社会人半年目
久しぶりのnote。
なんだか今の状況を記録しておきたくなったので、書いておく。
4月にタイに来て、もう少しで半年が経つ。
小さい頃からの夢だった「先生」という仕事に就いた自分。
「夢が叶った」という実感や達成感、感動のようなものは、正直あまりない。
親族に教員が多いこともあり、「なんとか就職先が決まってよかった」という安心感や「レールに乗ったな」という後ろめたさ、リアルな感情の方が大きい。
そんなポジティブだけではない感情を抱きつつ、やってきたタイでの生活は、なんだかんだ我ながらベストチョイスだったのではと思う。
「海外生活」
「ジム・プール・ハウスクリーニング付きの家」
「良い給料」
休みにはタイの様々な都市や海外にも遊びに行く。
活力あふれる周りのおもしろい先生たち。
一般的な(という言葉はあまり使いたくないが、)良い生活を送らせてもらっているなと思う。
ただ、一方で、
「どこか物足りない」
そんなふうに思うのも事実だ。
もちろん「小学校の先生」という仕事は忙しくて毎日ヘロヘロだし、しんどいと思うことだってたくさんある。
しかし、いや、だからこそだろうか?
この毎日を何年も続けていくというビジョンが私には見えない。
「なにか、でかいことをやりたい」
そんな、ただ漠然とした、思いがある。
それは、どこからくるのだろうか。
おそらく自分は
「達成欲求」「目立ちたい」という思いが強いのかもしれない。
「何か目標に向けて努力をする」
「目標を達成する」「成し遂げたい」
それが、今の自分には足りてない気がする。
10年以上続けてきた体育会部活の弊害だろうか。
何か、目標が欲しい。
忙しい毎日の中で、どこか宙ぶらりんになっている自分がいるのだろう。
「このままではいたくない」
という思いがある。
うん。チャンスだな。
1週間前に23歳になった。
なんでもできる。なんにでもなれる。
だからこそ、迷う。
ならば、とにかくなんでもやってみればいいのだろうなと思う。
すべては経験値。
失敗したってネタになる。
やっていけ。
お、23歳の目標が決まりそうだ。
「やっていけ」
何だっていい。
興味があるなら、「やっていけ」
全ては経験値だ。
体力なんて、
健康なんて、
いくらでも、なんとでもなる。
この23歳というボーナスステージを最大限使わずにどうするんだ。
やっていけ。越えてゆけ。
とにかく何でも、やってみろ。
小さくたっていい。
昨日の自分より一歩、
「やっていけ。越えてゆけ。」
2024.9.8 13:30
パタヤからの帰り道バス車内。
壊れた座席にもたれかかれながら。
23年と1週間の自分