14年前のコンデジで河津桜を撮ってみた(PowerShot G10 ①)
2008年発売のコンデジを取り戻した(中古で)
2008年にキヤノンからでたPowerShot G10というコンデジがあります。
約1,470 万画素(1/1.7 型CCD、総画素数約1,500 万画素、原色フィルター)
と、当時としては高画素でたまたまヨドバシで買った記憶が。
ズーム付きで、28-140mm(f2.8-4.5)の5倍です。
14年前に東京にやってきて初めて購入したコンデジなんでちょっと思い入れあるカメラです。1年位使って、センサーサイズが小さくて高感度撮影に弱いのと、撮影が結構モッサリしていたりして、EOS Kiss X3を買うことに。
で、こいつはKiss X3を買った後に借りパクされてしまいつい最近まで手元にありませんでした。
スペックを改めて見るとすごいですね。
センサーサイズは1/1.7 型のCCD。1/1.7型というのも当時は大きいサイズなんですが、それに1500万画素ですからね。
今の同カテゴリのキヤノンのコンデジとの比較をすると
PowerShot G1X MarkIII (2017年発売)はAPS-Cサイズセンサーです。
キヤノンの画像エンジンDiGICも7に(PowerShot G10はDiGIC4)。
G1X MarkIIIはキヤノン自慢のDPCMOSなのでAFも優秀です。
14年の間にスマートフォンの台頭で、一眼レフやミラーレス販売が主力となり、コンデジの進化は緩やかになってしまいました。
それでも2008年からは凄い進化をしています。
まずは、桜の季節なので河津桜でも。
3月5日現在、結構咲いているようでしたので、旧中川の河津桜並木へ。
いい天気で人も多かったですね。イマイチAFが合っているのかわからないんですが、とりあえずアクティブモード(自分でAF点を動かして合わせる)で撮影してみました。
露出オーバーしない範囲で調整して撮ってみました。昔はキヤノンのデータはEV上げるとノイズ乗りやすいので、あまりイジれないんですよね。
撮って出しで見ると、空気汚いな~。春一番が吹いたとかいうニュースもありましたが、この日は風も強かった‥。スカイツリーの下の方なんか淀んでますね。
でも今は令和です!ここからLrCやPSでいじってみたいと思います。
そうまずはLrCでRAWデータをいじります。
LrCで現像してみました。マスク色域指定で空の色と桜の色をそれぞれ良い感じにして現像です。春っぽくしたかったので桜の方はシャドウおよびブラックを持ち上げしています。ノイズ乗らないな‥すごいなLrC。凄いな令和。
さらにPSで、下の電線やちょろっと出た桜をさっと消してしまいました。
そしてプラグインを使って更に春っぽく。Nik CorrectionとLuminar4を使いました(と言ってもLUT適用したくらい)。
良いですね!春っぽい!いいぞ!!
他のも春っぽく。
いやぁ14年前のコンデジ、まだまだ行けますね!
少なくとも桜は撮れます!!
ちなみに、スマホで編集してみたのはInstagramにアップしてみています。
スマホは前回同様、Foodieを使ってます。
SNSとの親和性を考えると、G10はスマホへの転送はできないのでちょっとSNS的には厳しいですね。
今のスマホなら正直G10より画質は良いですし、無理して桜をG10で撮るよりもその場でスマホでいえーい!という感じが今風ですかね。
でも良いんです、春なんだもん。
次回は人物撮影とかに挑戦してみたいと思います。
スピードライト付くならオフカメラライティング撮影とかできそうですし。