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~沼れ~ VEJが運営するショップ&スペース『文化沼』って?(後編)

VEJ甲府のディレクター柊子です。

早くも2025年が始まって1ヶ月が経っていました。
「新年だ~」と気持ち浮ついていたらあっという間にもう2月。
年々日々が早く過ぎ去るのはなんででしょうか?
小学生の頃の「あ~あ、早く大人になりたいな~」と思って鉛筆を鼻と口の間に挟んでボーっと授業をきいていた頃の、時の遅さを今感じたいです。(みんなそうでしょ?)

さて、前回文化沼の立ち上げについてつらつらと語ってみましたが、後編では立ち上げから一年半を振り返り今思う事を、なるべく簡潔にたまには真面目にまとめてみようと思います。

【前編はこちら👇】


自分たちや周りの思いをカタチにした結果

文化沼では立ち上げから一年半の間で展示やイベントなどの企画を頻度高く多数行ってきました。

アーティスト展示、ライブ企画、トークイベント、マーケットイベント、ナイトイベント、ポップアップイベントなどなど。

一つ一つ大切な企画なので紹介しきれないので、サイトにてチェックしてください~

果たして、自分でも

「どうしてこんなにも企画を打ち出し続けていけてるのだろうか(白目)」

とたまに思うのですが、その度に思うのは、私たちにとって文化沼は、会社の利益確保を目指して運営していないからだ、ということに勝手に落ち着いてます。(社長ごめん)

目先の利益という観点はなく、種まき的な会社のPR活動に似たものを兼ねての意味を持って立ち上げた場所ですが、それを超えて自分たちがやりたいと思ったことと、社内外関係なく意識や想いに共鳴できるやりたいことがある人の表現の場として成り立っていました。

つまり、クライアントワークとは違う視点でいるからこそ、自分たちのペースで続けられるということ。


また、私はあまり店舗に立ててないですが、たまに店舗に行ってお客さんと話すと、この場所をきっかけに
・今日まで知らなかった誰かと仲良くなった
・新たに知ったことがより好きになった
・甲府のまちをよく歩くようになった
という感想をもらいます。

ほほ~と自然にでるその感想に感無量しながら、私はその度に胸がきゅっとなります。
うれしいうれしいの「きゅっ」
多く売り上げること以上にこの場所を通して、人に何か付加価値が提供出来た瞬間の言葉の数々は、何よりもうれしく思います。

また、文化沼のさらにすごいところ(自慢したいこと)は世代を超えて、まさに老若男女問わず、興味を持った方が日々訪れてくれてこと。
家族でくるからお子さまもだし、2~60代の友達同士、カップルでも、もちろん一人でも。
全く違うカルチャーで育った他世代同士が仲良くなって、そのまま飲みに行くなどはよくある光景。

そして地方のお客様だけでなく、観光の方もくるので、山梨だけに限りません。都内からも情報をキャッチして来店してくれています。

特化しすぎない、外見のオシャレさだけを売りにしない(逆にできない?笑)からこそ、誰にでも染まれるようです。


恐らくそんなすごいところ(自慢したいこと)を自分たちの原動力としていて、この場所が続けられていることを実感しました。

文化沼が甲府のまちで人が集まる拠点となったり、物事を考える場所となったり、実際に観て触れて新たな感覚が湧くきっかけとなったりと、人々の「なんかいいな」に繋がった瞬間を大事にしたいんだ、と改めて思いました。

立ち上げきっかけは「文化の起点を蘇らせたい」でしたが、今思うのは、
私たちの企画一つ一つを体感してくれた人の気持ちを文化の起点として、社会が繋がり、それがまた別の人に伝播していくことで文化が成り立つということでした。

だから、ネットの情報ばかりに頼らず(Webの会社やってるけど・・・)どんな表現でも実際に『場』を通して人と一緒に体験することが、私たちにはこれからも必要です。(言い切り!)

『文化に沼れよ』

間違っていなかったこのキャッチコピーを疎かにせず、一緒に表現をしてくれるみんなに敬意をもって、これからも企画を丁寧に表現していきたいなと思います。(かたい!)

まだ沼ってない方、ぜひ待っています。
これまで沼ってくださった方、これからもよろしくどうぞお願いします。


VEJ甲府ディレクター・文化沼店長 柊子



この記事を最後にこちらのnoteは終了します。
読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

今後は、何かカタチを変えてVEJサイト上で発信できればと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。


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