virtual 100mi 挑戦記①
バーチャル100マイルとは、10日間で160kmをGPS機能がついたアプリで計測しながら、走るというイベントだ。
なぜか私はこれに興味を持ち、エントリーした。
7日で70kmと10日で160kmと選べるのだが、160という数字が好きなのと、指定期間の10月5日から14日までの方が仕事の都合上、忙しくないと判断したからだ。
そして、36歳の誕生日を10月6日に迎え、色々な理由でこの挑戦をすることに、意味があると思えたのだ。
面白いのは、簡単に1日平均16kmを走れば良いということではないことだ。
人生には、生きて行く中で様々な事が、なんの前触れも突如としてやってくる。
だから、自分がやりたいと思ったことでも、意図も簡単にすることはできない。
しかしながら、如何にこのことについて注力し、自身がやりたい事をやり遂げられるかが、人生を楽しむための重要なことだと思っている。
例えば、当初の予定では朝6km、夜10kmくらいが日中仕事をしながらでもできる時間の使い方だと思っていた。だけど、朝早く起きて走るのも朝が苦手な私にとって容易ではなかった。また、起きれたと思っても雨が降ったり、全く計画通りに走ることはできなかった。
少しでも走らなきゃと思い雨の中を走り出した。
シューズの中に水溜りができるほどの雨で、この日は6kmに終わった。雨の中走ることで厄介な事は、シューズが濡れてしまい、次走り出すタイミングのシューズがないことである。
毎日走るには、走るためのウェアやシューズといった装いも整えていることが必要だった。
そのためには、ランニングに使うウェアは上下セットで準備し、着る物がなくならないように洗濯をし、走るための準備を万全にしといた。
翌日、朝一番で走ろうと思った時、シューズは乾いておらずトレイルランニングシューズを使って走った。
この日も様子見で、12kmほど。
長い距離を走るのに抵抗があって、一度に長い距離を走れない。私の“まぁ、なんとかなるだろう”精神が、マイペースにのんびりと走らせるのであった。
この後、走る時間がなくなることも、知らずに。
続く
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