こうやって時間を作る
私たち人間の時間は、想像以上に短い。
年間約52週間なので、仮に80歳まで生きるとすると、4160週間となり、
33歳の私は、残り2444週間。
すでに半分近くまで消費しているということになります。
年齢を重ねると時間の経過は早くなる傾向にありますので、
実際はもっと短く感じることでしょう。
人は、情報の多さで年月の経過を測っていると言われており、
新しい経験が減ると、時間の経過が早く感じるようにできています。
社会人になり、毎日のルーティーンが多くなり慣れてくると、
日々の時間が滑るように早く過ぎていくのです。
そんなあっという間に過ぎていく限りある時間を、
どう使えば有効活用と言えるのか、
そんな問題に立ち向かっていきたいと思います。
〈この記事を読むとこれがわかる!〉
・時間を無駄にしてしまう理由と解決策がわかる
・脳の仕組みからみた目標達成のコツがわかる
・時間の作り出し方がわかる
①現実を認識する
人間の性質として、暇な時間を恐れ、とにかく隙間を埋めたくなるように
インプットされていて、時間が開くと、無駄なことでもなんでもいいから
目の前のできることで埋めようとします。
これは、部屋を広くすると、とにかく隙間を埋めたくなって
物をたくさん買ってしまう心理と似ています。
時間がもったいないから、「何もやらないよりましか」精神で、
目の前の楽しいことに時間を使っていると没頭し、
現実から目を背けている状態です。
このような、本能ともとれる感覚での判断をやめて
本当に必要なことにだけ時間を使えるよう、
自分の行動を書き出してみることをおすすめします。
すると、自分がどれだけ無駄なことに時間を費やしているかに
気が付くことになるでしょう。
先にあなたが本当にやりたいことのために時間を使い、
それが達成できたその後にSNSなどに時間を使うという
優先順位を意識しておくことがとても重要です。
②優先順位を決める
時間を有効に使い、ほしいものを手に入れるためには、
あれもこれも同時進行ではなく、優先順位を決めて、時間差をつけると
結果的に全部手に入ったりします。
優先順位を決める際は、あいまいなまま先延ばしにしてきたことを、
過去や未来に思考を巡らせながら書き出してみてください。
とある書籍によると、25個書き出して、その中の重要だったり
明確に揺るがないものを3〜5個選ぶのが有効だとしています。
選択肢を増やすのではなく、むしろ絞り込み、優先的に時間を投じていく。そして達成したら次の優先順位のものに時間を投じていく。
「色々やろうと思っていたのに、結局何もできてない」を避けたければ
まずその色々を具体的に認識して、時間差で手に入れればOK。
やりたかった色々を全部手に入れるための
心からワクワクする計画を立てましょう!
③時間の価値を上げるスキルを身に着ける
よく「勉強のために仕事の時間を減らそう!」と考える方が
いらっしゃいます。
確かに目の前の時間は物理的に増えるので、解決策のように見えますし
必要な選択のようにも考えられますが、
中長期的に見ると、かなり大きなリスクを伴っていることを
忘れてはいけません。
【考えられるリスク】
・自分の時給を下げることにつながる
・スキルや知識の伸び幅を失う
・短期的な楽を選択する癖がつき、根本解決にならない
これらのリスクを取り続けると
結果的には、長い期間にわたって時間を無駄にする選択に
なりかねません。
ではどうしたらいいのか。
ここから、時間の作り方について解説します。
限られた時間の中で、取り組みたいものがあるとき
時給800円の人は、時間の制限をなくそうと考え
時給5万円の人は
短時間でできるようにするための方法を考えます。
時間がなくてやれない人が、時間があってもやらないことを
知っているからですね。
そしてその工程の中で、あらゆる知識や経験を得て、
スキルを身に着け思考力を高めていきます。
どちらになりたいかで、今取るべき選択を決める必要があります。
たとえば、20万円稼ぐのに、
時給800円の人は250時間を要します。
時給5万円の人はたったの4時間です。
時間給ではこれは成り立ちませんが、
成果給であるフリーランスや経営者は、顕著な差になります。
このように時間とは、何かを削減して作るのではなく
培った知識や技術、経験を使って一定の時間で生み出せる価値を高める
ことで作り出していきます。
そして一定以上の時間やお金、スキル、経験を持った状態になると、
それらを使って、さらに時間やお金、社会的価値を
創り出すことができ、自然と選択肢が増えていきます。
そうすると、湧き出すようにやりたいことが生まれ、
幸福度が爆上がりします。
この好循環を、目先の5年以内くらいの期間で作りたかったら、
今この瞬間から知識や技術、経験を得ることを優先的にして、
緊急度の低いものは後回し、を徹底すると
過去の自分に感謝する5年後が必ずやってきます。
私は独立した7年ほど前の自分に、とても感謝しています。
やりたいことも特技も実績もひとつもなかった超一般人の私ですら、
この好循環を作れたのだから、人類ほとんどの人ができると思っています。
時間に限りあるから、人は効率化や仕組化について考えます。
時間も物も環境も豊かではない状況から成長してきた、
人々の歴史が証明しています。
今回の内容は、私自身や弊社役員含めたスタッフたち、
周りのやりたいことを叶えた方々が必ずやってきている
時間の作り方と使い方についての解説です。
時間を作りたければ実践はおすすめしますし
特に困っていなければ実践しなくても良いのです。
人生は小さな選択の積み重ねです。
あなたは長い人生をどうデザインしていきますか?
今がそのスタートラインです。
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