ご縁ってあると信じたい!
今、絶賛物件交渉中です。
願掛けも兼ねて、物件との運命的?な出会いを記録しておきたいと思います。
※長いです(笑)
私達の当初の予算は市内の物件、リノベ込で3,000万円でした。
しかしなかなかリノベ向きの物件がないことと、どうしても市内だと何かの条件を諦めなければいけないということで、話が進みそうにありませんでした。
市内だと両家の親から「子どもの育つ環境のことを考えてほしい」とお願いされる。大阪市内は子育てに向かない環境という固定観念がありがち。
そんなことない、大阪市で育つってすごく刺激があってよいと思っているのでそこは話半分に聞き流していたのですが、たしかにエリアは「府内」に広げてもいいのかも…と思い始めていました。
市内にこだわらなければ、おそらく土地も広く、リノベ込で3,000万も難しくはないだろう、とのことで再度リノベ会社に家探しをお願いしつつ自分たちでもSUUMOなどの情報サイトで物件情報をあさっていました。
そんな中夫から「枚方方面はどう?」との提案が。
あまり枚方方面に縁がなかったのですが、お互い京阪沿線での通勤が可能だったのと、枚方T-SITEの印象が強く再開発で魅力的な街になっているイメージだったため、「一回調べてみよっか?」とSUUMOで香里園〜枚方市〜樟葉あたりの中古物件を探してみました。
いつもの検索条件は下記の通り。
●価格:〜2,500万未満
●土地:80㎡以上
●駅から徒歩15分以内
●所有権
●築年数:気にしない
ただ、このときたまたま価格を設定しないまま調べました。
するともちろん予算を大きく上回る物件がたくさんでてきます。
その中の一軒、不思議とその外観に惹かれ、いつもなら価格で却下するのですがその時はとりあえず、とリンクを開いてみました。
すると内装も私達好みの家!!!
これは単なる建売や大手HMの半分仕様が決まっているようなものではない、おそらくこだわりをもった工務店と家主が建てた家に違いない…!
う〜んでもなあ、物件価格だけで当初の予算の3,000万を超えてる…。
探せば同じ駅でもっと安い家もある…。
「予算は限りがあるから、確かにめっちゃくちゃ好みやし住めたら最高やけどさあ、これならもうちょっと出して建売なら新築買える値段やで?ほら〜これとか〜どう?」と夫に聞いてみる。
でも夫は「いやいや、この家、めっちゃよくない?え?だってよくない?住みたい」と予算オーバーのお家の虜になっている。
このとき夫ビール4本目。酔ってて気が大きくなって冗談半分だろう、と思って私は他の1,000万〜2,200万くらいまでの物件のメモを残していました。
翌朝、やっぱり私もその物件が忘れられず、素敵やったね…と夫に話をすると「めっちゃいいと思う。一回見に行きたい。」と!
わりとめんどくさがりの夫が前向きに見に行きたいというのはもうそれはかなり好きになってるやん!確かに、見るのはタダだし、目を養う意味でも内覧は多いほうがいい。
一回、だめもとで聞いてみよう。
その流れで初めてのリノベ会社との打ち合わせに出向きました。
この打ち合わせの最後に、実は気になってる物件があって…と枚方の物件URLをプランナーさんに見てもらいました。
プランナーさんは「確かに、結構いい感じの物件で、リノベも最小限でいい感じにできそうですね」とのこと。(本当に「いい感じ」って2回言ってたんです)
リノベ会社からしたら全然美味しくない物件です。
だってリノベ代金稼げないもん(笑)
でもプランナーさんが、「(営業担当の方に)話しておくのでうちで仲介できそうか調べておきますよ」と言ってくれました。
そこからあれよあれよと話が進み、内覧に行くことに。
もう、家に入ってもな〜んも嫌な感じしないし、むしろ「あ、ここに住むんやな〜」という気持ちで見ていました。
それを感じてか、娘もめっちゃ大人しいし(笑)
まだ家主さんがお住まいとのことで、住心地を直接伺えたのもよかったです。
売出しの理由が、その家で育った子どもたちがみんな巣立っていって、残ったご夫婦にはこの家は広すぎるから、新しくもう少しコンパクトな家を建てて引っ越すという理由でした。
世代交代で受け継ぐ、末広がりな感じがあってすごく縁起のいいお家だと思いました。
家を出て、帰り際にリノベ会社の営業担当の方と話をしていると、
「思っていた以上にいい家でしたね。
正直、直すとこなんてなくて、ハウスクリーニングと外壁補修だけでいいと思えるレベルです。
リノベで大幅に変更するなんてもったいないお家です。
物件紹介のときの広告で「またとない!」「二度とない!」「最高!」とか使っちゃだめなんですけど、この物件は正直その言葉を使ってもいいと思うぐらいです…。」
とおっしゃっていました。
この営業担当さん、父親が大工で、ご自身はHMの営業を経て今の会社にきているとのことで結構目の肥えた方なのですが、その方がこんなにも目をキラキラさせて言うので、余計「やっぱりこの家、いいなあ…」と思うように。
その後にもう一軒、今住んでいる家の近くのデザイナーズの中古物件を見る予定もあったのですが、正直もう、こっちに決めてしまいたい…というところまで気持ちが高まっていました。
でも、もしかしたら気持ちが高揚しているだけかもしれない、とりあえず見てみようと二軒目へ…。
その物件も大阪市内2階建てでかなり広く、小さいながらも庭もあり、さすがデザイナーズだけあって光をうまく取り込む工夫が随所になされており魅力的な物件でした。
でも、一軒目で感じたときめきがまったくない。ここで住む自分が想像できない…。
そして営業担当さんのやる気の無さ!(笑)
物件見てるときの興奮具合が全然違ってて面白かった…。
「決して悪い物件ではなくて、むしろよい物件ですよ。」と言ってましたが、それ以上に一軒目がすごすぎた…。とのこと。
私達も同様のことを感じていました。
二軒目の家の中でどうやったら一軒目の物件を買えるか、と営業担当さんに聞く始末…二軒目の家ごめん…。
もう、3,000万の予算とか、新築買える値段とか、土地を見つけたら注文住宅建てられるとか、そういうの置いといて「あの家に住みたい」という気持ちが大きくなっていました。
もし本気であの家に住みたいと思うのであれば、と営業担当さんが下記の二点を提案してくれました。
①早めにプランナーさんと打ち合わせして、追加の予算内で希望のリノベーションができるかどうかを確認
②並行してローンの事前審査を進める
①は一旦予算を3,500万までアップすることと、物件に対してやりたいリノベーションをリスト化して相談することにしました。
これはまた別記事でまとめたいと思います。
②は内覧した勢いで「買います」とただ言うのと、ローンに通る確証を得た上で申し込みをするのとでは信用度や高感度が全く異なる、特にあの家の家主はしっかりしてそうだったからそういうのが効くだろう、とのことで提案してくださいました。
確かに、その日にすぐ買いますと言っても翌日とかに気が変わったと言われたりしたらたまらんですよね、そして人間そういうことありがちですよね。
実際私達も少路の家はそれに近い勢いだったし…。
「でもでも、その間に他の人に買われたりしないですか?」と焦る私達。
「そればっかりはご縁ですからねえ…」と営業担当さん。
はい出た〜!ご縁〜!!!!!
不動産は本当にご縁ってよく聞きますよね。
でも、私達も確かに今回の出合いにご縁を感じている…。
ならもう自分たちの縁力(えにしりょく)を信じるしか無い!!
そして先日、無事ローンの事前審査に通り購入申込書を提出しました。
プランナーさんとの打ち合わせも終わり、追加予算内にリノベ費用も収まりそうです。
もう、ゴールやん、と思っています。
ただ、やはり良い物件なのでしょう。内覧がいくつか入っているとの情報。
ローンも通った上で購入申込書を提出しているのはうちが一番はやいとのことなので交渉権はあるはずです。
売主さんは「この家を大切にしてくれる人に住んでほしい」という思いが強いそうで、自分たちが気に入った人に売るだろうとの情報もありました。
こればっかりはもうわかりません、でも、この家に住むことしか考えてない。だからきっとご縁がある!と信じて今記録しています。
明後日、不動産会社が売り主にうちの購入申込書をもとに交渉に伺ってくれるようです。
どうか、お願いします。このご縁が切れませんように!