うずまきあやたんの歴史②
子供の時に影響を受けるもの。
三つ子の魂百まで という言葉もあるように、小さな時に影響を受けたものって人格形成に大きな意味がありますよね。
皆さんは、小さな時に好きだったもの、何がありますか?
大人になった時にそれが影響してるかというのは、必然ではないかもしれませんが、
ピュアな心を持っている子供の頃、なんでも吸収ずまきできる子供の頃に影響を受けたものは、人それぞれ大人になって「自分らしさ」に繋がっていくのだと思います。
今もピュアな心は持ち合わせている自負はありますが。笑
きっと33歳の今、新しく影響を受けたものは、おばあちゃんになっても大きな意味があるのでしょう。
だから生きるって面白い。
わたしは、小さな時は、ジブリ映画をずーーーーーっと観ていました。
ずーーーーっと観て、セリフも覚えて、
ごっこ遊びで、ジブリ遊びをしたり、お母さんに「魔女の宅急便」のキキの衣装を作ってもらってお父さんにホウキを作ってもらって、
コスプレですね。それで公園に遊びに行ったり。
黒猫も飼ってみたり。
「ムー」が好きな母の影響ずまきで、オカルトやホラーに興味を持ったり。
小学校高学年の夏休み。
インド料理店でパートをしていた母が、おなじお店でバイトをしていた芸大生に借りてきた「うずまき」。
伊藤潤二先生の迫力のある絵とお話。
今となれば、芸大生が、これを好きな理由、わかります。
「綾ちゃんもきっと気にいるよ!」とお母さんがわたしにも見せてくれました。
ファーストインプレッション、最高ずまき。
ドはまりした私は、即、
「このまんが、買って欲しい」
と母にお願いしました。
その当時、いじめられていた私は、心の拠り所がなく、一瞬で伊藤潤二先生の世界に引き込まれたのです。
「これは間違いなく一生好きだと言える漫画だ」
と感じました。
感じたかったのだと思います。
心の炎を燃やすものが欲しかった。
ぽっかり穴が空いていたわたしのこころに
ひとつのともしびをくれた作品。
作品のなんともいえない結末に、
そのお話の中の現実や、そのなかにある希望を自分で見つけるために奮闘ずまきした主人公ずまきたちの勇気。
そして、なんといっても綺麗な絵。
何もかもがキラキラして見えた。
子供の頃の感受性って凄いですね。
そこからもう20年以上も経っているのに、「うずまきアイドル」と名乗って今も、その時の心の炎が燃えているのですから。
そして、小学生の頃のわたしには、
大人になって「うずまきアイドル」をしたり、
まさか、伊藤潤二先生の、作品の中に入ることができる未来なんて、想像もしえなかったでしょう。
その話はまた今度。
最後まで読んでくださりありがとうずまき。
今日も、頑張ろうずまき。