福島牝馬ステークス・出走馬情報

デンコウアンジュ
牝7歳
調教師：荒川義之（栗東）
父：メイショウサムソン
母：デンコウラッキー
母の父：マリエンバード
ここに注目！
昨年の本レース優勝馬で、ここは連覇を狙っての登場となる。以前は馬場状態や展開に注文がつくタイプだったが、最近は流れに左右されることなく最後の直線で確実に末脚を伸ばしており、安定感がアップしている。通算4度目の重賞制覇に向けて、視界は明るい。

フェアリーポルカ
牝4歳
調教師：西村真幸（栗東）
父：ルーラーシップ
母：フェアリーダンス
母の父：アグネスタキオン
ここに注目！
前走の中山牝馬Sで待望の重賞タイトルを手中に収め、勢いに乗っている一頭だ。過去には紫苑S2着など、芝2000メートルでの好走実績もあるが、ベストは2戦2勝の芝1800メートルだろう。ここは重賞連勝のチャンスだ。

エスポワール
牝4歳
調教師：角居勝彦（栗東）
父：オルフェーヴル
母：スカーレット
母の父：シンボリクリスエス
ここに注目！
これまで9戦4勝、2着2回、3着2回、4着以下に敗れたのは昨年の秋華賞（9着）だけで、3着内率は実に90パーセントに近いものがある。半兄に2017年の日本ダービー3着馬アドミラブル（父ディープインパクト）がいる良血馬で、ここも楽しみが大きい。

リュヌルージュ
牝5歳
調教師：斉藤崇史（栗東）
父：モンテロッソ
母：ムーンハウリング
母の父：メジロマックイーン
ここに注目！
前走の中山牝馬Sは14番人気での出走だったが、積極的に逃げ馬を追走し、直線でも粘り強い末脚を発揮して2着に好走。50キログラムの軽ハンデが向いた面はあったかもしれないが、地力強化も明らかな内容だった。器用さを生かせる福島コースなら、連続好走も可能だろう。

フィリアプーラ
牝4歳
調教師：菊沢隆徳（美浦）
父：ハービンジャー
母：プリンセスカメリア
母の父：サンデーサイレンス
ここに注目！
3歳時の昨年はフェアリーS制覇のほか、紫苑S5着、ターコイズS4着の実績を残した。末脚勝負型だけに展開の助けは欲しい印象だが、良馬場なら小回りコースでも一気に差し切る脚力を備えている。不良馬場だった前走の中山牝馬S（10着）を度外視して注目したい。

レッドアネモス
牝4歳
調教師：友道康夫（栗東）
父：ヴィクトワールピサ
母：マチカネハヤテ
母の父：サクラバクシンオー
ここに注目！
約5か月の休養明けだった前走の中山牝馬Sは6着。次につながる内容を見せており、今回は前進が期待される。前走は後方からの競馬になったが、本来はスタートセンスが良い馬。前々で流れに乗る得意の形に持ち込むことができれば、重賞でも好勝負が可能だ。

ダノングレース
牝5歳
調教師：国枝栄（美浦）
父：ディープインパクト
母：チェリーコレクト
母の父：Oratorio
ここに注目！
昨年の本レースでは、後方追走から持続力満点の脚を繰り出してデンコウアンジュの3着に入った。ここ数戦は案外の結果が続いているが、今回は立て直されての登場。2戦1勝、3着1回の成績を残す福島・芝コースで、本領発揮が期待される。

カリビアンゴールド
牝6歳
調教師：鮫島一歩（栗東）
父：ステイゴールド
母：サバナパディーダ
母の父：Cape Cross
ここに注目！
昨年の夏にはクイーンSで3着に好走。また、3歳秋には紫苑Sで2着に入った実力馬だ。前走の中山牝馬Sは馬場コンディション（不良）を気にして15着と大敗を喫したが、稍重ぐらいまでならこなせる馬。豊富なキャリアと力強い末脚は無視できない。

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