過去から未来へ。
久しぶりにノートを書くことにしました。
少し調子が悪くて、摂食障害の症状が悪化してしまいなかなか書く気が起きず。
最近薬を変えて、とても調子が良いので少しづつ再開したいと思う。
私は現在通信制の高校に通い直している高校2年生。
本来は高校3年生の年齢で、進路が決まる時期なのですが不登校だった時期があった為留年して2年生。
中学は後半はほとんど不登校で、相談室にたまに行ってた。
中学を卒業して初めに入った高校もほとんど行けてなかったと思う。
中学3年生だった時にオーバードーズにハマってしまって、16歳になるまで入院を繰り返していたから、そもそも高校に通うことできなかった。
わたしは15歳の時、「入院」それも「病棟」に依存していた。
死ぬことに価値を見出そうとして、ODやリストカットを繰り返していた生き甲斐も何もなかった私に対して、入院した病棟の看護師さんや先生はとても優しかった。
ずっとずっと、否定されていた(と思い込んでいた)私にとって、優しくて温かい病棟は居場所だったし、依存の対象だった。
今のわたしは、何度も自分から入院したい、「病棟に戻りたい」と言ったりして入退院を繰り返していた自分のことはあまり理解することができないし、むしろ最後にした入院をきっかけにもう傷つくのも負の感情を持つのも嫌だと思って周りには「もう二度と入院したくない」などと言いふらしていた。
それでも、落ち着いて考えてみるとやっぱり、本当に心が追い込まれた時の居場所としては大切にするべきかもな、なんて思えるようになった。依存するのではなくて、「大切」だと思いたいなって。
幻聴で泣き喚く私を抱きしめてくれた看護師さん、お散歩に連れ出してくれた看護師さん、お手紙をくれた看護師さん、「こんなに一生懸命になったのは初めてなんだ」と言ってくれた看護師さん、病棟を一緒に歩いてくれた看護師さん。思い出すと他にも沢山の思い出がある。可愛いと褒めてくれて、会うたびに話を聞いてくれた助手さんもいた。
思い出のひとつひとつを、今の自分に関係のない過去だと思って振り切るんじゃなくて、未来に進むための材料にしていけたらなと思っている。
苦しい過去とか、思い出したくないことはもちろん人一倍にある。
だけどきっとそれもいつか、笑って話せる思い出に変わるのかもしれない。
そうだといいな。
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