自分自身=私
私。
私は主婦であり、妻であり母である。
でもそんなもん早々と放棄して(完全放棄ではない)、"自分自身"の私として生きている。
あるとき、資格を取った。
仕事のためではなく、自分を社会に立たせるため。
看護師になろうかと思ったけど日中、学校に通うのは難しい。
だから土日講義があるヘルパー2級を取った。
2人目(真ん中の子)が0歳の時。
久しぶりに学ぶことがすごく新鮮で楽しかった。
なぜだか講師の人には嫌われていたけど。
なんでだよ。
とりあえず2ヶ月だか3ヶ月だか週末に講義を受けて
実習にも行って取った。資格証は免許証サイズのペラペラ。
それでも運転免許以外の資格を取ってなんだか世界が広がった気がした。
ヘルパーとしては働いていないけれど、これが自分が自分らしく生きるはじめの一歩になったと思う。
ただそこから数年間は子育てが激しすぎて記憶がない。1人目(長男)が突然難病指定の病気になったのも衝撃だった。
長男の病気に加えて、3人目(末っ子)が先天性の病気があること、障がいがあること、養護学校に通うことになったこと。
もうね、てんてこ舞い。精神的にも参っていたと思う。
この数年間(10年くらい)は自分の存在を忘れていた。
ようやく思い出したのは3人目(末っ子)が養護学校に通い始めてから。
放課後等デイサービスのスタッフさんに対しての怒りが殻を破るきっかけになった気がする。
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