7番房の奇跡
7番房の奇跡を見た。
親子の話に弱いのかもしれない。
今思い出しても泣きだしてしまいそうなくらい
苦しくて愛しくて綺麗で残酷な話だった。
この世には残酷なこともきっとたくさんあって、
でもそれと同時にたくさんの愛で溢れてもいるのだと
改めて感じさせられた。
ただそれが、
こんな形で分かってしまうことが
どうしようもなく悔しい。
今日も日本は眩しいくらいにいい天気で、
自分はこんなにも安全な場所で守られていたのか、
となんとなく苦しくなった。
これもまた、残酷な世界があって気付いたことで。
綺麗事かもしれないけれど、
世界が愛で満たされますように。