
クラシックホテルの旅①
クラシックホテルとの出会い
名古屋生まれの私は、蒲郡(がまごおり)という土地を以前から知っていた。2016年のGWに東京から実家への帰省する途中で、蒲郡クラシックホテルで行われる「つつじまつり」を訪れた。
会場の蒲郡クラシックホテルの前庭はつつじが満開であった。ホテルは、外観は城郭風建築で、この年の春に宿泊した軽井沢の「万平ホテル」のように、歴史はあるがアットホームな雰囲気が感じられ、次の帰省時の中継地として宿泊したいと思った。
大人のスタンプラリー「クラシックホテルパスポート」
2016年の夏に、念願の「蒲郡クラシックホテル」に宿泊した。
窓から見える竹島を見て、さっそく島に渡りたくて、ホテルから急な階段で海岸に降りる。竹島に向かう橋から海を見れば、いくつもの魚が水面を飛び跳ねていた。
ホテルに戻り、庭園やアールデコ様式のホテル内を散策。エレベータに歴史を感じる。食事前のハッピークラシックタイムに『CAFE LOUNGE & BAR Azelea』でカクテルで喉を潤す。ちょうど夕陽とカクテルの色が重なった。
夕食は、シーフード&鉄板焼きが好きなので、「六角堂」を予約した。
カウンターのみの席で、フランベの時は照明を落としてくれた。

各クラシックホテルには、歴史ある名物料理,お菓子とカクテルが存在する。蒲郡クラシックホテルの名物料理は「ビーフカツレツ」、お菓子は「ショートケーキ」、カクテルは「ビーナスアイランド」である。
2019年夏に再び、帰省の中継地として宿泊する。今度の夕食は「メインダイニング」。翌朝、チェックアウトする際に、クラシックホテルパスポートなるものを発見。スタッフに詳しく伺うと、日本クラシックホテルの会に加盟する9つのホテルで、3年間に4つのホテルに宿泊してスタンプを集めると食事券、9つすべてのホテルに宿泊すると宿泊券をプレゼントしていただけるらしい。関東圏であと3つくらいは、宿泊できるかと思い、パスポートを購入し、スタンプをひとつ押していただいた。
これが、エンドレスになりそうなクラシックホテルの旅の始まりだ。
「蒲郡クラシックホテル」は、この後2023年春にも宿泊している。

日本クラシックホテルの会 加盟の9ホテルの紹介
①日光金谷ホテル(栃木県日光市)
②富士屋ホテル(神奈川県箱根町)
③万平ホテル(長野県軽井沢町)
④奈良ホテル(奈良県奈良市)
⑤東京ステーションホテル(東京都千代田区)
⑥ホテルニューグランド(神奈川県横浜市)
⑦蒲郡クラシックホテル(愛知県蒲郡市)
⑧雲仙観光ホテル(長崎県雲仙市)
⑨川奈ホテル(静岡県伊東市)
BS TBSで「ザ・ベストホテル クラシカル」でクラシックホテルが紹介され、ホテル宿泊前に予習をしていた。書籍もある。
次回は、「富士屋ホテル」