カスタムロボV2対戦環境におけるリトルスプリンター(レイダー)について その2(基本的な立ち回り)
おはこんばんちは、はっちーです。
皆様カスタムロボを楽しんでおられるでしょうか。
ポケレッド鯖では連日対戦が行われ、盛り上がっていますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。
それではリトルについての考察の続きをやっていきたいと思います。
② リトルの基本的な立ち回り
前回(その1)のまとめで、『被弾しないこと』が重要と書いています。
これから色々と書いていきますが、最終的な結論としては、『被弾しない』ために何を意識して立ち回るかという話に集約されます。
立ち回りの基礎 地上編
始めに地上で立ち回る時の注意点を書いていきたいと思います。
当たり前ですが、カスタムロボは全ての攻撃が地上に影響を及ぼします(極一部のパーツを除く)。
リトルは地上機動力の高さを活かしてそれらを地上移動で回避することが求められます。空中移動メインで回避するならリトル使わないで良いし。
『ならどう回避するの?』って話なのですが、大切なのは、『隙を作らないこと』です。防御力の低いリトルは特に重要になります。
攻撃を絡めない場合、リトルは地上を『中速で』『曲線的に』『切れ目なく』移動できることが利点のロボです。
空中ダッシュやSVなどの横移動の速いジャンプよりは遅いですが、その他のロボでのジャンプ横移動や地上移動よりも速いスピードで移動できます。点で攻撃するボムをローコストで回避でき、加速や停止のタイミングを読まれにくくすることで流動的に動けます。
なので、隙を見せないために、相手の攻撃や移動を予測しつつ、相手側に読まれない移動ルートを見極めることが重要になるわけですね。
ここまでの記事を読んで、『リトルの利点って、攻撃すればする程無くなるってこと?』と思った方は大正解です。
リトルにとって攻撃とは、相手に付け入る隙を作るだけでなくロボの利点を自ら潰す行為というわけです。
ではリトルは何のために攻撃を行うのかと言うと、『攻撃しない為に攻撃する』のです。わざと煙に撒く言い方をしましたが、リトルが地上で攻撃行動を行う理由は、重要度が高い順に、
①回避するために相手の移動ルートを制限する。(最重要)
②相手の攻撃行動を止める・被弾時の被害軽減。
③回避行動中の急ブレーキ(主にボムを使用)。
④体力リードを取る。⑤どうしようもないときに何か起これと願いながらぶっぱ(ごくたまに成功する)
となります。それぞれ説明していきます。
まず①及び②ですが、リトルの地上移動性能が高いと言っても全ての行動を見てから回避はできません。
特に空中ダッシュによる急接近は、リトルの地上移動よりも速いので、相手の攻撃の回避難易度は格段に高くなります。完璧に回避できたら人間じゃない。なので、こちらの攻撃によって相手の移動ルートを潰して、相手の侵攻ルートを予想しやすくしたり、適正距離での攻撃をできないように、被弾しても追撃が届かないようにする。
これがリトルが攻撃を行う一番重要な理由です。
ちなみにこの攻撃は相手に当てる必要はありません。当たるに越したことはありませんが、『こうやって近づこうとしたら、あれに当たるな』と思わせることが重要なのです。
これは攻める側においても同じですが、リトルは攻める行動が苦手なロボのため、『回避するために』という点を強調しています。
③については、リトルは基本的に地上を一定の速度で移動し、かつ急角度での方向転換はできないため、相手からすれば偏差撃ちの予想がしやすいロボでもあります。
そこで攻撃行動を行うことでその場で停止し、方向転換等を行うことで、相手の予想を外すことができます。
ただし、完全に停止することによる隙は生じるので、頻繁な利用は禁物です。
ちなみに、急ブレーキはボムとガンの地空撃ちでしか行えません。
ポッドではブレーキをかけることはできませ。ガンは地上撃ちはスライドショットになり、空中撃ちも慣性で少し移動してしまいますし、着地隙が挟まることで方向転換に時間がかかってしまいます。
④についてはカスタムロボの対戦は体力を削り合うゲームなので当然なのですが、重要なのは『無理に削りきろうとしないこと』です。
勿論相手を倒しきれるに越したことはありませんが、制限時間が終わった時点で相手より体力が1多ければ勝ちなのです。
究極的には、『先に何でも良いから攻撃を1回当てて、後は時間切れまで攻撃せず回避して、1000対999で勝つ』が一番リトルの強みを活かした戦いになるでしょう。壮絶な塩試合だし、それができる人はもはやTASだけど。
ざっくりとこんなところでしょうか、攻撃の当て方やルート制限のやり方はまた応用で書きたいと思います。
立ち回りの基礎 空中編
まだ終わりじゃないんです(
次に空中で立ち回る時の注意点を書いていきます。
リトルの空中行動は基本的に『地上移動で回避できない攻撃を回避する』ために行います。
攻めるために空中行動を行うことは稀です。
例えば、左右が壁で後ろにはボムの爆風、前から相手がガンを撃とうとしている。こんな時はジャンプしてボムの爆風や壁を飛び越えて回避する必要があるでしょう。
さて、ここまで読んでいただいた方なら、リトルがこのような状況に置かれること、それ自体を避けなければいけないということが分かっていただけると思います。
リトルにおいてジャンプは『緊急回避』として『切らされる』行動だということに注意していただければ良いと思います。
また、ジャンプした後は着地隙が発生します。ただジャンプしただけでは着地を狩られますし、それを警戒して攻撃を行ってもそれ自体が隙になることもよくあります。
なので、空中行動を行った時点で何かしらの隙は発生する、という意識が重要です。
勿論装備したレッグによって変わる部分もありますが、それはまた応用やパーツ紹介で書いていきたいと思います。
まとめ
それでは、まとめです。
リトルの基本的な立ち回り方は、
・地上移動による回避を活かす。
・攻撃行動は相手の行動阻害に重きを置く。
・空中行動は極力行わない。
となります。
相手の行動を阻害し、できるだけローリスクローリターンを繰り返して、最終的に体力勝ちしている。
という状況が基本的なリトルでの立ち回りです。
次回からは、各ロボの解説、各カテゴリー毎のリトル適正があるパーツ(独断)の解説、立ち回りの応用、はっちーが使用しているカスタマイズの紹介という流れで書いていこうかなと思っています。ステージ考察は僕が全然できてないので書きません。
それでは長くなりましたが、また次回も読んでいただければ嬉しいです。
ありがとうございました。