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始動、決意、新時代

──それは突然でした。
 「またね」の約束をしたものの、心のどこかではもう一度ここでは永遠に会えないのかなと何故かそんな風に思えてしまっていました。しかし、またしてもその約束は突然に現実となりました。




「始動」

 始まり高まる期待の中、高らかに響いた。それらの期待を裏切らない活躍をしてくれる未来を予感させるような、希望と呼ぶにふさわしい歌声だった。



『決意』

 その決意は今までを背負い、そして他の誰でもない自分自身の未来を切り開いていく、そんな強い決意だった。真に再始動し、自らを生きる姿は、その歌声は、新しい希望となった。



〔新時代〕

 現れたその歌声はこれからの新時代に光る一筋の希望。そう、帰ってきた。そしてもう一度光ってくれた。さらに上を目指していくと、その想いを歌声に込めて。






──やはり最初の衝撃は凄まじいものでした。想定もしておらず、もちろん何の身構えもなしに受けたものですから信じ難く、これは夢なのか?それとも何かの勘違いなのか?といった身も蓋もない思考ばかりが頭を占めていました。
 しかしそんな思考を数巡した後、本当なんだと高らかに主張する歌声と事実を受け止めきると、まだ色濃く残る驚愕とえも言われぬ感動で胸がいっぱいでした。
 と、同時に思い起こされるのがあの約束でした

「私ではない私にいつか出会うことがあると思います。その時はまた、変わらず応援してくれたら嬉しいです。私ももちろん、応援し続けたいと思ってます。」

 この約束が今まで自分が解釈していたものとは別の意味を帯びて再び思い起こされました。この時ばかりは本来の彼女自身からの言葉だったのかな、と今なら思えます。
 そして、ついにこの約束を果たせる、自分にとっては夢のまた夢のようだった機会が巡ってきました。
 一瞬は驚愕のあまり怯んでしまったものの、それ以降は迷いなく応援していくと決断できました。やはりこの歌声こそが自分にとっての希望でした。





-Rising Hope-

 自分にとっては色んな想い出が詰まった特別な曲になっているこの曲──始まりも、決意も、新たな一歩も、すべてがこの曲に込められている、そんな気がします。
 そしてさらに歌う人、歌う時などによりそれぞれの色が加わって一つ一つがかけがえのないメッセージになっていく、この曲が大好きです。

 「彼女」が始まった時も、『彼女』が覚悟を表明した時も、〔彼女〕が新しい道への一歩を踏み出した時も、歌われ、それぞれの色を持ったこの曲が、彼女達が歌うことで自分にとってより大きな意味をもつようになるこの曲がいつまでも大好きです。






「ここで始まってくれてありがとう。この曲にも、あなたにも出会えて、本当に良かったです。この曲はきっとずっと大好きです。」



『どんなに辛くても負けずに向き合ってくれてありがとう。この曲を歌っている時、その歌声にあなた自身の強さの表れを感じました。』



〔あなたがここで、もう一度この曲を歌ってくれてありがとう。これからも皆の希望となってください。前よりも大きく強い光になってください。〕






──同じ過去を振り返っても今あるのは喪失感や悲しみではなく、これからへの希望です。
 本当に今までいくつも大きな転換点を迎えてきたような気がして、こんなしがない身ではありますがその度に色んなことを思ってきました。そしていつも皆さんが自身の道を決して止まることなく、何人にも止められることなく歩んでいくことの強さを感じてきました。きっと皆さんが希望たり得るのはその強さもあってこそなんだと思います。
 そんな強さを持った皆さんにそれぞれのやり方でこれからの時代を照らしていってほしいと、そんな期待を寄せています。





どこにいてもと約束したあなたが
 
時を越えて生まれ変わり
 
今、新しい希望を齎してくれた
 
あの日の始動、あの日の決意
  
これからの新時代
 
あなた達が築いていく未来を
 
今まで貰ったメッセージを握りしめながら
 
どこまでも応援していきます

それぞれが描いた夢と今
 
未来からはどう見えるのか楽しみです

 

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