2589日目のキセキ
2024/5/3 Zepp Divercityにて開催されました「2589日目の奇跡」
こちらはVRアイドルえのぐの結成6周年記念のライブということでメンバーやスタッフの皆様方はもちろん、えのぐのファンの皆様方も相当気合いが入っていたんだろうなというのをライブ前後で体感してました
自分はつい最近までは一体VRアイドルとは、「えのぐ」とはなんぞや?というような状態の人間でしたが(食わず嫌いというより興味を向ける手間をとれてなかった)今回は幸運にも引くほどおすすめしてくれるフォロワーさんがいたのでライブ参戦を決意!ここもファンとしての気合いの入り様を体感したとこですね
ペンライト振ったり合いの手入れまくったりするアイドルのライブみたいものが本当に新鮮で、ほぼほぼ予備知識無しの状態でしたがめちゃめちゃに楽しかったです!(「ビリパリッ!!!」だけは覚えとけ!とのことでしたので予習してきました、楽しすぎた)
あのクオリティの歌を歌いながらあのキレのダンスをして28曲も…?!と凄すぎてビビりました……それに個々人のダンスだけでなく三人で合わせて行うパフォーマンスのクオリティの高さのとんでもなさが素人目にも分かるくらいでした。全編通してフォーメーションまでばっちり作り込まれてる人達のライブを初めて見たので自分の中では暫定1位で凄いライブでした
そしてあんずさんのMCがすっっっごい刺さる、上手く言えないですが気持ちがその温度を保ったまま言葉になって届いてきてる感じでえのぐを知らなくても泣けるくらいのMCでした。ファンの皆様はもっと涙腺がやばかったに違いない…
それでMCの中でライブに至るまでにあったことや賭けてきた想いなどを語ってくださってまして、それを聞くと今回の界隈全体での気合いの入り方にも納得というかこんな軌跡を辿ってきてこんな想いで頑張ってたんだ、というのが分かったのが良かったし思わず「頑張れえのぐ…!!」ってなりましたね。
頑張れえのぐ…!!
今回のテーマが「融合、交差、変化」とのこと。バーチャルとリアルの垣根を越えることを目標の一つとしている彼女達にとってこれらは今回のライブに留まらず今後の活動においてのキーワードにもなりそう
そしてしっかりとテーマ通りの要素が各所に散りばめられていて凄い(えのぐ×バンド編成、えのぐみに寄せ書きしてもらった弾幕、今までにないライブでのソロ曲披露など)
このライブからえのぐが気になって少し色々と見てましたが、ライブパフォーマンスからも伝わってくる通りにこの人達は本当に努力の人達なんだということが分かるものばかりでした(日々の活動に向き合う姿勢とかファンに向ける言葉の選び方だとか隅々まで意識が通っていて本当に凄い)
ライブ本編の話に戻りますが音圧が想像より凄まじくてびっくりしたしアイドル×生バンド演奏という組み合わせがあったのか…!とこれも個人的にびっくりでした。が、これがめちゃめちゃ良かったです!えのぐのメンバーだけでなくバンドメンバーまでも一体となりステージの皆でライブを創り上げるからこそのパフォーマンスなのかなって思いました、最高です!
「Defiant Deadman Dance」と「ヴァーチャルバーサーカー」があまりにも楽しすぎるしライブで聴けて良かったです(普段の趣味が透けて見えてしまう)それに「ヴァーチャルバーサーカー」での環さんの歌い方が好きすぎる、環さん歌声の振り幅えぐくないですか…?
後ひなおさんの歌声のロック映えが凄い、「NoReason」のようなジャズ・ポップも良きだし上2曲みたいなゴリゴリのロックも良すぎるのでゆくゆくはロック曲を取り揃えていってえのぐでロックフェスに出てるの見てみたいかも…
でもちゃんと根っこがオタクなので(?)「星は三度瞬く」と新曲の「僕色インフィニティ」も大好きです。この2曲は特にMCを経てから聴くとよりエモさが増してやばいです
もしや「星は三度瞬く」は「三度(みたび)」って読むところがポイントなのでは?とえのぐ初心者ながらに思いまして、というのも「三度」にはもちろん字の通り「三回」というような意味がありますが、実は漢文においては「何度も」という意味で使われることがしばしばあります。
で、何故こんなことを急に言いだしたかといいますと、自分は最初この三度の瞬きというのは三人それぞれの輝きが〜みたいな感じを表現しているものと思ってましたが今回のライブを体験してみて解釈がガラッと変わりました。三度目のDivercityにて周年記念ライブをするにあたっての想いやこれからもまだまだ何度でもライブをしていきたいという熱い気持ちを受け取ったこととサビの「星空は何度でも瞬く」という歌詞と「三度目(さんどめ)の瞬き」という歌詞があること、きっとこのダブルミーニングで織り込まれた言葉だろうしまさに今回のライブにぴったりすぎてグッときました…!(あくまでこういう解釈良くね?というオタクの妄想ですし、もし既出でしたら申し訳ないです)
それとあんずさんプロデュースの新曲「またね、って言うよ」のサビにある「確かじゃない約束を確かにしたいから」という歌詞がありえないくらい好きです。初めてライブで聴いたときに良すぎて言葉を失ったので特に印象に残ってます
これも自分はライブのMCを聞いて知ったことですが、今のえのぐをありのままに歌ってる曲なんだと思って聴くとめちゃめちゃ泣けます…オタクだからこういうのにめっぽう弱い…(泣)
曲の音楽性的にもライブの雰囲気的にも今まで自分が好きだったものとはまるで違った感じでしたが、新しい世界がまた一つ拓けてとっても良い体験になったし「えのぐ」をちゃんと知ることができたのが本当に良かったです。最高のライブをありがとうございました!
もしえのぐを知らぬまま人生の幕を閉じることになってたら…と今思うと恐ろしいですがそんなことにはならなかったので一安心(えらい気合いの入ってた某えのぐみさんには感謝感激雨あられ)
またライブができるかは分からないとはMCでも言われてたけどえのぐの皆様なら絶対にこれからもまた大きな舞台でさらに最高なライブができるはずという確信は自分でも持てたし、えのぐみの皆様方もおんなじ気持ちかそれ以上の信頼を置いてるかと思います。これからもえのぐの皆様それぞれの色を大切にしながら頑張っていってほしいという思いを込めつつ応援してます!