【心理学✖言語化】ドリームキラーへの対処法。
心理士12年目、あなたの心が乗った発信をサポートするusagiです。
私は、自分の「好き!」をビジネスにしたり、発信して広めよう!とする方や、起業家さんのパワフルさを尊敬しています。
でも、そんな、日頃、パワフルな方が、自信がなくなっている時があって…。
お話を聞くと、親や友人、知人から自分のやりたいことや夢を語ると、
「それって、無理じゃない?」
「やっても成功しないかもよ?」
と言われて不安になったと言われることがあります。
そう、俗に言う"ドリームキラー"さんに出会って、自信が削られている状態。
今日は、そんなドリームキラーさん、略して、ドラキラさんに出会った時に、自分の軸をぶらさずに進み続けるための、心の距離の取り方について、心理学的視点を交えて解説していきます。
1.ドリキラさんと出会った時に、どうするか。
ドリキラさんに出会った時は、心の距離をとることがおすすめ。
どういう風に心の距離をとるかというと…
「へー、本当に実在してるんですね~」
と観察している視点で、心の中でつぶやく感じ。
ここで、もっと具体的に「へー」という感覚を体感してもらうために、子どもになったつもりで以下のことをイメージしてほしいんです。
そう、この↑何とも言えない、若干嬉しいけど、別にそこまでテンション上がらない軽~い感じの「へー」。
*もし、魚が対象だとハイテンションになりそうな人は、動物図鑑を見てから動物を見に行く、旅行ガイドを見て、旅行に行ってガイドと同じ場所に遭遇するなど、自分なりにアレンジしてみてください。
2.敵は身内にあり?!警戒すべきは、自分の中のドリキラさん
軽い感じの「へー」で捉えようとすることがなぜ大事かというと、必要以上の感情的な反応を避け、客観性を保つことができるからなんです。
自分がドリキラさんの言葉に対して、心の距離が近い状態でいるとどうなるかというと…
▶ドリキラさんの言葉を過度に自分に結び付けて、「自分はダメだ…」とネガティブに陥る
▶まだ挑戦をしていないのに「~はできないかもしれない」と決めつけてしまい、行動できなくなる
▶自分の夢が否定された…自分は間違っているかもと落ち込む
といったように、場合によっては偏った見方(=心理学的には認知のゆがみと言ったりもします)をして、心がネガティブな方向に行くことがあります。
でも、思い出してほしいのは、客観的に見ると相手はただ単に
「それって、無理じゃない?」「やっても成功しないかもよ?」とパッと思いついた意見をその場で言っているだけ。それだけかもしれない。
それに対して、私たちは自分にとって大切なモノであればあるほど、偏った見方をして意味づけしたくなるんです。
つまり、自分のドリームをキラーしようとしているのは、もしかしたら、自分の中にいる潜んでるドリキラさんかも…ということ。
それを「へー」というような軽いテンションで捉えて、偏った見方ではなくニュートラルな視点を意識することで、ドリキラさんの言葉は一つの意見として、自分の感情や思考と切り分けて考えることができる。
つまり、客観的に心の距離を保って、状況を見ることができるんです。
この時に、相手の”発言”を一意見として捉えるのか、呟きとして捉えるかなど、”どう捉えるか”は、自分の自由。
自分の腑に落ちる言葉を探して、外に出して納得感を言葉を探すのが大切と思っています。
「これは○○さんの、一意見だからな」
「○○さんの気持ちはそうなんだろうな」
「この人の意見は、ひとりの日本人の独り言みたいなものだ」
など、自分がスッと受け入れたくなる言葉を探すのがおすすめです。
3.ドリキラさんの対処法を知っていても、うまく対処できない時
そうはいっても、急に現れたドリキラさんに対して、やっぱり傷ついたり、ネガティブな気持ちになることはありますよね?
そんな時は、「そうそう、ネガティブな気持ちになるよね。だって、自分が大切にしたい夢だもんね。それりゃあ、つらいよね」と
傷ついた自分を全面ホールドしてみてね♡
そして、そんな自分に心の中で大きなOKを出すこと。
そうやって自分をケアして落ち着いた後に、
「へー、やっぱりドリキラさんにあったら、ネガティブな気持ちになるんだな」
「あの本が言っていたドリキラさんのセリフみたいなこと、本当に言うんだな、ほー」
と観察する視点で捉え直してみる。
そうやってあなたを取り巻く環境とうまく付き合いながら、
自分の軸や「やりたい!」の気持ちに真っすぐに前進していけることを、応援しております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
言語化で大切なのはアウトプットです。
記事を読んで感じたこと考えたことをぜひ自分のノートやnote、コメント欄を使ってアウトプットしてみてください。
きっと、思ってもみない自分の新たな考えに出会えるはず✨