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うずまき生活研究所

 かつて、会社勤めを辞めて田舎に住もうと考えた時に、頭にあったのは、
「自分の仕事と暮らしを自分で作ること」
で、ありました。

 しかしそれさえできれば、好きなところに住めるではありませんか。
スゴイ!ヤッター!!断然山だぜ、動物も飼いたいな。

 などと目論んでおりましたが、現状は半分沈没しながらの個人商店ギリギリ曳航。道無き道を進む不安は、山住み10年をへてなお五里霧中。いまだ猫いっぴき養えないていたらく。

 しかし、仕事というものを、誰かの指示に従うことではなく、自分で作るものと設定したからにはあなた、その困難な道のりも、はなからわかっていたことではないですか。

 本屋が欲しいから本屋をつくり、芋を食べたいので畑をつくり、自分の居場所を作りたいので、草を刈ったり、自治会の仕事もするのでありますよ。その単純構造でこの先もナントカ生きてはいけまいか。

 そのために何をすればよいのか、何ができるのかを知りたくて、日々本を読んだり、話を聞いたり、ない頭を抱えてごちゃごちゃ考えたりしてまいりしましたが、こういったあれこれを、自分の居場所と暮らしを、仕事を自給自足するための研究とよんでもよいのではないでしょうか。別に大学とかに属していなくても、勝手に探求しているのなら、野良の研究者と名乗っても別にいいだろ。

と、いうことではじめました、うずまき生活研究所。謎の店うずまき舎に併設です。主に実践、定住フィールドワーク(?)を旨とし、立派な論文とか書きませんが、実践で得た気づきは主にこちらで発表いたします。よろ。

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