ノリコ✕会話
「パンの田島」がお気に入りである。
最寄り駅近くにあれば週3で出向いても後悔なし。
ボリュームがあるので1個で十分なのだが、たまにしか行かないので欲がでる。
「ご注文を」と言われるまで迷っている。あれとこれとそれ・・・
結局買いすぎてしまうのである。
はじめに
ノリコが「この家では本当の自分が出せない」「仕事場では自分が出せるのに」「そもそのこの家には会話がない」と憤りを露わにしていた。
最近はもっぱらノリコが会話を持ちかけるが、ぼくも息子も返答をしない。
勿論取るに足らないことなので、返答もしないのだが、返答しないでいるとなんだぁかんだぁと言葉を紡ぎ悪態を付く、それが面白い。
その悪態を聞きたくて、あえて無言でいるが本当の所である。
語部
本日のノリコは仕事場での仕事ぶりをどうにか評価して欲しいようで、職場仲間から送られてきた動画をぼくや、息子に見せ「どう?」と詰め寄る。
「実に楽しそうにお仕事しているね」的な回答が正解なのかもしれないが、あえて無言を通す。
ノリコは期待していた回答が得られない時は殊の外腹を立てる。
まぁ、ノリコに限らずぼくの含めて大半の人はそうだろうと思うが、ここからが、ぼくとノリコが決定的に違う所である。
ぼくは沈黙し、ノリコは如何に自分が楽しくやっているかひたすら語る。
誰も反応してくれなくても、ひたすら語る。
その内容が面白い、お腹を抱えて笑ってしまう。
最後に
のりこのぼやきは殊の外愉快なので、こういったやり取りを無くすのは実に惜しい事なのだが、「この家には会話がない」と言わしめる事自体は問題である。ぼくが楽しいだけではいけないのである。
「♪♪わかっちゃいるけどやめられない」ではあるのだが、明日からは心を入れ替えるよう生きていこうと思います(''◇'')ゞ