大学前期終わったー

 前期が終わって、良い意味でも悪い意味でも、いろんなことに裏切られた感じで楽しかった。

 思ったより大学に課題がなくてびっくりした。基礎演習のレポートは個人的よくできたと思っている。先生方に特に言われたのはAI。「こっちは見たらわかるからな」って小学校のとき答え写して計算ドリルを出したとき言われたのを思い出した。正直生成AIが絡んだ文章の採点でAIの使用を機械的に見抜くのは難しいだろう。もちろんchatGPTに打ち込んだものを丸々コピペするようなものは、確実に弾かれる。そこから先のグレーゾーンが怪しい。また、冤罪を引き起こしやすいという問題もあるのだろう。結果的に先生からの指示は「俺等がAIだと思わないような文章を」となった。ふわっとした条件だが、ふわっと文章を生成するAIを、ふわっとした理解で使い、ふわっと採点しているのが現状なのでこんなものだろう。

 休みの日にやることが全く無い。もう常に暑く、命の危険を感じるため外に出ていない。実家に帰る前に行方不明展に行きたかったが、9月まで「やっているのでもう少し涼しくなることを祈ろうと思う。少し前まで梨さんと株式会社闇が取り組んでいた『つねにすでに』というホラー連作がかなり良かった。勝手に思い出を語っていく。このサイトでは中盤から記事内に隠された数字を集めるという裏のゲームが始まった。これの少し前に公式のDiscordが「Kidnappers / 育て」の親という「作品」として公開した。ここの参加者を中心にしてAから始まった記事をもう一度読み込みヒントで示唆されたなにかを探していく。するとソースコード内に隠された音声ファイルを波形解析すると数字が得られた。今考えても難しすぎると思う。解けた人も出題者の人も本当にすごすぎるとしか言えない。そんなこんなで最後の暗号が解き終わると、1つのIPアドレスだった。アクセスすると次はQRコード、読み込むと電話番号。ここでかけるのはめっちゃ勇気が必要だった。その後色々あって私は先行実地公開に参加することができた。それがどのようななもになったかはぜひ公式のページを見てほしい。久しぶりにインターネットのお祭り感を感じられた。明らかにこの企画の根本の精神はCicada3301だろう。私はそれが大好きだった。どうも最近まだCicadaがアメリカで目撃されているらしい。本物ではないようだがここからどんな暗号を出してくれるかとても楽しみだ。

 最近クラフトワークを聞いている。思えば私はテクノに関してはそれなりに新しいものから聞いてきたような気がする。テクノというには怪しいが根本の似た部分がある東方原曲はずっと昔から、今も聞いている。突然にここで、好きな曲を3つあげるとすれば『ヴワル魔法図書館』『永夜の報い』『遥か38万キロのボヤージュ』だ。書いて思ったけど全部道中曲だ。私はこのように東方原曲の沼にハマった状態で以前YMOを聞いた。年代の近さだけでない東方とYMOの雰囲気はたしかに、似ているというよりも、アジアン的土台が同じであるような気がした。そしてクラフトワークを聞いてわかったのが、私がアジア的と感じていたあの雰囲気は、クラフトワークが元だったと気付いた。このように時代の流れを逆にたどりクラフトワークにたどり着いたわけだ。まだまだ聴き始めたばかりだが『Radioactivity』と『Pocket calculator / Dentaku』がかなり好きだ。

 二外のハングルの履修を停止することにした。正直舐めてというのと、先生とあまりにも合わないという二点が辞める理由で、これらは完全に私の事前調査不足によるものだとしか言えない。我が大学では一年生に留年はない。学事課に連絡して来年別言語で二外を取れば良いとのことだったので、まぁどれをとろうか悩んでいる。おそらく周りの人の話を聞く限りドイツ語を取るべきだという感じだ。何より興味のあるフッサール/ハイデッガーの元テキストはドイツ語だ。しかし、今年定年退職される教授の空いた席に座る人の分野を知ってから決めたいという感じである。もし新しい教授が構造主義、およびそれから始まるフランス現代思想をするならフランス語を取るべきだろう。ただ、まだかなり先のことなのでゆっくり決めようと思う。

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