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夢の最果て ディズニーリゾート創設者ウォルト・ディズニーに学ぶ

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1.ヒストリー

幼い頃から絵をかくのが好きだったウォルト。
絵に関わる初めての仕事は新聞の一部の漫画を描くことだった。
あまり十分な収入ではなかったため兄が広告系の仕事を紹介し、その仕事先でアイワークスに出会う。

1920年デザイン会社ウォルト・アイワークス・カンパニーを設立するがウォルトはすぐにアニメーターとして引き抜かれ、会社はすぐに無くなる。ウォルトは漫画からアニメの世界へ。

同年、個人事務所でのアニメ制作が上手くいき、アイワークスをはじめとし、アニメーターを複数人集めて事業拡大を目指すが、資金のやりくりが軌道に乗らず倒産してしまう

ハリウッドに移住し、兄と共にディズニーブラザーズ社を設立。この会社が実質的に後のディズニー社となる。

1928年ディズニー社オリジナルの「オズワルド」というキャラクターのアニメがユニバーサル社の配給で大ヒット。しかし不当な手数料を要求され、断り続けるとアイワークス以外の社員がほとんど引き抜かれてしまう。さらに「オズワルド」は契約書上、ユニバーサル社のものとなっており、「オズワルド」を失ってしまう。会社は倒産寸前

諦めず再起をかけ「オズワルド」のアニメの中に登場していたネズミを主役にする。試行錯誤を繰り返し、「ミッキーマウス」が誕生する。
後のディズニー社の社員は「ミッキーの動きはアイワークスが、魂はウォルトが生み出した。」と語ったという。

同じく1928年「蒸気船ウィリー」で場面の転換や物語のテンポに合わせて、効果音や音楽を使用した。これが後の「ディズニーらしさ」に繋がる。

1930年代にはミッキーの知名度は世界的。

しかし「ピノキオ」などアニメを作り続けるがなかなかヒットしない

その後「シンデレラ」がヒットし、数々のヒット作品を生み出す。

1948年頃ディズニーテーマパークの建設に着手。

夢の国が創られていく。

1966年66歳で死去。

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2.学ぶべきポイント

 夢の国を創った人だからこそ、何かを成し遂げるためには絶対に必要なことを創設者から学ばなければいけない。それは非常にシンプルだ。「諦めないこと」である。
 ヒストリーを見ると相当失敗を繰り返している。想像すると可哀想なくらいだ。つまり「夢の国」を創るまでの経緯は、シンデレラストーリーのような煌びやかなサクセスストーリーではなく、一人の男の熱意と諦めないマインドが、最強のエンターテインメントを創造したのである。激動にも程があると思いたいくらいだ。
 皆さんにはこのシンプルで、きれいごとだと思われてもおかしくない「諦めないこと」についてよく考え、学びなおしてみてはどうだろうか。諦めない先にどんな未来が待っているのか、それが不安で怖いから諦めてしまうことがあるのかもしれない。つまり諦めないことには勇気や忍耐など、これまたきれいごとが嚙み合ってこないと諦めないことには繋がってこない。ビジネスにおいて、いかに才能があったとしても、このきれいごとを貫き通すこと、その願いを想い続けること、シンプルで最難関なことをクリアする力がなければ、その先に成功だと思える未来はないということを、ウォルトの歴史が教えてくれる。

3.考察する価値観

 ウォルトはディズニーランドのオープン時のスピーチの中で、「私はディズニーランドが人々に幸福を与える場所、大人も子供も、共に生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえる様な場所であって欲しいと願っています。」と言った。まさにこの言葉通りのことが現実に起きている。学ぶべきポイントで「きれいごと」を貫き通すと書いたが、ディズニーランドという場所はウォルトの言葉の内容にもあるように、「きれいごと」が集約された場所ではないだろうか。だからこそ「夢」という非常に抽象的な表現に繋がると考えられる。
 ではなぜウォルトはこのような場所を創ろうと思ったのか。それはやはり人々に幸福を与えたいと思っていたに違いない。アニメ制作からテーマパーク建設の事業は全て人々に幸福を与えた結果になっている。死去してもなお、その想いは人々に届き、我々に夢を見せ、幸せを具現化している。ウォルト・ディズニーは「幸福」「夢」という壮大な価値を大切にする価値観を持った人物かもしれない。

4.まとめ

 みなさんディズニーリゾート、ディズニー映画大好きですよね!今回はそれらの原点であるウォルト・ディズニーについて書かせていただきました。
 今回は今までよりも内容を具体的にすることよりも、ニュアンスを柔らかく、軽めにあえてしました。なぜならあの最強エンターテインメントの世界観を崩したくなかったからです。それに、ウォルトの歴史を知るだけでもディズニーの世界観を感じるにあたって考えることは増えてきそうですよね。ただ綺麗だ、ただ楽しいと感じるのではなく、なぜここはこんなストーリーでこんな表現なのだろうかとディズニーを考察するとおもしろいかもしれませんね。
 私すごく思うことがあるんです。ウォルトはディズニー映画やテーマパークを創って最終的には何がしたっかたのかと。人々に幸せを与えて終わりなのかなと。無論それだけでも歴史的大偉業ですが、夢に続きはないんでしょうか。「夢の最果て」は存在するのでしょうか。求め過ぎですかね...
 今回私が書いた内容で学ぶことや、得られる事があれば幸いです。ぜひご自分の価値観と照らし合わせてみてください。ではまた。

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