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世の中で組み合わせ抽選が一番楽しいんだから組み合わせ抽選だけやった結果

世の中で一番楽しいのは組み合わせ抽選です。

なんで組み合わせ抽選って楽しいんでしょうね。

「あれがあの枠に入った」「あいつがまだ出てない」
「あそことあそこがぶつかる」「あいつとあいつは決勝まで会わない」

とか、やってもいないことを想像するのってなんであんなに楽しいんでしょうね。


なので、適当に単語をいっぱい持ってきて、組み合わせ抽選をして、
ありもしない大会のありもしない対戦が決定する様子に興奮し続ける配信を行いました。

【ニコ生】

【Youtube】


一人でやってたんですが、
なにがどこにどう入ってもクッソ楽しかったので、
熱が落ち着いた今、せっかくなので文書にしてみたいと思います。





【トーナメント表について】

使用ツール

トーナメント表は「トーナメント表作成ツール」というサイトを使用して作りました。
参加させる単語は「Word Cascade」というサイトを見て適当に選びました。


トーナメント表の内容

今回のトーナメント表は32枠の勝ち上がり方式。

一番わかり易い方式


便宜上、向かって左側の1~16枠を「Aグループ」、
向かって右側の17~32枠を「Bグループ」と呼ぶことにする。


抽選方法

抽選には「抽選王」というランダム抽選プログラムを使用し、
1つの枠決定時にひと単語ずつ抽選を実施。

まずは1、3、5等の奇数番号枠から順番に31枠まで埋め、
その後2、4、6等の偶数番号枠を埋める形とした。


【組み合わせ抽選 奇数番号枠】

Aグループ前半(1,3,5,7枠)

まず、Aグループ前半の奇数枠4組を抽選。

1枠 デンデラの電球
3枠 指差す
5枠 アルキメデスの牛の問題
7枠 勧進帳

この時点でもうすでにこの大会が如何にヤバい大会になるかを物語るような抽選結果となった。

注目すべきは「デンデラの電球」「アルキメデスの牛の問題」。
日の目を浴び始めた今でもなお危険性を孕むこの2つが、この勝負の場においてどのような表情を覗かせるのか。
また、この2つの間にまったく別方向の「指差す」がどう絡んでくるかという別の見どころも期待したいところ。

更に、この流れに待ったをかけるように実力者の「勧進帳」が7枠に登場するという、最序盤から非常に楽しみなマッチアップが予測できる形となった。


Aグループ後半(9,11,13,15枠)

続いて、Aグループ後半の奇数枠の抽選。

9枠 人工島
11枠 ゴーサイン
13枠 安楽死ジェットコースター
15枠 すっぱムーチョ

やはりどうしても目立つのは「安楽死ジェットコースター」がここに入るという点。
対戦相手がまだ決まっていないという点はあるものの、今脂が乗っている「安楽死~」が早すぎも遅過ぎもしないこのタイミングで登場するというだけて期待値がグっと高まってしまう。
この配置は、新進気鋭の「人工島」、ベテラン空気漂う「ゴーサイン」と、色の異なる人選が続いたこの抽選は、失礼ながら一歩出遅れの様相の「すっぱムーチョ」にとって追いか向かいかどちらの風になるのか。


Bグループ前半(17,19,21,23枠)

続いて、Bグループ前半の奇数枠を抽選。

17枠 拷問
19枠 棍棒外交
21枠 獣
23枠 オウムアムア

大変なことになった。
Bグループのスタートは地獄の様相を映し出すのかもしれない。

初戦に「拷問」、
次戦に「棍棒外交」、
その次戦に「獣」が登場するという、
非常にカロリーの高い対戦が続くことを予想してしまう。
この流れで登場する「オウムアムア」は、果たして流れに飲まれず己の戦いを続けるできることができるのか。
もちろん、現時点では「対戦相手次第」であることに変わりない。

Bグループ後半(25,27,29,32枠)

続いて、Bグループ後半の奇数枠抽選。

25枠 モデナの恋人たち
27枠 マキシマム
29枠 サービスデザイン
31枠 ボサノヴァ

Bグループ前半の地獄を拭い去るかのような4組が並ぶ。
堅くしかし確実に勝負を決めていく「マキシマム」「ボサノヴァ」、
若さ故のスピードに長ける「サービスデザイン」、
加えて佇むだけで胃もたれしそうな空気を持つ「モデナの恋人たち」。
果たして彼らは地獄の風に当てられるのか、それとも空気を一変する力を発揮するのか。


【組み合わせ抽選 偶数番号枠】

奇数番号枠が全て埋まり、次からは偶数番号枠を順番に埋めていく。
この先は対戦カードが一試合ずつ決定していくことになる。

Aグループ前半(2,4,6,8枠)







2枠 戦闘不能
4枠 アラビアンナイト
6枠 アップルミント
8枠 立て付け

これこそ組み合わせ抽選の醍醐味。
わくわくするような対戦が続々決まり出す。
全対戦に触れていると気がおかしくなるので、いくつか絞って言及したいと思う。

初戦は「デンデラの電球」vs「戦闘不能」。
開幕にふさわしいガッツ溢れる戦いとなった。
それぞれ異なる奇想天外さを持ち合わせる両者は、この大会の初戦をどのように飾るのか。

続けて「指差す」vs「アラビアンナイト」、
「アルキメデスの牛の問題」vs「アップルミント」
「勧進帳」vs「立て付け」と対戦が続く。

個人的注目対戦は
3戦目の「アルキメデスの牛の問題」vs「アップルミント」。
「アルキメデス~」は突飛さがウリであるのに対し、「アップルミント」は平凡と非凡を並行させる奇跡の存在。
下馬評からは「アルキメデス~」を有利に視る評も多いが、「アップルミント」が空気をつかめば、優勝まで猛スピードで駆け上がる可能性も十分にあると予測する。

Aグループ後半(10,12,14,16枠)







10枠 カラメルソース
12枠 異臭騒ぎ
14枠 あるき出す
16枠 正65537角形

やはり目を引くのは、ここまで息を潜めていた「異臭騒ぎ」が「ゴーサイン」とぶつかる点。
多数の爆弾が並ぶとされる今大会の中でも、地の力で、他の存在を消し飛ばしかねない爆発を起こすのがこの「異臭騒ぎ」。何でもありの今大会で、これに立ち向かえる存在は居るか議論は尽きない。
ただ、相手の「ゴーサイン」も、決して侮りがたい存在である。ベテランである「ゴーサイン」が、”今”こうやって戦いの場に出ること、それに価値がある可能性もある。
久しく表舞台に見ることがなかった牙は、”今”が最も刺さって抜けない最強の凶器と化しているかもしれない。

また、ここの抽選で一気に窮地に追い込まれたとも見れるのが「安楽死ジェットコースター」である。

直前にとんでもないパワーで戦いを魅せる「異臭騒ぎ」、そして対戦相手が展開づくりの名手「歩き出す」となると、「安楽死~」にとってはやりにくさが倍増どころではない。
あっという間に慎重な戦いが求められる形となり、今この瞬間も捩じ切れるくらいに頭を捻らせているのではないだろうか。

Bグループ前半(18,20,22,24枠)







18枠 珍回答
20枠 兄
22枠 翌々週
24枠 ジョイフル

良くない。
絶対に良くない組み合わせ。
下手すれば、演者も観客席も死人が出る。

「拷問」vs「珍回答」の対戦なんてものは存在して良いのか。
しかもBグループの初戦。おそらく、誰も付いて行くことが出来ない空中戦が展開される事が容易に想像できる。
人々の理解の遥か先で散る戦いの火花は、果たしてどんな美しさなのだろうか。

追随するように「棍棒外交」vs「兄」、「獣」vs「翌々週」とパワータイプ同士の戦いが続く。
特に「獣」vs「翌々週」なんてカードは、見惚れるほど純粋な殴り合いになると予測する。
流血も覚悟の上、大会側としてはドクターストップも視野に入れなければならないくらい、激しい打ち合いが展開されるだろう。

この絶対に良くない組み合わせ三連戦を抜けたあとに待っている「オウムアムア」vs「ジョイフル」は、果たしてどのような試合模様を見せるのか。


Bグループ後半(26,28,30,32枠)







26枠 テーゼ
28枠 ガードレール
30枠 ボルツマン脳
32枠 ご褒美ランチ

この抽選にて、32枠すべてが出揃ったことになる。

それにしても「モデナの恋人たち」vs「テーゼ」というカードはいかがなものか。
どちらも、ひと組いれば十分大会をかき回す存在になり得るものを、今大会においては両者とも存在し、ましてやその両者が対戦するとなったら、現場はとんでもない空気に成るのではないだろうか。良くも悪くも、決まった以上は受け入れる他なく、ある意味胸ときめかせる一戦となるかもしれない。

「マキシマム」vs「ガードレール」、「サービスデザイン」vs「ガードレール」といった、脂の乗り始めと脂の乗りきった旬どころがぶつかる対戦も非常に見物であるが、
最後に決まった「ご褒美ランチ」が、共に戦ってきた「ボサノヴァ」とぶつかるというのも、非常に味があるというか、運命的というか。「やはり神はいるのかもしれない」と感じさせるマッチアップに仕上がった。






【振り返り】

あらためて、トーナメント表を確認してみたいと思う。


壮観である。
「Aグループは誰が勝ち上がるんだ」
「Bグループのここが勝つと次はここorここなのか」
「もしここじゃなくて先にここが入ってたらどんな対戦だったのか」
など考え始めると止めることが出来ない。

例えば各グループの勝ち上がりを考えるとしよう。
Aグループはどうしても「異臭騒ぎ」が目立ってしまう。その力任せの破壊行為で対戦相手をなぎ倒す姿は容易に想像できてしまう。
一方で、前半部に目を移すと、ここも「デンデラ」「アルキメデス」などの危険分子が一歩頭飛び出しているように見える。
しかしながら、この2つではなく、もし「アップルミント」という非凡な存在が勝ち上がろうものなら。
「アルキメデス」を下し、「勧進帳」vs「立て付け」という実力者同士の戦いの勝者を下せるとしたら。もしアップルミントが2勝しようものなら。
その時は、「この大会はアップルミントのための大会だった」と評される日が来るのかもしれない。

Bグループにも意識を向けてみる。
ただ、このグループは初手から三連戦の異常さが拭いきれない。
蓋を開ければ結局「拷問」による、地を鳴らす進撃の跡が残るだけか。
いやしかし、空気を荒らす「モデナ」vs「テーゼ」の戦いもある。ここで空気が変われば後の組にも勝機が無いわけではない。
しかし今、この表を見れば見るほどに、「ジョイフル」にほんのわずか、しかし強烈な光の筋があるような気がしてくる。
無責任な「頑張ってくれ」という言葉しか言えないが、「珍回答」はたまた「兄」はたまた「獣」、上3戦の強者をなぎ倒してくれと言いたくなる。

1回戦の16戦、勝ち上がった先の13戦。一組にとっては優勝まで4勝という短いようで果てしない旅路。
良い大会になることをただただ祈るばかりである。







【総評】

クッソ楽しいが何か問題ありますか。


いやマジでメッチャ楽しい。
これ語りながら朝まで酒飲める。

ニコ生で配信してたけど、コメントで「アップルミントvs異臭騒ぎはやばいでしょ」って来た瞬間、共感しか無いし、「アップルミント」が勝つ未来メッチャ見たくなった。
絶対「アルキメデス」が勝つ勝負なのに「アップルミント」が勝つ未来マジで見たくなった。
でも「異臭騒ぎ」つええんだよなあ~、大方「異臭騒ぎ」なんだよなあ~、まてよ「ゴーサイン」とぶつかるの?「ゴーサイン」変なとこのツボ入ったらワンチャンあるくない?え、「異臭騒ぎ」負けるのヤバすぎるな。
「獣」-「翌々週」なんかマジで死者出るぞ。あれ?大会主催として医者呼んだほうが良かったりするんかこれ?
俺は何を言ってるんだ?

こんなのが永遠にできるのでクッソ楽しい。
このトーナメント表を見ていかがでしょうか。
俺の推しは「異臭騒ぎ」です。ここ強すぎます。
見たい試合は「獣」vs「翌々週」のシンプル殴り合いと、「モデナ」vs「テーゼ」のめちゃ変な空気対決です。
ほいで、これで対戦とか一切やらないのクッソおもろいしね。

もしこの記事を読んだ方で、その中でも気が向いた方には、
大会の勝敗予想、推しの演者の推せる部分などあれば教えていただけると幸いです。

また組み合わせ抽選だけやりたくなったら配信するかもしれません。
それでまた気が向いたら、こうやってまとめるかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。
また次回の組み合わせ抽選でお会いしましょう。

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