生活に新しい事を取り入れる
長期間、家にいて思うことがある。
それは、人とのコミュニケーションが減っているということだ。
そして、自慢することではないが、僕はこれまでに2回、家に閉じこもっていたことがある。全てに原因があり、意図して家にいたという感じだ。
そして今回、僕は自分の不注意で怪我をしてしまう。
仕事を休ませてもらってから、約2か月くらいが経とうする。
このように家にいる時間が多く、社会と離れた生活を送っていると、脳を使う機会が減り、生活がつまらなくなるような感じになる。
実際、会話をする相手は、一緒に住む母親か通院先の医師とセラピストである。そして、たまに勤め先の師長さんや事務の方と電話をする程度である。
また、会話以外にもLINEやSNSを使うのも1つの方法だ。
直接会わなくても、遠くにいる知人とコミュニケーションが取れる優れものだが、他者との密接感は極めて少ない。(満足感は低いと思われる)
普段、看護師の職業柄、多くの方々と会話をする。
様々な価値観があり、その人の考えを汲み取りながら会話を楽しでいる。
そんな機会もほぼなくなってしまった今、頭を老化させないために色々な刺激を考えている。脳に刺激(課題)を与え、鍛えているのだ。
運動ができていた頃は、何か不安やストレスが溜まると、家の周りを走っていた。これが、僕とってとても有効的な問題解決方法の1つだった。
例えば、やりたい事が分からなくなっていた時や言いたくても言えない事など、考えても考え抜けない時にランニングを行うと、パッと何かが閃き進むべき道を教えてくれたのだ。
これは、運動によって前頭葉が刺激されているためである。
前頭葉は頭の中で言うと、司令塔みたいなポジションで、頭をコントロールしてくれる役割がある。前頭葉の機能が鈍っていると、感情的になったり冷静な判断ができなくなる。
人の感情を司どっているのは、扁桃体という部位だ。ここは”好き・嫌い”といった評価をしている。いわゆる単純明快な働きなのだが、この扁桃体を制御するのが前頭葉(前頭前野)である。
5月初旬、怪我から1か月が経とうとするのに、なかなか治る気配を見せない足に苛立っていた。これは、不安や焦りから、頭の中がパニックになっていたということである。加えて、他者との接点のなさに自分の感情を吐き出す機会もなく悶々としていたということだ。
そこからの脱出法として、1つはブログに”今の気持ち”を書き起こした。
書いていく中で、かなり不満と思っていたことも冷静に考えることができた。他責にしないってことも大事で、自分の人生は自分自身で決めることができるということを改めて自覚した。
2つ目は、インスタライブをしたことである。
これは単純に人とのコミュニケーションの機会が欲しかったからだ。自分自身のことを喋りたいというよりかは、一緒に会話を楽しんでくれたらなぁと思って始めた。行う前は心臓がバクバクだったけど、終わってからは非常にスッキリした気持ちになった。(来てくれた人のおかげです)
嬉しい事にその後、地元の友達からオンライン飲み会に誘われたり、古い友人と電話をしたり脳を刺激する機会に恵まれた。
あまり、自分から電話をすることが苦手なだけに、とても有難かった。
このように脳を刺激する方法は調べればいくらでもある。
ひと昔前に流行った脳トレもそうだし音読も良いと言われている。食事を摂る場所を変えるってだけでも良いと言われている。
毎日同じ生活を繰り返し習慣づけつことも大切なことである。しかし、ずっとルーチンワークでは我々の脳は老化していくのだ。(将来、認知症になるリスクも高くなるということだ)
新しいことを取り入れる=それは、生活をゆたかにする一歩だと思う。
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