1週間日記 大人
2024/10/12 (土) 「休みの準備」
はれ
せっかく予定を空けていた3連休だったのに、結局旅先を決めてなくて、ただ棒に振るだけになる。のを避けるために今日は家の掃除と予定を立てることに注力しようと思った。ところでそういえば船に乗ろうと言っていた友人を思い出して、友人の予定を見たらなんと休みとなっている。早速連絡するも返信はない。これは今日は無理だと判断してさっき決めた通り明日明後日の予定を今日考える作戦に出た。
今日明日はピクミンブルームのコミュニティデイである。今日はともかく明日は歩き回りたい。何か歩き回るイベントが欲しい。ということで古市に行くことにした。友人からはその後連絡があり、明後日船に乗ることになった。
2024/10/13 (日) 「知らない街を散歩した」
はれ
予定通り、ではなく遅い起床だったからダラダラと準備をして出かけた。1時間ほど電車に揺られた後にたどり着いたその駅で降りたことがあったか、定かではない。特に混んでないだろうとたかを括って出てきたが、何かの祭りをやっていたらしく駅前からしばらく賑わっていた。
古市の会場に到着しぐるりと回って後にした。足は止めなかった。店主に声をかけられたら何かしら買わなければと思ってしまうからである。どれほどの価値があるものなのかわたしにはわからないが、古そうな食器やボタン、アクセサリー、何かの袋や紙、レコード?、置物などが所狭しと並べてあった。どこで店が区切られているのかもよくわからずただひたすら足を動かした。もはや何を見たのか、何をしにきたのかよくわからない。
会場を出てからもあてもなく歩き回った。地図は意図的に見ないようにした。どこをどう通ったのか全く覚えていないが、ふと目の前に見覚えのある家が出てきた。立ち止まって、考えて、思い当たったのがとあるドラマの主人公が住んでいた家だった。携帯を取り出し「ドラマ名、ロケ地、地名」で検索するとヒットし無事めでたく証明されたのだった。なんとなく周りに人がいないことを確認してこっそり外観の写真を撮った。後から知ったがどうやらドラマで映っていた家の中はセットだったらしい。あの家の中だと思っていたから少しだけがっかりした。
その後も歩き続けて、ここからは目的地を設定したのだが、大きな公園に向かった。公園には池があって、何隻ものボートが浮かんでいた。そのどれもが大抵カップルで、その中で男の子3人組のボートが場違いなスピードでボートの間を縫っていくのを眺めていた。
iPhoneの歩数計を見るとゆうに一万を超えている。これ幸いとばかりに近くの駅に向かい、最寄駅を目指した。こんなに簡単に適当な街で散歩をできるくらい自由になったのだなと思った。
2024/10/14 (月) 「地獄の底に観音様がいた」
はれ
船に乗った。乗船時間は1時間にも満たない小旅行。しかも友人の都合で昼前の出発だった。
天気は良かったもののさすがに10月の船の上は寒くて、早々に薄着できたことを後悔した。船にくっついてくるカモメの数羽が時々間近を飛んでいく。船だなぁと思った。バカな感想だけど海を切った後に浮かぶ白波とか、揺れとか、そういうものよりもわたしはカモメを見て船だなぁと思うのだと気づいた。あとまぁでかい船だからあんまり揺れない。
向こうの港についてからは防波堤をぶらぶらしてフェリーから手を振る人に振り返してそれから寿司屋に入った。昼時を過ぎたからか品切れのものがいくつかあったものの、目玉と思われる地魚5貫盛りは潤沢に用意しているようで退店するまでなくなることはなかった。超高級店ではないがリーズナブルなチェーン店でもないその店のお会計は、普段だったら怯む額になってはいたがそこは旅行価格として存分に使うのである、大人だから。
港から数十分歩いてロープウェイに乗る。切り立った崖から奥に広がる海を見渡して帰ろう、と思いつきで始めたのだが、思ったよりもきつい坂道を登ることになり息切れと登るごとに重くなる足に笑ってしまった。体力が無さすぎる。大人になってしまった。この切り立った崖の理由が書かれていたが読む元気など到底なかった。今気になっているが調べるほどではない。
帰りにお土産を買って帰ろうとなったが産地がどこも全くその土地ではなくてお土産とは?と言う気持ちになった。
2024/10/15 (火) 「母親体験」
はれ
金木犀が咲いた。漂ってくる香りに勝手に顔が綻ぶ。いい季節になった。
なんとか彗星(紫金山アトラス彗星?)が見えるらしい。という話だったがまったく見えない。友人によると双眼鏡やカメラに写すことで見えるらしい。iPhone15でも写せるらしい。技術革新の偉大さよ。
早々に諦めて友人宅へと向かう。赤子と会うのも1ヶ月ぶりで、さぞかし大きくなっているだろうと思っていたが予想よりかは小さいままだった。ぐずったら抱っこしてミルクを上げた。すげー飲む。息できてんのか不安になって外したら泣き出しそうになっていた。ごめんね大丈夫なんだね。泣きそうな時友人、つまり赤子の母が、もっとミルク飲みたいんだと思う、立って揺れろって言ってるんだと思う、と的確に原因を理解していて、ああ母親なのだなぁと思った。
2024/10/16 (水) 「蜂蜜と風呂場」
はれ
親知らずは一年前に抜いたものの、親知らずによってその一個手前の歯、つまり現役の一番奥の歯が虫歯になることはよくあるようで、御多分に洩れずわたしも虫歯になっていた。ので、治療をすることになった。
天井のシミを数えながら大口を開けている時、わたしはいつもクリープハイプの蜂蜜と風呂場を脳内再生してしまう。あれは恋?の歌だが、そこじゃなくて単純に歯医者で大口開けて横たわっているくだりの歌詞を思い出してしまうのだ。
2024/10/17 (木) 「はじまりのはなし」
はれ
すきなアイドルがブログを更新したってだけでとても嬉しいというのに、そのアイドル節が満載でより嬉しくなった。わたしもなんでこれの名前がこれなんだろう、ってよく考えるから、やっぱりわたしのものすごい上位互換だなぁと眺めている。
2024/10/18 (金) 「いっさい気付かず」
はれ
仕事上の記録を全て19日にしていた。全く気付かず終業後にふと気になって確認すると全てが全てそうなっていた。修正作業面倒だな…。