【今週の注目レース】 10/27(日)天皇賞(秋)【GⅠ】の勝馬予想!
いくつもの名勝負の舞台となった秋の中距離王者決定戦
3歳以上の馬による秋の王道路線の幕開けが、この天皇賞(秋)となる。11月のジャパンカップ、そして12月の有馬記念へと続くGⅠロード、その開幕を飾るこのレースを制して中距離路線の頂点に立つのはどの馬になるのか? 胸高鳴る注目の一戦を前に、過去10年の結果から、好走馬に共通するポイントをピックアップしていこう。
【過去データから予想】
■近走の重賞実績に注目
過去10年の出走馬について、過去2走においてGⅠを除く直近で出走していた芝重賞での着順別に成績を調べると、該当馬が10頭以上いた着順の中では「過去2走ともGⅠ」組が3着内率40.9%でトップとなっている。GⅠを除く芝重賞に出走していた馬の中では、「1着」「2着」「3着」「5着」の好走率が上位となっている。近2走が共にGⅠだった馬や、GⅠ以外の芝重賞で上位に入っていた馬には、高い評価を与えた方がよいだろう。
■直近のGⅠ・GⅡでの単勝人気は要チェック
過去10年の出走馬について、過去3走において直近で出走していた芝のGⅠ・GⅡでの単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組の好走率が最も高くなっている。連対率・3着内率でそれに続くのは「2番人気」組で、直近のGⅠ・GⅡといった格の高いレースで、上位人気に支持されていた馬の軽視は禁物だろう。
■9月以降に出走していなかった馬も侮れない
過去10年の前走別成績を調べると、連対数では「宝塚記念」組が6頭、「札幌記念」組が3頭、「安田記念」組が1頭と、連対馬延べ20頭のうち半数の10頭は前走が8月以前のレースだった。なお、前記3レースからの出走馬を合計すると延べ45頭、主要な前哨戦に位置付けられている「毎日王冠」組の延べ55頭よりも出走馬が少ないにも関わらず、連対馬の数は多くなっている。
■13番より外の馬番は苦戦傾向
過去10年の馬番別成績を調べると、「1から4番」が4勝、「5から8番」が4勝で、優勝馬10頭のうち8頭は、8番より内の馬番だった。残る2頭も「9から12番」で、「13から18番」は優勝がなく、2着も1回しかない。また、8頭が連対している「1から4番」に3着がない点も気になるところ。フォーメーションを組む際には、参考になりそうなデータだ。
■過去3走以内に1番人気で連対していた馬に注目
2013年以降の過去6年の優勝馬について近走の成績を調べると、6頭中4頭には「1番人気で1着」になった経験があり、残る2頭は「1番人気で2着」になった経験を有していた。近走で「1番人気」に支持され、そこで連対していた馬は大いに注目したい。
【勝馬予想】
予想①アーモンドアイ
予想②サートゥルナーリア
予想③ワグネリアン
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