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やる気スイッチを入れる方法

出落ちだが、まず、
「やる気スイッチなどない」ことを共通認識にしたい。

そんな存在しない物を探すより、
人間の心理を理解した方がよっぽど問題解決に繋がる。

今回学んだのは「アフォーダンス」とかいうやつだ。

アフォーダンスとは、環境のさまざまな要素が人間や動物に影響を与え、感情や動作が生まれることです。アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンが、「与える、提供する」という意味の英単語「afford」から作った造語で、主に生態光学や生態心理学に分野で使われています。

https://ferret-plus.com/words/923

要は、人間が行動するのは、その行動しちゃうなんらかの環境が影響してるよねってことだと思う。たぶん。
つまり極端に言うと、私達は自分の意思で動いていると思っているが、実際は「環境によって動かされている」ということを言いたいんだと思うきっと。


じゃあ、考えたくなるのが
「どういう環境だったら理想の動きができるのか」だ。


ずばり、

やるべきことは「とにかくハードルを下げる」
やるべきでないことは「とにかくハードルを上げる」

これだ。
例えば勉強。
「やるべきだけどできてない勉強」をやりたいのであれば、とにかくその開始ハードルを下げる。

例えば、
・1分だけやろう。
・単語帳だけ見よう

アフォーダンスとやらを利用するのであれば、
・教科書を机の上に開いておこう。
・単語帳をすぐ手に取れるところに置いておこう。

こんな風に、
とにかくハードルを下げる。

それにより、行動がしやすくなるのだ。

逆に。やるべきでないことに対して。
これは、「とにかくハードルを上げる。」

例えば、
・ゲームはダンボールの中に入れてガムテープでぐるぐるに。
・テレビを壁側に向けておこう。

こんな風に、
とにかくハードルを上げる。

それにより、行動する前に「面倒くささ」が勝ち、
人はその行動をしなくなる確率が高くなる。

こんな風に、
「できてない自分だめだ、、」と落ち込む前に、
アフォーダンスを理解し、自分の行動をコントロールしやすくなる
「仕組みづくり」が大切なのだと思う。


また、計画づくりに関しても似たようなことが言える。

短期の予定は「現実的に」
長期の予定は「理想的に」

昨日の自分と今日の自分で大きく変われる訳がない。
だから、短期的な目標は現実的に立てる。
そうすることで、「達成しやすくなる→自信がつく→もっとやる」
単純だが、この好サイクルが回り始める。
自信とは自分との約束を守った数。これを積み重ねることが何よりも大切。

逆に、長期の予定は理想を描く。
そりゃあそうだ。毎日の成長は小さいかもしれないが、
人間一ヶ月もあれば大きく変われる。
そんな自分の可能性に期待して、長期の予定は理想を描く。



こんなことたちを知っておくと、
人生がより生きやすくなると思う。

変にできてない自分をずっと攻め続けてしまうより、よっぽどいいだろう。


自分を責めすぎず、
仕組みを見直す。PDCAを回しまくる。


おっし、やってみよ。

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