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いっしゅうき 2021.01③
2021.01.13 WED
36日目です。きょうのわたしは郵便局に行ったり洗濯をしたりで我ながらとってもえらかったです。それにしても真昼の光が差し込むと、部屋の汚さが際立ちますね。あんまり汚かったので早めにカーテンを閉めました。
VODサービスで「もうすぐ見放題配信が終わる作品のなかからおもしろそうなものを適当に選んで観るチャレンジ」実施中なのですが、そのなかでもずいぶん制作年が古くかつなかなか衝撃的なあらすじだった『豚小屋』(1969年、イタリア)を観ました。鑑賞後に知ったのですが、いろいろと「やばい」映画として悪名名高い『ソドムの市』を撮った、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の作品だったようです。
『豚小屋』を観ました。VODサービスのあらすじ以外に事前情報なく鑑賞したのですが、最初の3分で「わ──ッ!!」と思いました。なんでも口に入れるんじゃないよ!! アイス食べてるときにそれはやめて!!!(※食後のおやつを食べながら観ていました)
— 桐崎 鶉 (@za_dehanaku_sa) January 13, 2021
中世と60年代を行き来しながら、→ pic.twitter.com/DEhYNcPcrV
『ソドムの市』はなんだかんだで観る機会に恵まれないので(というか恵まれたとしても観るかどうかは怪しい)、今回が初パゾリーニ監督作品でした。あらすじのなかに「カニバリズム」「獣姦」という言葉が出てくるという、問題作の香りがぷんぷんする作品でしたが、実際に鑑賞すると直接的なグロテスク描写はほとんどなく、高度な政治的会話が繰り広げられたりして、正直なところ筆者にとっては難解過ぎる作品でした。恐らく大戦を含む近現代ヨーロッパ史や、宗教的な知識があれば、作品内の寓意的な表現もしっかり楽しめたのだと思います。自分の知識のなさが嫌になりますね。昨年『ポゼッション』を観たときにも思ったのですが、まずは歴史と政治の勉強をしないとだめだなと痛感しました。
ただ、なにもわからないなりに、画面の美しさやイタリア語の音調の心地よさがなかなか楽しかったです。「シーッ、誰にも何も言うな」という台詞がなんだか胸に染みました。「豚」がなにを意味するのかについては、作品が制作された当時と現代では、観る者にとっても認識が変わってくるのかなと思います。国や年代にとってもいろいろな捉え方がありそうですね。難しい映画観たな~と思いたい方におすすめの作品です!(?)
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2021.01.14 THU
37日目です。早起きしてごみを出したぞ~~ッッ!! うお──ッ!! 早起きしてえらい!!! 100点!!! もう息をしているだけでえらい。酸素を適量吸って、二酸化炭素を適量排出出来ていてえらいです。とっても器用。あんまり吸い過ぎても吐き過ぎても苦しいですからね。体に負荷をかけずに無意識下で生命活動を維持している自分に恐怖すらおぼえます。いやあすごいな自分。お察しのとおり、無為な一日を送ったせいで書くことがなにもありませんでした。
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2021.01.15 FRI
38日目です。起きたら、家を出る時間の20分前でした。ついにここまできたなというしみじみとした趣きがありますね。ねえよ。
カヲル君推しの友人から「今日の金ローはヱヴァです」とLINEがきたので、生まれて初めてヱヴァンゲリヲンに触れました。
もともとのアニメを知らないので世界観についていくので精一杯でしたが、すごくおもしろいですね! シンジくんの置かれた状況があまりにつらいですが、オペレーターの淡々とした声が連続するところや、ミサトさん(であってますか?)がときに熱く、しかし冷静に指揮をこなすところに、戦闘のあるSFの神髄を見ました。かっこいいですね! ロボットアニメが好きなひとの気持ちが少しわかったような気がします。作画も素晴らしくて、敵側の造形の幅が広いのも「すげ~~~!」と思いました。仮にも文章を書く人間の感想のレベルではなくて恐縮なのですが、根はただのオタクなのでご容赦いただければと思います。たぶん来週も観ます!
小鮒#illustration pic.twitter.com/AL88z6y2ex
— 桐崎 鶉 (@za_dehanaku_sa) January 15, 2021
これはおえかきしたやつです。あくまで創作アカウントなのだというアピールは定期的にしていきたいと思います。キャプションはまあ、深く考えないでください。
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2021.01.16 SAT
39日目です。絶対に劇場で観よう!と心に決めていた映画がついに公開されたので、勇んで観にいってきました。ヤン・コマサ監督による『聖なる犯罪者』(ポーランド・フランス)です。
『聖なる犯罪者』を観ました。聖職者になることを夢見る前科者の主人公は、とある勘違いから小さな村の司祭を務めることになり──という物語。予告編等から「狂気的」な作品なのかと思っていたのですが、実際に観てみるとその印象はがらりと変わりました。→ pic.twitter.com/AtT1bXDov6
— 桐崎 鶉 (@za_dehanaku_sa) January 16, 2021
ほんとうは昨日のうちに観る予定だったのですが、まあ寝坊したのでね。今日になりました。
昨夜(というか今日)に某呪術アニメの第2クールが始まりまして、そのOP・ED映像の衝撃で午前中は使い物にならなかったので、「こんな気持ちで観にいって、はたして映画に集中できるのだろうか……」と不安だったのですが、完全に杞憂でした。もうあんな冒頭見せられたら釘付けになりますよ……。
R18指定ということもあり、確かに反社会的な行為がこれでもかと出てきますが、おそらく多くの人が懸念するような、いたずらに感情を煽るような「過激さ」ではないと思います。逆に映画自体はごくごく抑えたトーンでした。予告編や宣伝文句のテンションで臨むと、その抑圧具合にびっくりするかもしれません。ほとんどのことはついったに書いてしまったのでもうほとんど書くことがないのですが、とにかく「すごいものを観た……」という気分になる映画でした。余韻がすごい。筆者はこういうの大好きです!!
新年一発目の劇場での鑑賞として相応しい作品でした……これは夕飯のオムライスです。おいしかったです pic.twitter.com/pMM7fv3gMF
— 桐崎 鶉 (@za_dehanaku_sa) January 16, 2021
ちなみにこれは鑑賞後に食べたオムライスです。11月くらいからず──っとオムライスが食べたかったのですが、つくるという選択肢は端からないですし、せっかくならレストランのおいしいやつが食べたい!と思っていたので、約2ヶ月越しの念願が叶えられてほんとうに嬉しかったです。幸せでした。思い出したらまた食べたくなってきたな。もっかい観にいこうかな。
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2021.01.17 SUN
40日目です。一日中おえかきをしていて気付いたんですが、どうやら筆者は人間を描くのが苦手なようです。おえかきに目覚めてからおよそ10年強、気付くのが遅いんだよな。
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2021.01.18 MON
41日目です。そろそろトイレットペーパーがなくなりそうです。誰か代わりに買ってきてくれや。
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2021.01.19 TUE
42日目です。トイレットペーパーはちゃんと自分で買ってきました!!! えらい。
ここ2、3日、どうも内容が薄いなとお思いの方も多いと思います。理由は簡単、ずっとおえかきをしているからです。絵は拙いなりに好きなので、一度スイッチが入ってしまうと飽きるまで延々と描き続けてしまいます。かといって描き終わると、完成品と思い描いていたイメージとの乖離に「う~~~ん???」となってしまうので、難しいな~と思います。「う~~~ん」となったあとは「も~~知らんなんもせん!」と不貞腐れて数ヶ月なにもかかないというのもざらなのですが、気付いたらまた描き始めているのでこの一連の過程がルーティンと化しているのでしょう。呪いかな?
おえかきについては完全な我流かつあくまで趣味なので、ときどき見せびらかしながら少しずつうまくなっていきたいなと考えています。気分は親にらくがきを見せる3歳児です。もし気が向いたらよしよししてやってください。
なお、ずっとおえかきしていたくせにここでお見せできる完成品はありません! なんなんだ。
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