何十回目かの入院
9月末、私は陣痛並みの腹痛と高熱に襲われていた。
かかりつけの病院に昼間に2日間行って入院する話しがあったけれど
部屋がICUしか空いていなくて入院出来なかった。
私は病院がマジでガチですごく嫌いだけれど
この日ばかりは入院したいと思うくらいの腹痛だった。
夜にみてもらえないか電話する。
1度目、薬で様子みて下さい。
2度目、薬で様子みて下さい。
3度目、来てもいいですよ
粘ってよかった。
しつこいと思われても良いと電話したけれど
最後の電話は深夜2時過ぎだった。
病院へ向かって
「強い注射をしますよ」
と言われる。
1人で来てないか確認されてその後付き添いも必要だと言われる。
その注射の副作用がすごかった。
体験したことのないくらいの目眩とふらつきでトイレに行くのも手を借りて行った。
もう1度この注射を打ちましょうと言われたらめちゃくちゃ嫌だな。
病院の先生から「オーバーナイトしますか?」と提案があった。
病院の簡易ベッドで朝まで待つみたいな事だった。
付き添いの人は車か椅子で寝ることになるのでそれも悪いと思い断った。
朝5時くらいにまた電話をして
痛み止めを1錠から2錠飲んで良いことになったので飲んで少し眠った。
痛みと暑さでうとうととしただけでなかなか眠れなかった。
朝9時から病院が始まるけれど8時に来ても良いと言われたので8時に着くように向かった。
主治医の先生にみてもらって点滴をしてもらった。
ベッドが空いてなくて帰ってきたけれどその日の夜に電話をしたらベッドが空いていた。
私のために空いてるベッドだと思った。
入院生活は慣れているので特に不満はなかったし、やっと入院できて楽になれるという気持ちの方が大きかった。
これは初めての感情だった。
親友がよく
「病院は治すために行くところだから」
と言っていた意味がわかった。
安堵ってこういう気持ちか。
唯一不自由だったのが9月だけスマホの料金を安くしようと思いギガ使い放題じゃなくしたせいでギガを購入しなければいけなくなり、余計高くついたこと。8月の自分何してんのと言いたい。
10月からはギガ使い放題になったのでいつでも入院してもらっても大丈夫な環境になった。
退院はわりと早かったので良かったなぁと思ったけれど
もう1度あの痛みを体験したいかと言われたらしたくはないしあの注射もしたくない。
ただ、貴重な経験だったとは思う。
もちろん健康に越したことはないのだけれど。
退院してからは少しずつ散歩をしようと思いはじめて2回くらいしかしていない。
習慣化するには週4日継続すると良いそうなので、このnoteを投稿したあと私は散歩に行く。
そう決意し実行するためのnoteだ。