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最適解のために石鹸オフを諦めた話。

どうも、お久しぶりにも程があるニクです。今回は日記ではなく、己が忘れた頃に同じ轍を踏まないように記事を書いて見ようと思います。これを書いている今、体調が悪すぎて(胃腸炎)人とのコミュニケーションも難しいし無心で書けることがそれぐらいだからです。
なお読みやすさ抜きにしてかなりだらだら長々と書いているので、暇つぶし程度にお願いします。有益な情報もたぶんありません。無料級記事どころか最後まで読んだら金を払えと感じる可能性さえあります。払いません。

書き手のスペック:ブルベ冬夏、顔タイプ直線寄りフレッシュ、アラフォー、乾燥性敏感肌


石鹸オフのフルメイクがしたい


まず、私は二年ほど石鹸オフのフルメイクを実践していました。理由は、洗顔だけでいいってと~~~~~~っても楽だから。しんどい日でも顔だけ洗えば眠れるので、そりゃそうです。
ただ最初の石鹸オフメイクのきっかけは、たまたまその日に使っていたCEZANNEのパウダーと下地が石鹸オフ仕様だったので洗顔オンリーを試してみたから。そして落ちた感じがしたので試しに数日続けてみたら、もとよりひどい乾燥+吹き出物に悩まされていためんどくさい年齢肌から、吹き出物だけは落ち着いてくれたからです。皮膚科にかかろうと考えていた程度には酷かったです。ちなみに牛乳石鹸での洗顔でした(身体もだいたいこれ)。そして風呂上がりのスキンケアは旧アクアレーベル赤の化粧水に、白潤プレミアムの乳液です。
それで粉吹くほど乾燥するならもっとこってりした乳液かクリーム塗れよと自分でも思うんですが、下手なクリームを一度でも使うと翌日どころか当夜に赤みが出たりかゆみが出たりする難儀な肌でして……それならまだ粉吹いてるだけのほうがマシだわ! と安定のスキンケアタッグで濁していました。なおその前はズボラ金欠ゆえにモイスチュアマイルドホワイトのオールインワンを使用していたのですが、数回使ってかゆみが出たのでボディ用としてしばらく使ったらボディも痒くなってので泣く泣く処分しました。つらい。安物買いの銭失いとは言いますが、化粧品に関しては高かろうが安かろうが合わないものは合いませんし、合うものは合うのです。

話がズボラスキンケアに逸れました。石鹸オフメイクの話です。
私は肌の治安がマシになったことを感じて、石鹸オフメイクの実践を試みることにしました。そして石鹸オフメイクブランドとして比較的よく見るため情報も得やすく購入しやすいETVOSをメインに、石鹸オフのメイク用品を買い集めることにしたんです。ほんの出来心と言っていいでしょう。それが沼への第一歩だとも知らずに……。
ところが、ポイントメイク用品を買おうとしていきなり思わぬ壁にぶち当たりました。
石鹸落ちをうたうコスメブランドに、ちょうどいいナチュラルメイク向きの無難な色がない!
なぜ? とお思いの方もいるかもしれません。なぜなら肌質肌色もっと言うとパーソナルカラーや発色は人それぞれなので。
そう、何を隠そう昨今取り沙汰されがちなパーソナルカラー(以降PC)的にブルベ冬・ブルベ冬夏・クールウィンター向けのミネラル・ナチュラル・オーガニックコスメは異様に貴重なのです。青みを出しにくいという色素の問題はあるかもしれません。しかし限定品や廃盤品では「この色、いい感じなんじゃ?」という色があったりするので、流行から離れすぎているとか、ドブルベ人間にミネラルコスメを求める層が少ないとか、単に定番として置くほどの需要がないとか、なんかそういうアレもあるかもしれません。業界に詳しくないので勝手に言っています。そして私はプロ診断で「青みが重要かつ黄みに気をつけないといけないPC冬夏」です。あちゃ~、やっちまったなぁ! 昨今の流行&ミネラルコスメと相性が悪すぎる。

なお顔タイプは直線寄りフレッシュで、ほぼクールカジュアルと言えるぐらい直線寄りなので曲線の雰囲気はかなり苦手。でもクールカジュアルを極めすぎるとそれも違うかも、でも世のフレッシュ向けのスタイルを真似するぐらいならクールカジュアル向けのスタイルのほうが断然似合いますよ、というスペックです。ドブルベでもラベンダーや青みピンクに頼れないタイプ。なんてこったすぎる。なんなら顔色は悪くなるけど青みピンクよりも秋色カラーのほうが似合いはします。顔色は悪くなるけど(二度目)。

さらに言うといわゆる青みを吸収するタイプなので、だいたいのコスメがTUなしだと博打になります。さらにさらに、これいいかもと思った色がことごとく廃盤になったり、色的に妥協できる範囲でも使い心地が悪すぎたり、とにかく選択肢の少なさがえげつない。これだ!これを使いたい!というコスメが本当にないんです。なんてこった。
ETVOS公式でブルベ向けと言われているフレンチフィグはピンクどころか赤くなりすぎて赤鬼みたいな目元になるし、ニュートラルカラーなので全員使えると言われていたバームのシャンパンベージュはもはやゴールドです。
このあたりから「私にミネラルコスメ縛りは向いていないのかもしれない」という気づきたくない気づきを得ていましたが、石鹸だけでフルメイクできる楽さを捨てたくなくてしぶとく探し続けます。
あ、MiMC公式でブルベ向けと言われていたスプリングヘイズ(ピンクラベンダー)はパープル感がありすぎて普段着に合わせづらく、マジックアワーはとにかく顔に似合っていませんでした。しかもカウンターまで試しに行ったらどっちも廃盤予定だと言われました。どういうことだ。

色物①アイシャドウ
そしてたどりついたのが、MiMCのサンドスケープ。
2色シャドウでハイライトカラーやラメ感などが足りないのですが、この色はとにかく「違和感がない」ナチュラルメイクができました。ハイライトカラーとラメは別途、リキッドのデイオブライトとパウダーのプリズムを購入。この3点の組み合わせが、最も石鹸オフシャドウで自分がマシに見えたコスメです(今もこれを超えるミネラルコスメとは出会っていません)。
おそらくPC的に、リキッドリーシャドーのデイオブライトはブルベ冬夏が快適に使える色味ではありません。金色です。ただ、アイシャドウベース+涙袋を明るくする用途なので、私の顔の雰囲気なら問題なく使える範囲ではあるかと思います。甘い顔立ちの人は難しいかも。私は単体で使用するのも厳しいです(目元の印象がなんだかヌメッとしてまったく締まりません)。
これだ!!!! というほどでもないけど、これなら全然いいかな、くらいの打点です。ただそのくらいの打点なのに、金額的に定価でトータル一万近くかかるし、アイテム数も3つと多くて正直面倒です(えぇ……)。
ETVOSのスローベージュとモーブブラウンも使ったことがありますが、スローベージュは粉飛びが少々許容範囲を超えていたのと、モーブブラウンは顔に絶妙に合っていない気がしました(変というほどではない)。
あと、通販でしか買えなかったのと、メ◯カリでも品薄だったので試したことがないのですが、ZAOのシングルアイシャドウは今でも気になっています。パッケージが竹で、色数も多い。ただセットできるのが2色のものか4色+パウダーものの大きめパレットしかないのが難点。最悪無印の名刺ケースとかに入れるのもアリですが、レビュー等も少ないので肝心の色がわかりづらいのが気になるところで、手を出せていません。
結局、これならずっと使いたいと思えるほどものとは出会えていないことになります。まあ予算低いのも理由なんだと思うけど。
ちなみに石鹸オフにこだわる前はADDICTIONの単色シャドウをいくつも集めて使っていました。ムーンリバー、ノスタルジア、フラッシュバック、エバーマイン、ジプシークイーン、チョコレートハイ、シェルガーデン、ソリチュード……底が見えるまで使ったり、リピート買いしたりしたなあ。

色物②チーク
MiMCでインスピレーションを購入し、頬にのせて赤くならない! ピンクも自然! ほんのり顔が明るく見える! と喜んだのも束の間、引きで見た時にあまり似合っていないことに気づくなどし、手放すことに。そして次にクリーミーチークのフロストピンクを購入。これはニュートラル寄りの青みピンクで、見るからに自然なピンク色という印象のカラーです。頬に広げやすく使いやすいチークで、色も変にはならないんですが……が……なんか……足りないな……これぐらいならなくてもいいかな……と感じる仕上がりに。かといって重ねるとピンクが強く出て普通に似合わない。どうしたものか。
結局、いまだにチークに関してはこれが大正解やったんや!という出会いができていません。
ちなみに顔タイプ最優先でCEZANNEのフェイスグロウカラー02やETVOSのウッディブラウンをチークとして試したことはありますが、変ではないのかもしれませんが何より顔色がよく見えなかったのでボツです。余白を埋めたいだけというなら使えるかもしれない範囲。
赤ければ赤いで浮く(THREEのチーキー05など、これはもんのすご~く薄付きにすれば血色チークとして使えますが調節にやたら気を使う)ので、なんだかんだで色選びはチークが一番難しいのかもしれない……。
そのへん、CEZANNEのミルクモーヴは薄付きで無難に使えました。公式で石鹸オフできるという情報が出ていますし、困ったらこれで手を打つかという感じ。これじゃないとというアイテムではないのですが、何使っても無理! もうチークレスしかない! でも本音では多少頬に血色欲しいし少しでもふっくら見せたいし余白埋めたい!みたいな人によさそう。私とか(そうだね)。

悲しいかな、平たすぎる顔族のどブルベ。
ピンクがいけるブルベの人が心底うらやましいと思います。色白青み命のブルベ様がなんか言ってるwみたいな都市伝説発言をいまだに見ることもありますが、ドブルベたぶんめちゃめちゃ化粧品選びに苦労してるぞ。直線寄りだと絶望的だぞ。コスメ大好き♡発掘するのが趣味です♡とかならまだしも、「最低限の手間と金額で顔色よく見せたいからPC診断してもらいたいor今までほとんど化粧しなかったからPC診断してもらって化粧品を揃えたい」という動機でPC診断を受けるドブルベ直線寄りの人、相当しんどいと思う。自分が確実にイエベ、確実にピンクが似合う、とかじゃないなら、コスメ選びもセットの診断をしてもらわないと、余計に迷子になるかも。そして石鹸オフ縛りとかいう自分で縛る行為も極力やめましょう。

ただね。そんな私でもきっと頑張ればピンクが使えるんです。若い頃のようにとは言いませんが、無理のない使い方はできると思います。ただ、それにはコスメ選び以外の面でそこそこの労力が必要なんですね。服や髪のオシャレをもっと楽しまないといけない。残念ながら、私はコスメに対しての情熱はギリギリ残っていますが、決まった服を季節ごとに2パターンしか用意していないしするつもりもないし、髪の手入れも最低限です。なにせろくに働けない子持ちで自分に使えるお金が少ないので、取捨選択が必要なわけです。コスメでいちいち失敗してたら、他のお手入れに回す余力があるはずもありません。買ったヘアオイルは明らかにギシギシしないなら使い切るまで新しいものは買わないし、服も修繕不可能なほつれ破れが発生しない限り着ます(服に関しては2パターンとはいってもとってもお気に入りの服ばかりなので、満足できています)。

そして石鹸オフを諦めた


背に腹は変えられない……そうだ!プチプラでコスメを探せるように石鹸落ちを諦めよう!←えっ
そう、私は諦めました。2年ぐらい粘ったというのに。割愛しましたが、リップだけは比較的いける(と自分では思っている)色が多かったので、妥協ラインに到達する色味のものがいくつかありました。ETVOSのシアールージュローズフィグ(現行のものならロージーフィグ)やプランパーのダスティピンクとか。MiMCでは見つかりませんでしたが、オンリーミネラルやベアミネラルあたりなら他にも使いたくなるものがありそうでした。
でもやっぱり、これだというベストリップはCelvokeのディグニファイドリップスガーネット(廃盤)とCHANELのココフラッシュフェノメーヌ(お高い)です。

石鹸オフを諦めてからというもの、プチプラコスメコーナーで試したいものが見つかる見つかる。手の甲に出してあれ?なんか違うかも?実際使ってみたいけど……まで到達するアイテムなら、たくさん見つかりました。こりゃ絶対無理だな、というものは最初から眼中に入らない人間なので、試したいものが存在するだけで世界が変わります。石鹸オフにこだわっていた頃はあんなに難しかった買い物が、本来の楽しいものとして帰ってきたわけです。
そして私は肌荒れが少ないクレンジングを探す一点に集中することにしました。そう。そもそも石鹸オフすれば肌荒れがマシになるし楽だから、石鹸オフにこだわっていたんです。肌荒れしないものが見つかれば、あとは手間を考えるだけです。それもベースメイクだけでも石鹸オフを維持すれば、休日だけは石鹸オフということも可能です。眉毛はほっといても消えるし消費早いからプチプラじゃないと困るしなんとかなるということにします。

ここで今現在気に入っているプチプラのnot石鹸落ちアイシャドウを2つ。

①RIMMEL ワンダースウィートアイシャドウ 004ストロベリーショコラ
石鹸オフ期から気になっていたものの、リニューアルもあり結局使うことがなかったんですが、こちら、この色! すごくよかったです。自然光でも室内光でも、驚くほどしっくりきたアイシャドウです。ハイライトカラーにラメもあり、締め色もちゃんと締まる色で、このパレットだけで満足できます。どブルベ向けといえばおそらく009のミルクベリーショコラだと思うのですが、一目見てわかる「私には無理なやつ」感。とくに右下のラメカラーが使いにくいだろうと考えるアレ。なんなら普通に黄みを感じる002のヘーゼルナッツショコラのほうが使えそうな気さえします。というかたぶん使えますが、ちょっとくすみそうだったので004を選びました。003もパレット的にはかなり似た色味なんですが、003は004より赤みが強いように感じたため、最終的に残ったのが004です。本当にいいアイシャドウです。ラメも調節できてオフィスからがっつりメイクまで気分で使い放題。
RIMMEL、なんだかんだで石鹸オフ前からリップでよくお世話になってたし、今は亡きオールドバーガンディは己のPCを知る前からLOVEでした。

②CEZANNE トーンアップアイシャドウ 11トープブラウン
これも同じく、前々から気になってはいたものの使ったことはなかったもの。色味はいけそうだけど締め色がちょっと薄いかな? 容器は小さくていいけどちょっと好みのブラウンではないしな~、という感じで買わなかったのですが、この価格(700円ぐらい)で満足できるなら試す価値あるなということで購入。結果、これもよかったです。浮かないギリギリのあたたかみ。若干ラメは足したくなりますが、ナチュラルメイクをメインに考えるなら高コスパで即戦力でしょう。マジで金欠だけどコスメを使い切ってしまった、そんな時にも頼れるCEZANNE。そして石鹸オフアイテムではありませんが、化粧持ちに重きを置いていないアイシャドウだからか、手の甲で試したところ(視認できる範囲では)落ちていました。
本音ではCEZANNEでフルメイク揃えたい。安くて日本製、ラインナップも豊富で助かりすぎる。だからもうちょっと私が使えそうな色味を増やしてください(わがまま)。

そんなこんなで、肌質に合って、肌色に合って、顔に合って、TPOに合って、使い心地がよく、満足のいく仕上がりになって、価格的に無理がない……そんな石鹸オフコスメ探しの旅を、石鹸オフコスメとの勝負を、とうとう終えたのです。私の負けで。

無理はよくないね。石鹸オフ、楽で最高だけどね。でも仕上がりに納得いかないと、そもそもお金使うのも化粧の手間かけるのも嫌になっちゃうしね。

コスメ選びは難しい


そうです。最適解のコスメ選びとは、難しいものなのです。
鋭い目元! 頬は壁! もちろん額も真っ平ら! の平たすぎる顔族にとって、世間の「ブルベ大優勝!」「全ブルベ民はこれを買え!」「ブルベの味方!」「ブルベのためのカラー!」なんていう文句のコスメは、ほぼ罠と化すのです。
青ラメやライラック系ならともかく、ピンクのハイライトなんかを入れた日にはだいぶ気持ち悪い仕上がりになります。多幸感を意識した瞬間に、顔中いたるところから怨念が湧き出てきます。ピンクみの強いアイシャドウも、マゼンタピンクのリップも、悲しいことにすべてが顔面の上で敵になります。かといって「ナチュラルな色でいいな~♪ 私の地味な顔にも合いそう♪」とイエベカラーから化粧品を探せば罠以前の問題で、ただの日焼けになったり、無茶な仕上がりになったり、塗るほど顔が汚れるというあり得ない事態に陥ったり、結局しっくりくる色の範囲がめちゃめちゃ狭いだけだと気づきます。
誤解のないように付け足しておきますと、先述したようにコントロールカラーや髪色や服装などの人為的に弄ることが可能な範囲をあれこれ工夫すればイエベカラーだろうがピンクだろうが恐れず使用することはできると思います。思いますが。
私はそんな手間をかけたいがためにPCを知りたかったわけではなく、手間をかけたくないためにPCを知りたかったのです。
いつぞや読んだブログ記事でミニマリストの方が「PC診断をすれば服もコスメも厳選できておすすめ!」と書いていたのを読んだことがありますが、顔の系統とPCによっては安易にそこに頼れないことも知ってほしい所存。考えたらそれぐらいわかるでしょうと思う方もいるかもしれませんが、自分に似合う色や肌に映える色がわからないから診断を受けたい、という方が多数だと思います。好きじゃない色を似合うと言われて似合う色を優先できたとしても、それが似合ってないよなんて言われた日には……迷子は悪化するでしょう。私がそうですが、年齢を重ねるにつれ(体型の崩れや肌のくすみなどもろもろ含めて)、似合う範囲が狭くなってくると、合う合わないは顕著に出ます。

そもそも好きな色や流行の色というものがあって、そこにPC結果が加わるだけで最適解への道が遠ざかるのに、顔の雰囲気を加味して、さらに石鹸オフがいいだの敏感肌向けがいいだのオーガニックがいいだの価格帯はこのラインまでだの言い出したらもう……もう……あ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!! そりゃ無理だ。

最適解を求めたいわけじゃないなら、もちろん少し難易度は下がるでしょう。多少顔に合ってなくても顔色が良く見えるならいいとか、シミシワ等々の肌悩みさえ隠せたらいいとか、顔色良くは見えないけどオシャレに見えるならいいとか。
顔色だけを気にするならPC診断に頼りきって大優勝コスメを買い漁ればいいし、顔の雰囲気に合うだけでいいなら合いそうなブランドのカウンターでフルメイク見てもらえばそこそこの打点が出せると思います。BAさんもたくさん買ってくれるお客様に適当なことはしないでしょう。私も財布が許すならCelvokeとかTHREEあたりで一度やってもらいたいです(?)。
顔タイプが全体的に曲線寄りの人も、難易度は高くはないのでは、と感じます。韓国コスメも選択肢に入るならなおさら下がりそう。ピンク系はプチプラからデパコスまで選び放題と言えるほど豊富です。なんならこれまでラインナップがイエベカラーとニュートラルカラーだけだったけど待望のブルベ向けが……ピンク!!!!!みたいなこと、わりとある。あとピンクはピンクでもギリギリいけるんじゃないかみたいな深めのブルベ向けパレット、気づいたら廃盤になりがち。
そうそう、曲線寄りだとグレーシャドウだの締め色ネイビーだのポイントにブルーだのと冒険しても、やべー人にはなりにくいと思うんですよね。そりゃあ、あんまり似合ってないなとか、◯◯のほうが似合うな、とはなると思いますが。
それに比べて直線寄りの事故……服でもまあそうなんですが、メイク……なんというか文字にするのも悲しくなりますが、とにかく「ヤバい人」の仕上がりになるんですよね。ブルベだからって流行りのブルベ向け透明感デッキを組んで青みピンクリップ♡くすみ青みピンクチーク♡ラベンダーにピンクの澄んだ目元♡とかやった日には化け物の誕生を目にすることになります。トラウマものです。二度と青みピンクに触れないと誓う人もいるかもしれません。私は以前ルナソルの限定青みアイシャドウパレットで望まぬ化け物を産んでしまって以来、少しトラウマです。

自分の診断結果を知って、バタフライウイングとかディープローズクォーツとかティセカンボンとかそういう……そういう華やかなコスメを使って鏡を見て、えっ……これが……私……!? と感動してみたい人生でした。
ああでも、パープル系シャドウでブラウンに深みを足すのはいい感じです。いやそれピンクじゃないじゃん。



結論

石鹸オフコスメで顔タイプ×PC最適解のフルメイクを求めるのは茨の道。

妥協ラインをかなり下げるか、石鹸オフを諦めるか、妥協ラインを少し下げて石鹸オフと要クレンジングを適度に使い分けるか。この三択で、最終的に私は3つ目を選びました。軽いメイクなら石鹸オフできるけど、がっつりメイクする時はクレンジング必須。いいとこどりといえばいいとこどりだけど、アイテム数が増えるのが難点です。人間諦めが肝心だよ。そうですね。

パーソナルカラーは馬鹿にできないし重要だけど、パーソナルカラー仕分けに頼りきることができるのは限られた人だけ。
とにかく自分の場合、アイシャドウは赤すぎず青みすぎないニュートラル寄りのブラウンから探す。とはいえ黄みが強いとくすむので、常にギリギリの博打に勝たねばならない。グレイッシュブラウンやグレージュが流行って(色んなブランドが出して)くれれば安泰。ピンクブラウン系は当たり外れが大きいのでTU必須。
リップは青み重視でいいけど、紫すぎるとV系だしラベンダーすぎるとバブルだしピンクすぎると古のギャルだし、普段着で使いづらいので透け感のあるツヤ系がベター。ある程度の濃さと青みがあれば顔はしっかりする。めっちゃ暗いとかめっちゃピンクとかでなければ直感で選んでもまあ、大丈夫といえば大丈夫。
チークは難民なので似た顔面環境で難民を脱出した人がいたら教えてください。今気になってるのはETVOSのカッパーピンクですが、お高めなのと頬に乗せると赤茶色になりそうで足踏みしています。CANMAKEとCEZANNEのクリーム系はサラサラしすぎてお肌に乗せづらかった。お年ですか、そうですか。



※全てパーソナルカラーや顔タイプの診断資格などを一切持たない素人の個人的な感想です。いやいやPC(顔タイプ)ってそうじゃないよ!という点もあるかもしれませんが、そっとしておいていただけると助かります。あと直線寄りの人を貶める意図はないので、もし気分を害された方がいましたら申し訳ありません。


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