セーラー服のこだわり
ごきげんよう!
お絵描きVTuberのかとりーなです!
突然ですが皆様、セーラー服はお好きですか?
今では学校の制服としてよく見るものですが、元はと言えば水兵のお洋服でしたね。
あの襟の部分を持ち上げて後頭部を覆うようにすると、船上でも声が聞こえやすいという説もあったようです。
実際はそんな例は無かったとされますが…。
みんなで襟立てて会話してるシーンを想像すると、ちょっとシュールですね。
今回はそんな「制服のセーラー服」のお話です。
というか、完全に私のこだわりです。
2次元で見かけるセーラー服
漫画やアニメでセーラー服を見かけないことはほぼ無いかもしれません。
いやごめん、主語がでかかったなこれは。
登場人物が学生の場合、まあ大体は制服を着用しているかと思うのですが、女性キャラが着ている制服としてセーラー服が描かれることって結構ありますよね。
現実世界ではなかなかお目にかかることのないくらい、派手で可愛い色合いのセーラー服が登場することも多いですし、襟の部分に入っているラインがとても特徴的なものもあると思います。
タイではなく、りぼんを結んでいたり…。
そう、めちゃくちゃパターンがあります。
よくある実際のセーラー服
2次元のセーラー服も可愛いのですが、私がお仕事で描かせていただく際に描いている方は、どちらかというとこちらです。
お腹周り、どちらかと言うと筒状なんですよ。
比較するとこうです。
布が柔らかそうな(=体のラインに沿っている)2次元でよく見るセーラー服と、
すとんとした(=胸の高さから布が落ちる)3次元でよく見るセーラー服。
どちらも個人的には好きです。
お仕事で描かせていただく際に悩むこと
さて、私はサルベド漫画さんにて漫画動画の作画をさせていただいているのですが、登場人物が学生であることが多いです。
キャラクターデザインに関しては完全にお任せいただいているので、毎回こちらでシナリオをいただいた後にイメージしてデザインするのですが、中にはセーラー服を描くこともあります。
あくまでも私の場合になりますが、どうしてもバストアップで映るシーンが結構あります。
その時に何が起きるかというと、キャラクターが太って見えてしまうんです。
先ほどの比較画像で試すと、こんな感じ。
…ね?
どうしてもすとんと布が落ちている部分で切れてしまうと、う〜〜〜〜〜ん…となるわけです。
左の方がシュッとしてる。
なのでそんな時は、もうこうします。
結局スカートのウエストが来る位置は変わらない=細いので、そこさえ映してしまえばやや緩和されます。
「いや、左ので描けば良い話じゃん」
と思った方へ。
全くもってその通りです。
結局どっちも良いんだけどさ
どっちが悪いとかは無いです。
体のラインが出やすい2次元のセーラー服も可愛いし、お腹周りの布は余裕があるのにウエストがちゃんとキュッとしている3次元のセーラー服も可愛い。
そう、あえて出すことによって「ウエストがちゃんとキュッとしている」というのが分かるんですよ…オデ、ココ、スキ…。
全体的に体のラインに沿ったのも良いですが、ゆるっとしたところからキュッとしたのが出てると…なお良い…。
ということで今日も私は、セーラー服を描く時3次元スタイルでお届けしております。
まあ必ずしも現実的な絵が素晴らしいというわけではもちろん無くて、「2次元だからこその構造」というのも人気なのは確かです。
あくまでも私は、「ゆるっとしたところからキュッとしたのが出てるのが好き」というだけのお話でした!
あの差が…たまらんのよな…。