椿鹿さん鑑定レポ④|ひらばさん編
椿鹿さんの西洋占星術鑑定レポ!
今回は、私と"濃すぎるフォロワー"のホロスコープ比較のレポである。
最大級に気が狂っているので是非ご覧ください。
――刮目せよ!!この天王星カルミネート同士の『異能バトル』を!!
前回の記事
まずは宙兎単体の鑑定結果を知りたい!という方はこちらを先に読もう!
今回の登場人物
椿鹿さんのプロフィール
宙兎のプロフィール
ひらばさんのプロフィール
ひらばさんのプロフィールに書いてあることは全て実話なのですが、何を言っているかわからないと思うので、ひらばさんの鑑定レポを見てください。パンチの効いた愉快な人だとわかればいいです。
全4回で、ついに完結したらしいです。
なぜ比較を頼んだのか?
そもそもなぜ、ひらばさんと自分のホロスコープの比較を椿鹿さんに頼もうと思ったのか?
それは、私とひらばさんはASCが度数までほぼ一致しており、社会天体以降のハウスの配置が同一と言っていいほど非常に似ているからだ。
そのせいか知らないが、やっていることは全く違うのに、謎のシンパシーをお互いに感じている。
なんなら、ASCの真上で起きた満月の日に、全く同じタイミングで歯を痛めて二人で撃沈していたこともある。
ひらばさんの鑑定レポの内容も、"わかる"部分がちらほらあった。
しかし、個人天体はかなり異なっている。
よって、どこが異なっていて、どこが似ているのか、是非知りたかった。
もちろん、パンチのあるホロスコープ同士を比較したら、エンタメ的にメチャ面白いだろうなというのもある(※だいたいこれが理由です)。
私が勝手に鑑定を聞き、勝手に結果を公表してしまうことになるので、念の為ひらばさんにもお伺いを立てたのだが、ノリノリでオーケーしてくれた。サンキュー!
ひらばさんとの比較
形状変化VS瞬間移動
椿鹿:ひらばさんと似ている感じで考えた時に、ひらばさんの方がやっぱ生物的にタフだと思うんですよね。
宙兎:タフな生物(Repeat)。
椿鹿:うん、もうちょっと。ひらばさんって多分踏んでも壊れないんですが。
宙兎:ぽいね。ぽいイメージありますね(偏見)
椿鹿:宙兎さんは、もう少しだけヒビが入りそうな脆さがありまして。その分、あの、逃げます。「危ないな」って察知した瞬間に、高速で移動するので瞬間移動したような感じになります。
宙兎:あーそうすね(肯定)
椿鹿:ひらばさんって、ムニュッて踏まれても多分変形して助かる方なんですけど。
宙兎:ああ、確かに(謎の納得)
椿鹿:宙兎さん結構形質保存するんじゃないかな~。テレポーテーション積んでそうな感じがします。
変な境遇あるある
椿鹿:ただあの、どっちにしてもあの、まともじゃないのは確かです。
宙兎:まともじゃないところにシンパシーがある?
椿鹿:そう(笑)「踏まれても平気だよね!」っていうところで「そうだよね~!」って言ってそうなんですけど、逃げ方がちょっと違うのかなっていう。
宙兎:ふんふん。危ない目にあったと言うか、そういうときに?
椿鹿:そうそう。「あるある~!」みたいなことを言ってるシンパシーがあるんじゃないかな?(普通は)無いよ!(ツッコミ)
宙兎:ありえないことに「あるある~!」って言ってそう、二人とも。でも、そうだろうな。
椿鹿:木星以遠のかぶり方が二人ともまあ似てるので。どうしてもその、なんていうか……変な境遇になりがちだし。それを個人天体でどう受け流すか?の差が違うくらい。
宙兎:ふんふん。
椿鹿:で、まあ、受け流し方として、ひらばさんも変ですけど、「余裕余裕~♪」って言ってそうなところはお揃いかなぁ(笑)
宙兎:なんとかなる感!
椿鹿:なんとかなる感強いなぁ~。
擬態方法の違い
椿鹿:正直、宙兎さんの方がひらばさんに合わせてあげられる度が強いです。わかってあげられる感というかね。で、ひらばさんの方が素のまま、人間の中に擬態できる度が高いです。
宙兎:素のまま!?(驚愕)
椿鹿:宙兎さんは、かなりレベルを落として合わせて調節してチューニングして、人の中に混ざる感じです。
宙兎:宇宙人かな???
椿鹿:うむ。ひらばさんの方がまだパッと見人間に近いと思う。
宙兎:あーなるほど、割と素で?
椿鹿:まあ、中身がやばいのはどっちも一緒ですけど。その辺はもしかしたら、出会った人に「どっちが人間だと思いますか?」みたいなこと聞いたら、ひらばさんの方を指差す確率が高いかなって言う。
宙兎:はあ~(納得)。まだ(ひらばさんの方が)生きてる感じしますもんね。……いや、自分で言うのもおかしいですけど。
椿鹿:はっは(笑)
宙兎:や、おかしいな今の言い方?まあいいや。
椿鹿:まあ、蓋を開けたらどっちがヤバイか甲乙つけるの難しい話になるんですけど。
宙兎:ああ、多分ね。他人からしたら五十歩百歩っつったらアレですけど。
椿鹿:(笑)。首を捻られる良い勝負してんな、って感じです。
オチは一緒
椿鹿:うあーなるほどなあ。ひらばさんと共通点多いですが……。
宙兎:個人天体は結構違うんでね。
椿鹿:違うのはやっぱ本当に、個人天体がどう物事を受け流すか処理の違いですよね。でもオチが一緒なんだろうな。
宙兎:オチが同じ。
椿鹿:アプローチの違いだけだと思います。大体ゴール同じところに行ってて、そこがゴールなのはおかしい話にはなる、かな。
宙兎:「どうしてそこに行っちゃったんですかねぇ!?」みたいな?
椿鹿:「まあ、あの二人だからねぇ……」ってセット扱いされる感じはどうしてもあります。
宙兎:あ~~~なるほど。
科学は追い付くのか?
椿鹿:二人ともたぶん、トランス状態と言うか忘我状態にはなりやすいと思うんですが。
宙兎:うん(深く頷く)
椿鹿:ひらばさんの方がまだこう、科学的に解析できるようなトランスかもしれなくて。
宙兎:うんうんうん。
椿鹿:宙兎さんのトランスってね、まだ多分科学が追いついてないんですよ。
宙兎:どういうこと!?(笑)
椿鹿:脳内物質とか人間の脳とかって、だいぶ科学で追いついてきてるじゃないですか?
宙兎:はい、そうですねぇ。
椿鹿:宙兎さんのやつ、下手すると、あの、まだ今後百年解明できない可能性。
宙兎:謎のトランスを経験している……!?
椿鹿:まだまだ無理なんじゃないかなこれ。ので、科学の発展まだまだ楽しめますよ宙兎さん。
宙兎:なるほどなあ。
椿鹿:ひらばさんはもしかしたら、生きてるうちになんとか自分を解析完了できるかもしれないですけど。宙兎さんは、自分が死んだ後もまだ科学が発展するの、悔しい思いしてるかなっていう感じします。
宙兎:ああ~~~!悲しい!
椿鹿:「悔しい、あと10年生きてれば!」みたいな感じになるかもしれない。
宙兎:ん~~~まだ謎が解けてない……。
椿鹿:解けないんじゃないかなあ……。
検体を残しておけ
椿鹿:えっとね、3室に火星が行ったか行かなかったかの違いだとは思うんですが。ひらばさんは2室にいてくれたからまだ……っていう感じなんですけど。
宙兎:ギリセーフ?
椿鹿:宙兎さん、火星が3室に入ったせいで、多分一代で終わらないです。宙兎さんが残した遺伝子まで解析しなきゃいけなくなってくるので。サンプル用にきちんと残してってください、検体。
宙兎:検体を残しておく(Repeat)。
椿鹿:人類のために、ちゃんと残してください。
宙兎:意識高い手記とか、書いといた方がいいかな?
椿鹿:良いと思います!(笑)多分、研究材料にされるので。
宙兎:SMバーでの研究をひらばさんに渡して、私は……ッ!
椿鹿:そうね(笑)脳波データだったりだとか、自分の遺伝子だったりだとか、きっと人類にとても貢献することになると思うのでよろしくお願いします!
実用研究VS応用研究
椿鹿:どっちも実験動物感は溢れていますが……。ひらばさんが持ってる変人要素の方が、「人間の怒り」だったりだとか、「負の感情」だったりだとか、あと「人を洗脳するときに使うような感じの快楽」だったりだとかっていう、実用的なものが多くて。
宙兎:ほう?
椿鹿:宙兎さんの持ってるものが、役に立たないものが多いんですよ。
宙兎:役に立たねえ~~~~~~!
椿鹿:だから、研究費って考えた時に、宙兎さんが持ってるものの方が後に来るんだと思う。あらかた研究し尽くして、さらに細分化した時に宙兎さんが活きてくる感じです。
宙兎:未来を生き過ぎてんな?
椿鹿:あっはは(笑)うん、そうだよ?この子たちは、未来の礎になる子たちだよ。
宙兎:良いんだか悪いんだか分からないな!?
生きてるだけでいい
椿鹿:「何もしなくても人類に貢献できる」っていう意味ではとてもいいことだと思います。
宙兎:もう、いるだけで?
椿鹿:生きてるだけで、「ありがとうございました!」っていう風になるから。
宙兎:なるほどな。
椿鹿:その代わり、自分が自分の意思で人類に対して貢献するのが結構難しくなってくるので。
宙兎:あ、逆に?
椿鹿:ウン。ひらばさんもそうだと思うんですけど、良かれと思ってやったことがことごとく人類からしてみるとはてなマークが浮かびまくるので。
宙兎:うーん!うん。確かに。
椿鹿:いっそこう、生体データの方がよっぽど助かるみたいな。物理的に存在してくれてるだけで十分みたいな感じになってきて。
自分の行動だったりだとかね、自分の頭で考えたものだったりだとかっていうのは、100年後だったら役に立つかもしれないけど、今生きてる現実の人間にあまりにも役に立たない!
致命的にズレている
椿鹿:……ので、偽善はたっぷりやった方がいいです。
宙兎:ほう?
椿鹿:じゃなかったら、社会と繋がってる感じが全然しないと思う。自分の頭で考えて、良かれと思って……っていうことをやるんじゃなくて、その社会のルールにとって「こういうことをされると人間って嬉しいらしい」っていうことを、たっぷりしたほうがいいと思います。致命的にズレてるから、自分の頭で考えちゃいけないんですよね。
宙兎:「普通に」とか「役に立つ」という点においては?
椿鹿:そう。
宙兎:確かになぁ。「これやって欲しい!」って言われてからやるようにして、ここまで来てるから。
椿鹿:あ、偉い!「やって欲しい」って言われなかったことをやって、人の役に立った試しがないんだと思う。
宙兎:うーん……!そうね!
椿鹿:すごいなあ~……(しみじみ)
宙兎:それこそ私、占星術の鑑定してますけど、それもアンケートとって、「やって欲しい」って言われたからやってるみたいな所があって。自分で「これやりたい!」と思ってやってるんじゃないんですよね。そんなに。「えっ!?これ役に立つんだ!?ならやるか~」みたいな感じでやってて。
椿鹿:人にお願いされた時の方が、クリティカルに人のお役に立てます。
宙兎:確かに、よくお願いをされると言うか。
椿鹿:それで行きましょう!求められなかったことをやった場合、評価されるのがずっと後になります。
宙兎:ちょっと未来を生き過ぎてるからなぁ。
椿鹿:どうしようもない、もう。
狂信者とガラクタ趣味を飼え
椿鹿:でも、やっちゃいけないことって話じゃなくて。本当に時代が追いついてないだけの話だから。やること自体はおそらく全然大丈夫で、誰かを傷つけたりとかするわけではないんでしょうけど。まぁ~理解が得られないと思います。
宙兎:「何やってんだこいつ?」で終わるんですね。
椿鹿:そうそう。のでね、狂信者をできれば飼っといた方がいいんですよね。
宙兎:信じてくれる人というか?
椿鹿:宙兎さんというモノを保存してくれる人。「何かの役に立つかもしれないから集めておこ!」っていうガラクタ趣味の人。たぶん牡牛座に多いとは思いますが。
宙兎:あ~、なるほど。
椿鹿:「いつか役に立つだろう」で宙兎さんを取っといてくれる人は必要ですね。
宙兎:欲しいな……そういう人、欲しいね。
椿鹿:いるといいなあ……。
次回予告
次回は完全に「オマケ回」になると思います。
最終5分で急に話に浮上したヘリオセントリックとか、創作の傾向とか、「何で占いやってんだコイツ」案件とか、掻い摘んでポロポロ話す感じ。
多分短いはず……気が向けばそのうち、ネ!公開されました(2023/1/9)
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