さる。

ですが、そういったケースがまず少なく、だいたいポケモン入れ替えで事足りている為、あなぬけは不採用にしました。

ポケモン入れ替えはシンプルにパオジアンが盤面に2体いる場合、たっぷりバケツのような働きをするので、とても使い勝手が良いです。

なぜ「アルセウス型」パオジアンなのか?


僕たち、チームぞーさんが使っているのは、なぜ「アルセウス型」パオジアンなのかを詳しく解説します。

・「スターバース」によりキャンセルコロン+クロススイッチャーが揃いやすい
まず、キャンコロスイッチャーが揃いにくいのは、パオジアンデッキを使っている意味が薄いです。
キャンコロスイッチャーの再現性が高いのがセールスポイントです。

加えて、スターバースを使わずとも、手札にキャンコロスイッチャーが揃うケースもあるかと思います。
そういったケースの場合は、スターバースでセイボリーを揃えて、さらに相手のベンチに追い打ちをかけにいく事により、より一層勝ちに近づきます。

特にサーナイト対面での、「セイボリー」はとても刺さり、ミラージュステップをした後にセイボリー+キャンセルコロン+クロススイッチャー+げっこうしゅりけんを打つことにより、ラルトスラインの後続を断つことができる為、これらの揃いにくいカードを一気に手札に持ってこれるところがスターバースの強みと言えます。

・アルセウスが280の耐久で殴れるアタッカーになる点
下記で解説しますが、ミライドン対面や、ルギア対面などの不利なデッキに対して、アルセウスのHP280を押し付けて、1ターン耐える動きをするケースがあります。

ミライドン対面の場合→相手のライチュウVをクロススイッチャーで呼び、
アルセウスのトリニティノヴァ200で倒し、280の耐久を押し付けるケース

ルギア対面の場合→相手のネオラントVをクロススイッチャーで呼び、
アルセウスのトリニティノヴァ200で倒し、280の耐久を押し付けるケース

などのアタッカーとしての側面+耐える動きを通しやすいのも強みです。(もちろん2匹目のライチュウVや、アヤシシVでアルセウスが倒される場合もありますが、あくまで耐えた場合の話です)

・エネルギー加速ができる点
あまり使う機会は少ないですが、アルセウスVのトリニティノヴァでネオラントVにエネルギーを加速し、パオジアンexのヘイルブレードの火力を上げる方法もあります。
盤面に1エネ付きパオジアンを2面作り、アルセに3エネ、ネオラントに3エネ付いた盤面が完成すれば、セグレイブが倒されても、高火力が出せる盤面になるのも、とても強いポイントです。

セグレイブが盤面に1匹しか用意できなかった場合
アルセでエネを加速し、セグレイブが倒されても、
エネルギーを供給しきっている為、高い火力が出せる

・特性を持たないアタッカー
一応アローラロコンの対策が出来ます。(パワーエッジ130で2パンできる)
頭の片隅においておくと便利かもしれません。

・ビーダルが不採用の理由
そもそも現環境流行っているギラティナVSTARに対して、
ビーダルを1匹だけの盤面だと、
ロストマイン+雪道+手札干渉
を通されてしまうと、せっかく立てたビーダルも倒され、
復帰困難になる可能性が高いです。

もちろんビーダル2匹盤面に出すプランもありますが、現実的ではありません。そもそもベンチが狭く、2-2しか採用しておらず、サイド落ちなども考慮すると、せいぜい1匹が限界だと踏んでいます。

手札干渉に弱い点とその対策

ビーダルを採用してないと、手札干渉に弱いイメージがあると思います。

ただ、手札干渉をされたとしても、復帰しやすくなるロジックがいくつかありますので、そちらを解説していきます。

盤面にエネを温存しながら殴るターンを作る
先ほどのアルセウスの解説でも話しましたが、手札干渉されながらバトル場のポケモンが倒されても、盤面にエネがたくさん付いている状況が作り出すことがコツです。

相手のデッキによって、干渉を打たれた時に受けの広いエネの残し方、盤面の作り方をすることで、ビーダルが無くても分の良い勝負ができると踏んでいるので、ビーダルは不採用にする流れになりました。

上記の事をしっかり達成していくことによって、不利なロストギラティナ対面にも勝てるシチュエーションになると思います。

5エネ300ダメージを出し、ギラティナVSTARをワンパンした後の盤面
もしこの盤面で手札干渉されながらバトル場のパオジアンが
倒されたとしても、ベンチに5エネ付いている為、2匹目のギラティナVSTARも
倒せるということになる。
また、ボスの指令で2エネ付きのベンチのパオジアンが倒されたとしても、
ボスを使う=手札干渉が飛んでこない為、手札のスーエネ回収を使うことにより、
2匹目のギラティナをワンパンすることが可能

上記の盤面の場合、雪ツツジされながらロストマインでサイド1のポケモンを押し付けられるシーンに対しての回答が無いです。
やはりロストギラティナには不利ですが、ギラティナをワンパンし続けるポテンシャルは秘めています。

ただし、上記の盤面で雪道+ツツジをされながらロストマインをされても、スーエネ回収1枚さえ引ければ

スーエネ回収を使い
バトル場のパオジアンに2エネ、ゲッコウガに2エネ貼ることに
よって、バトル場のパオジアンを逃がして、ゲッコウガでげっこうしゅりけんを打ち、サイド2枚取りが狙える。

ロストマインをする=小物が複数体並んでいる為、ベンチにいるキュワワーとバトル場のヤミラミをげっこうしゅりけんで倒して2枚取りで勝ちになるシチュエーションになるので、ビーダルが無くとも、解決札一枚で勝ちになるケースもそう少なくありません。

また山札を見ても回答札になるカードが多く、、、

干渉後の山札のラインナップ



カイ  →  スーエネ回収持ってきて勝ち
スーエネ回収  →  そもそも引いてこれれば勝ち
セイボリー  →  スーエネ回収を引いてこれるかもしれないカード
ポケストップ  →  同じくスーエネ回収を引いてこれるかもしれないカード
ツツジ  →  スーエネ回収を引く確率が上がる+相手への妨害
シロナの覇気  →  スーエネ回収を引く可能性高い

と山札16枚のうちの当たり札はなんと8枚もあり、
序盤のわななく、かくしふだ、ポケストップ、カイ、シロナの覇気、スターバース...etc による山札圧縮のおかげで
手札干渉後にもとても強い引きができるのも、そうおかしい話ではありません。

もちろん、みなさん経験があると思いますが、

干渉打ったのに、ボス引かれて負けた

とか

雪道ツツジ打ったのに、スタジアム引かれて、ミュウに負けた

なんて出来ことは日常茶飯事に起きていると思いますが、

パオジアンデッキは
序盤の山札圧縮能力がとても高く、手札干渉されても、
盤面さえ整えば、あとは干渉後の引きのみで、勝ちに直結する
場合も少なくありません。

各対面の方針

サーナイト対面

Win% 50~55
微有利〜有利対面だと思います。
上記でも触れていますが、セイボリー+キャンコロスイッチャーを決めることにより、ミラステ後の盤面を削りやすく、試合を有利に持っていきやすいです。

ミラージュステップをした後にセイボリー+キャンセルコロン+クロススイッチャー+げっこうしゅりけんを打つことにより、ラルトスラインを3or4ライン削る事ができ、サーナイト側の復帰が難しく、やはり有利と言えるでしょう。

試合中盤〜後半は、パオジアンで攻撃するとエネルギーのコスパが悪い為、アルセウスのトリニティノヴァで盤面のエネを温存しつつ殴りに行きます。ラルトスラインが乏しくなったサーナイト側はHP280のアルセウスをワンパンするのが非常に困難です。

またアルセウスで殴る事により、エネルギーを盤面に温存しやすく、2回目のクロススイッチャーを打つことに成功すれば、盤面に溜まったエネを吐いて、サーナイトexを倒す事ができ、そのまま勝ちに直結します。

こういった※小物に対してアルセウスで安定して攻撃していけるのも、やはり「アルセウス型」の魅力の一つと言えます。

※小物とは….  HPが低いポケモン
サーナイトデッキに入っているラルトス、キルリアやしっぽミュウの事を指す。

ロストギラティナ対面


Win%40~45
不利〜微不利です。
やはり雪道により、わななく隠し札、スターバース、ルミナスサインが使えなくなってしまうのが致命的です。

ですが、こちらの回答札はポケストップ4枚、ロストスイーパー1枚
そこに加えて、カイが4枚入っているため、ロストスイーパーを経由してサーチしてこれますので、回答札としては多いです。
毎ターン、雪道を剥がしていければ、パオジアン側の勝ちが段々見えてきます。

またWCS直後のロストギラティナは、雪道4投のリストが主流で、パオジアンにとって、向かい風になる要素だったのですが、
ジラーチの登場+ギラティナ自体の構築が変わりつつある現在、
雪道はせいぜい2~3枚のリストが増えてきた為、パオジアンにとって少し有利な状況です。
また、ロストギラティナ側にマナフィが入っていない場合、相手は小物を出しづらく、(キュワワーやヤミラミを複数出しにくい)
仮にマナフィが出てきたとしても、キャンコロスイッチャーを決めれれば、こちらはゲッコウガ(サイド1のポケモン)を押し付ける展開になるので、ギラティナ側は少し面倒なことになります。

また上記でも記載しましたが、盤面にエネルギーを1枚でも温存できれば、スーエネ回収1枚引いてギラティナをワンパンでき、そのまま勝ちになる場合もあります。

ツツジ後にパオジアンがギラティナに倒された後の盤面
盤面に1エネ残っている状況
スーエネ回収を一枚でも引ければ、ギラティナVSTARをワンパンして
勝ちとなる。

ヤミラミなどでサイドをずらしながら手札干渉+雪道を押し付けてくるシチュエーションもありますが、小物を出すと、げっこうしゅりけんにて、サイドを2枚取りされて負けてしまうケースがあり、そこの天秤が非常に難しいです。もちろん、マナフィを出せば後半は防げる可能性は高い。
(後半の手札干渉後にキャンコロスイッチャーが揃うのはほぼほぼ不可能に近い)
ですが、現在流行っているロストギラティナはマナフィの入っていないリストが多いのが現状なので、少しパオジアン側に傾いているな、といった印象です。

リザードン対面

Win% 50~55
微有利~有利対面です。
リザードン側は、序盤のパオジアンをワンパンする方法がほぼ0に等しいです。そのため、パオジアン側が少し遅れてもさほど問題ない対面だと思っております。
加えて、こちらのキャンコロシュリケンや、セイボリーでリザードン側の盤面を削れる点、パオジアンのワンパン火力、など有利な要素しかなく、2-2-2のサイドプランを通しやすいです。

最近流行りの『リファイン型リザードン』に対しても、キャンコロスイッチャーが成功すれば、相手のキルリアラインを2体同時に倒せ、なおかつこちらは、ゲッコウガ(サイド1のポケモン)を押し付ける事ができるので、どんな型のリザードンが対面したとしても、有利だと思います。

やるべき事としては、
相手の置きドロソ要因を潰す事
です。
置きドロソ要因とは、リザードンでいうところの
「ピジョットex」や「キルリア(リファイン)」です。
基本的にどんなデッキ相手の時も、手札干渉をされない様に、相手の盤面を制圧していく事
が勝利のカギとなってきます。
相手の盤面を制圧する行為として、セイボリーやげっこうしゅりけんなどがあります。

ピジョットexはクロススイッチャーで呼び出して、ヘイルブレードで倒す。
キルリアはキャンコロスイッチャーげっこうしゅりけんを決めて、相手に「ナンジャモを打たせる要求を上げる事」が大事です。
基本的にリザードン側はバトル場のリザードンとベンチにヒトカゲを用意してプレイするはずなので、アタッカーは無限に湧いてきます。
(もちろん、相手の場にアタッカーが1匹しか居なかった場合は、アタッカーを倒していきます。相手の攻撃するターンを1ターン遅らせる事の方が大事です。)

ピジョットやキルリアを倒す事で、リザードン側は手札干渉がしずらくなり、パオジアン側は手札干渉されずに、2-2-2プランを通しやすくなる訳です。

そして、気をつけるポイントとしては、後手1ターン目にネオラントを絶対に展開しないことです。

後手1にネオラントを展開してしまうと、ネオラントをボスで狙われ、リザードン側が2-2-2を通しやすくなってしまう為、非常に危険です。
こちらの序盤の展開札(バトルVIPパスなど)が手札に無い場合はネオラントを展開せざるおえないので、仕方ないですが、
変に上振れを狙って、ネオラントを展開するのは絶対にやめた方が良いです。

もちろん後手1にネオラントをどうしても展開しないと、セビエやゲッコウガ、パオジアンを展開できないケースもあると思います。

そういった場合は後手2キャンコロシュリケンを打つのは大前提で、サイド1のポケモンを挟むことが非常に大切です。

もちろん先行2ターン目や、試合中盤終盤以降はバーニングダークの火力も上がっていて、どうせパオジアンがワンパンされる状況下では、ネオラントを出してもまったく問題ありません。
後手1ネオラントだけはあまり出したくないです。

パオジアン対面

Win% 先行 55~60
後攻 35~45
先攻の場合は相手のセビエを2匹をシュリケンで倒して、テンポをとりつつ勝てるかと思います。
問題は後手になった場合です。
後手になってしまった場合、極端に勝率が落ちます。
後手になってしまった場合のプレイングを解説していきます。

・セビエは3体展開する

シュリケンでセビエが2匹やられてしまう展開になりがちです。セビエを狩り尽くされると、勝ちの目が無くなるので、後手1は是が非でもセビエを3匹展開したいです。

もともと、というか世間一般的にはマナフィとセビエを同時に展開する

のが主流でしたが、
キャンコロスイッチャーでマナフィとセビエを倒されると元も子も無い為、そもそもマナフィの展開を諦めて、セビエを3匹置くのが我々のプレイングの主流となりました。

その為、デッキからもマナフィは早い段階で除外し、マナフィが無いレシピが理想だと思います。

そもそもキャンコロスイッチャーが標準搭載されているパオジアンに対して、小物複数体+マナフィを展開しても無駄足になるのは、誰が見ても明白です。

・げっこうしゅりけんで相手のセグレイブラインにダメージを与える

こちらはセビエを2体倒されて、なおかつ相手のバトル場にはゲッコウガがいるので、こちらもサイド1のポケモンで殴り合わなければなりません。

そもそも最近の入賞しているパオジアンのリストを見るとマナフィが入ってないリストが割と主流になりつつありますので、こちらのシュリケンは通る前提で話します。

げっこうシュリケンで相手のセグレイブに90ダメージ、セビエを倒す事により、次のターン相手が3匹目のセビエを展開してきたとしても、こちらは2回目のげっこうしゅりけんを打ち、相手のセグレイブラインを完全に撲滅する事が出来ます。

後手1の理想盤面


後手側の盤面
シュリケンでセビエが2体倒される
後手側の盤面
なんとかセグレイブに進化させる事に成功
ここで大事なのが、ゲッコウガに4エネ付けてシュリケンを撃つ事。
これにより、次のターン後手側のセグレイブが倒されたとしても、ゲッコウガに2エネ付いている為、再びげっこうしゅりけんを使う事ができる。
(手張りのみでシュリケンが打てる為。)
先行側の3ターン目
上記で説明した通り、
セグレイブに90ダメージ乗っている為、
次のセビエを展開したとしても、シュリケンで取られてしまう。


もし仮にゲッコウガを倒されたとしても、すごいつりざおで復帰する事も可能なので、2回連続でげっこうしゅりけんを打ちにいく事を目標にゲームプランを組み立てていきます。

もちろん都合よくすごいつりざおを持って来れないケースもありますが、スターバースで確定して持ってこれる展開、カイでつりざおを持ってきて、ネストボールで2匹目のゲッコウガを展開するケースもあり、逆にしゅりけんを2回打つプランを通さないと、勝ちが遠いです。

このように、相手のセグレイブラインを徹底的に狙い、ゲッコウガで攻撃する事を意識すれば、後手からでも捲る可能性は十分にあります。

また、後手側のプレイヤーが後攻2ターン目にセイボリーを使う事ができた場合、相手はビーダルラインorパオジアンをトラッシュせざる負えない状況になります。(セイボリーでセグレイブラインをトラッシュするとエネルギーが供給出来ない為)
こうなると、ビーダルラインが居ないため、ドローが安定せず、後手側が後半にツツジを打てれば、ワンチャン勝てるシチュエーションまでいける、といった内容です。

パルキア型パオジアンと対面した場合
正直パルキア型のパオジアンと対面した場合、アルセウス型は不利なマッチです。

もちろんパルキア型と対面した場合でも、
先攻側がもちろん有利ですが、パルキアの280の耐久、スターポータルによるエネ加速がある為、セビエラインを失っても戦い続ける事が可能です。

正直、アルセ型が後攻になった時点でほぼほぼ負け濃厚のマッチになると思います。

一応セイボリーなどで、相手の盤面に圧をかけつつ、シュリケンでセビエラインを倒しに行くプランか、2-2-2の最速でサイドを取りきるプランしか勝ち筋がありません。

ここまで、もし仮に『後攻』になってしまった場合のプレイングについてまとめましたが、
相手のパオジアンにマナフィが入っていたり、パルキアが入ってるだけで、上記で明記した盤面の話や、プレイングの話は全て覆り、後手側のプレイヤーが負けることがほとんどです。
そもそも『ミラーマッチの後攻』は半ば諦めています。

現状のシティリーグの環境などを、鑑みるに
パオジアンデッキはかなり流行しており
『ミラーマッチの後攻は切る』方針でいいと思ってますし、ミラーマッチは『避けて通れない事故』です。

じゃあ、『絶対に勝てないのか?』と言われたらそういう訳でも無く、後手はサポート「カイ」が使えるので、盤面をしっかり展開しやすく、逆に先手はVIPパスを自引きしなければならないので、ボードを並べられないと、先手後手がひっくり返ります。

そこも加味して『パオジアンデッキ』です。

相手のセグレイブラインをげっこうしゅりけんで徹底的にダメージを与えていき、こちらはセイボリー、ツツジなどの妨害が刺されば、『後手』でも捲れるチャンスは全然あります。

ルギア対面

Win% 40~50
先攻 45~52
後攻 40~45
微不利から五分だと思っています。

実は先行有利という認識が一か月前まではありましたが、
仮にパオジアン側が先行だったとしても、パオジアン側が若干不利になる場合があります。

基本的に相手がカビゴンスタートorカビゴンをジェットエネでバトル場にすると、パオジアン側はサイド1のポケモンを相手にしなければならない展開になりがちです。

そうなってしまった場合はパオジアン側が少し苦しいです。

逆にルギア側が後手で、バトル場ルギアで番を返してくれた場合は、パオジアン側が有利となります。

ルギア側はカビゴン(サイド1のポケモン)でパオジアンやアルセウスを2パンできるので、後手に回ってしまった場合でも、捲れる手段があるのですが、
パオジアン側はサイド1のポケモンを挟むフェーズがほとんど存在しません。
仮にゲッコウガのシュリケンを2回使って、相手のアーケオスを2匹同時に倒す戦法もありますが、ルギア側は崩れたスタジアムで90乗ったアーケオスをトラッシュし、ケアすることが可能ですので、、基本的にゲッコウガを使うのは悪手です。そもそもゲッコウガで殴っている時点で、つりざおが要求されるので、2回殴る要求が少し高いです。

一応ルギア対面でやるべきことを記載します。

・初手は非エクをバトル場にして、番を返した方が良い
先攻の場合はパオジアンをバトル場にしても、倒されることは無いですが、
後手の場合→パオジアンをバトル場にして番を返すと、ストームダイブ220ダメージでパオジアンがワンパンされてしまう為、2-2-2というサイドプランを取られてしまい、非常に苦しいです。

後手になった際は、セビエを2匹並べ、セビエを前にして番を返した方が良いです。(相手にサイド1を取らせる。)
ルギアの先攻2ターン目は、バーネットor博士orナンジャモを使って手札を整えたり、トラッシュにアーケオスを落とす作業が必要なので、基本的に先2にボスが飛んでくることはそうそう無いと思ってます。

セビエを取らせるターンを作らせることによって、サイドプラン1-2-2-2を押し付けることが出来ます。

・アルセウスで耐えるターンを作る。
対ルギアはだいたい、ネオラントが場に出ているケースも少なくない為、
アルセウスでネオラントを倒し、アルセウスの280の耐久を押し付けて、耐えるターンを作ります。

こうすることによって、パオジアンを消費することなく、サイド2を取り進めることができます。

ミライドン対面

Win% 40~45

不利対面です。
ミライドン側は後手1から中打点で技を使ってくるので、基本的にボードを削られて、テンポを取られてしまいます。また、雪道やジャッジマンなどと同時に使われてしまうのが、かなり不利な要素です。

一応こちらの回答札はポケストップ4枚、ロストスイーパー1枚入っていますが、序盤のジャッジマンが相当苦しく、ロスギラと違って、手札干渉+雪道の合わせ技が序盤から飛んでくる為、パオジアン側にとっては最悪な状況になります。

やるべきこととプレイングについて記載します。

・序盤はフルベンチにしない
序盤にベンチを5体並べてしまうと、「ライコウV」のライトニングロンドで220ダメージ出てしまう為、パオジアンexがワンパンされてしまいます。

ライトニングロンドは2エネで使えるワザで、パオジアン側がフルベンチにしてしまうと、エレキジェネレーター1ヒット+手張りのみで、後手1からパオジアンを倒されてしまうので、絶対にフルベンチにしない方が良いです。

・アルセウスで耐えるターンを作る
基本的にミライドンの盤面にはライチュウVやライコウVなどの「HP200」の
ポケモンが並んでいることが多く、アルセウスでHP200のポケモンを倒しながら、アルセで耐えるターンを作ることが出来ます。

これはルギア対面でも、書いたことと同じで、いかにアルセウスで耐えて、相手に無駄な攻撃をさせるか
というのが不利対面のプレイングのひとつとなっています。

ミュウ対面


Win% 35~40

不利対面です。
現環境で一番当たりたくないマッチかもしれません。
フュージョン型のミュウと雪道型のミュウでかなり勝率が変わってきます。

基本的にミライドン対面と一緒で、序盤から雪道+ジャッジマンが飛んでくる危険性があり、さらにサイド3-2-3を通されると不利になりやすいです。

また、パオジアン側がサイド1になってしまうターンが非常に危険で、
サイド1になってしまう=ナンジャモで手札が1枚になってしまうので、
スーエネ回収をたとえ引いたとしても、手札が足りなくなってスーパーエネルギー回収が使えず、負けてしまうケースがあるので、サイド1のタイミングを絶対に作りたくないです。

これはどの対面でも一緒で、サイド1にすると、ナンジャモの後の手札が渋くなりやすく、いかにサイド1にしないか、がパオジアンデッキを使う上でのコツとなります。

ミュウ側はサイコジャンプなどでサイドをずらしてくるタイミングがあるので、要注意です。

フュージョンミュウの時のプレイングとして
序盤にメロエッタが盤面に出てきた場合は、げっこうしゅりけんで
メロエッタに90ダメージ、ミュウVMAXに90ダメージ
を与えてサイド1を取りたいです。
こちらもサイド1のポケモンをおしつけるシチュエーションになるので、2-2-2を嫌ってサイドを積極的にずらしていきたいです。

サイドプランは1-3-2になるか1-2-3になるのが理想です。

メロエッタが盤面に出てこない場合、
相手は3-2-3を押し付ける展開になります。

バトル場にパオジアンやアルセウスを押し付ける展開になれば相手はそれをミュウVMAXで倒してくる可能性もあるので、
3-3取って勝てる場合もあります。
ですが、サイコジャンプなどでサイドをずらして、相手は是が非でも3-2-3のプランを押し付けてくると思うので、

こちらは盤面にしっかりエネルギーを貼り、盤石にしておけば
勝てない対面ではないと思っています。

アルセで攻撃できれば
盤面のエネを温存して
なおかつ次のターン、パオジアンが
ミュウVMAXをワンパンできる準備をしたい

上の盤面は他の話と同様、盤面にたくさんのエネルギーを温存することによって、干渉されても勝てるケアをする話と同じです。

パオジアン側が先攻だった場合、相手のバトル場のミュウVかゲノセクトVを先攻2ターン目に倒して、サイド2を取るシチュエーションになることが多いため、
試合中盤は、アルセの高耐久を押し付けながら、クロススイッチャーでサイドを2-2という風に取っていければ完璧です。
そのまま2-2-3とサイドを取り進めて勝てる流れにしていけそうです。

上の画像のように、盤面にたくさんエネルギーがついていれば、なお完璧です。

パオジアンは雪道+手札干渉してくる相手にいかに、このような「詰み盤面」を作るかが、勝負のカギとなってきます。

おわりに


ここまで読んでくれた皆さんありがとうございました。

また、調整してくれたチームぞうさんメンバー及び関係者の方々、調整に付き合って頂き本当にありがとうございます。

調整に付き合ってくれたメンバー
及び使用者
本当にありがとうございました!

いば

ほうほう
今回とほぼ同じパオジアンを使用
福ちゃんTOP8

R
シティリーグTOP8


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