他者と比較して落ち込むのをやめる方法。比較するのは未来の自分だけ!
「自分の好き!」をビジネスにしている人と応援する言語化心理士のusagiです!
今回は、周りの人と比べて落ち込むときに、どんなことを言語化したらいいか?についてお話します。
あなたは、同業種のビジネスパーソンや起業家さんのSNSを見た後、自分と比べて、「どうせ自分は…」と落ち込むことはありますか?
私はね…よくあります!笑
同業種とかに限らず、うまくいっていそうな人を見ると、何となく心がザワザワして、じんわり落ち込むことがあります。
というのも、私は双子でして。幼いころから双子の姉と比べられることが多かったこともあり、「他の人と比べて自分がどうか?」と考えるクセがついているんですね。
もうね、「比べないほうがいいって十分わかっている」けど、比べちゃうもんは比べちゃう状態なんです。
だからね、今回は「他の人と自分を比べないようにしよう!」ということを主張するつもりはなく、
むしろ”つい比べちゃう”という癖をうまく使って、『未来の自分と比べてみませんか?』という提案をしたいと思います。
1.人と比べて落ち込んでもいい。
こんなことありませんか?
▶︎同じ時期にSNSを始めた人のフォロワーさんが短期間で5,000名になってるのに、比べて私は、150名…😨
▶︎「今月○○万稼ぎました!」という投稿がまぶしすぎて、つらい。
▶︎あの人は、仕事も順調なのに、プライベートも楽しんでいる。対して、私は仕事もプライベートも中途半端でモヤモヤ…
そして、こんな風↑に感じている自分にさらに自己嫌悪みたいな。
最初に、伝えたいことは、
「人と比べて落ち込んでもいい!モヤモヤしてもいい!」ということ。
まずね、人が人と比べたくなるのは、すっごく自然なことなんです。
ご飯を食べて、お腹いっぱいになったら寝ちゃうと同じくらい自然なことなんです。
だからね、まず人と比べて落ち込む自分に「そうそう、比べて落ち込むよね~」とOKを出すんです。
2.なぜ落ち込んでいるかを具体的な言葉に落とす。
比べている相手のどんなところが「いいな〜」と思っているか、
どんなところが「すごい」と思っているか、
その「いいな」と思うところ、「すごい」と思うところを具体的に言葉にするんです。
言葉にするための方法は、
①自分に「なぜ?」と問いかける。
②「なぜ?」で出てきた答えに、「ということは?」と問いかける。
③自分が何を望んでいるかを言葉にする。
例えば、
同じ時期にsnsを始めた友人のフォロワーが5000人になったのを見て、比べて落ち込む場合。
掘り下げていくことで、「○○の良さをもっとたくさんの人に知ってもらいたい!」という自分の希望が見えるようになりました。
3.未来の自分はどんな人?今の自分はどんな人?を言語化してみる。
自分の希望が言葉にできると、それを叶えている”未来の自分像”を言葉にします。
(*ちなみに、自分の希望は具体的であればあるほど、自分像も具体的になります。そのため、「○○のよさを、5年で○名の人に知ってもらえるように発信したい」など、数字を入れるなど具体的にしてみましょう。)
例えば、
今の自分の希望を叶えている5年後の自分はどんな人?
今の自分の希望を叶えている10年後の自分はどんな人?
自分の希望を叶えてしまったおばあさんの自分はどんな人?
など、自分に質問をして、未来の自分像を言葉にして創り上げます。
4.未来の自分と今の自分を比較して、もっと前進しよう。
未来の自分像を創り上げたら、今の自分との違いを考えてみる。
「脳に比べてOK!」を出すんです。
例えば、今回は、10年後に「○○の良さを、1万人に伝えている自分」と「今の自分」を比較します。
そして、10年後の自分と今の自分の違いを書き出したり、
10年後の希望を叶えた自分が今の落ち込んでいる自分を見たら「なんて言うかな?」と問いかけてもいい。
未来の自分に会って、今の自分に足りないもののヒントをそこから受け取って、行動してみることもできると思うんです。
当たり前だけど、他人は自分ではありません。
でも、未来の自分は”自分”なんです。つまり、”自分が変えることができるモノ”なんです。
だから、どんなに頑張ってもなれない他人よりも、なれるかもしれない自分と、どうせなら比較して前進しちゃいませんか?
5.未来の自分を通して、今の自分に集中する。
ここまでの作業、すごく遠回りに感じる方もいると思います。
というか、私も書いていて、「遠回りだな~」って思わず思っちゃった…笑
でも、この作業をすることで、他の人というコントロールできないものと戦うよりも、”自分”に集中することができるんです。
つまり、未来の自分に意識を向けることは、”今”の自分から少し距離をとりつつも、今の自分に目を向けること。
もし、他の人と比較して、落ち込んだり、つらい…という気持ちが出てきたら、一度、未来の自分に目を向けてから、今の自分に集中してみませんか?