
今年も川崎で“原宿レモテ”後編
緞帳幕の裏でセッティング中

何度もやってるところでいつもの曲でもやっぱりミュージシャンは繊細
開演前は緊張するんだろうなぁ〜




開演だ!
We are remote!!!

































ギターバトル開始だ!



ライトハンドの嵐







ギター・ベース バトル!




















いつも快く撮影させてくれるメンバー、他のバンドの方に感謝
客席最前列をウロウロしまくっても”いい写真を撮ってください”と言ってくれる常連のファン感謝
ホコ天時代を思い出す楽曲の数々と楽しそうに演奏するメンバーで
楽しかったです、ありがとう
以下は
今回の現場はいろいろ撮影する視点からは思うところが多かったので
自分の記録と写真関係でこちらを観てくれる方の何かしら参考になるかなと
書き留めておく項目です
まず、いつものメインの機材NikonDfが直前の故障で修理に入りNGに
サブD80の1台となりISO感度1600までとなること覚悟しての現場入りだった
(ありがたい事にこの件をSNSでつぶやいたら友人のプロカメラマンの方が
NikonのD3ボディを貸し出しましょうかと言ってくださったが万が一の事を考えお断りした)
そして手持ちのレンズとの組み合わせにいつも以上に悩むことになった
なんどか撮っている川崎のこの現場、いつものチョイスは以下だ
24ミリ〜120ミリのズーム
80ミリ〜200ミリのズーム
50ミリの単焦点の3本だった
そして今回はオートニッコールの時代の20ミリの単焦点レンズをひっぱりだした
今回、リハで試し24〜120はF値が暗くブレない速度までのシャッター速度があまりに得られないのであきらめた(ロックの雰囲気である程度のブレや動きはそれなりに面白いのだが限界を超えるカットが増えすぎるので)
開放値F2.8の80〜200と50、開放値F3.5だが広角でせめてピントの範囲(被写界深度)は稼げる20ミリを採用してみた
だが、Dfのフルサイズと違いD80はAPS(ニコンでいうDX)というボディなのでレンズの焦点距離がみな1.5倍になる
これで大きめの現場だと80〜200が120〜300のF2.8となり重宝する時もあるのだが、今回のサイズのライブハウスではアダになった
舞台前の左右どこに逃げてもなかなか”ひき“がとれずアップはいけても
ミュージシャン同士の絡みや全身の動きを捉えにくかった
幸い客席の後ろに回り込むタイムラグのとれる曲数だったが
正面に回ってもなかなか程よい”ひき”の画面が狙えず苦戦・・
いつも最前列の顔見知りのファンの方の好意で足元でチョロチョロさせてもらい20ミリの広角でステージ前にかぶりつき、しゃくり上げで
演奏者の足や楽器のネックなどの画面の端のゆがみ誇張で自分のある意味
得意分野のカットが狙えるのだが、それも20ミリが30ミリに化けて苦戦・・
現在はいつもズームやオートフォーカス、デジタルカメラの高感度特性のテクノロジーに助けられて撮影しているんだなァ〜と。
ISO感度1600、増感したりしても3200のフィルム時代
アマチュアの自分の限られたフィルム枚数と暗いマニュアルフォーカスの
単焦点レンズでど〜やってど〜していたやら・・・と振り返っても
30数年も前の記憶が薄れていく昨今である。