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「言葉」は「ワンフォーオール」。

僕のヒーローアカデミア

という漫画には、

「ワン·フォー·オール」というものがある。いや、「もの」という表現は少々適していない。より正確に表現するのならば、「個性」。

さて、

この「ワン·フォー·オール」の説明はオールマイトにして貰うことにしましょう。

個性を”譲渡„する個性・・・それが私の受け継いだ”個性„! 冠された名は「ワン・フォー・オール」〔中略〕一人が力を培いその力を一人へ渡しまた培い次へ・・・そうして救いを求める声と義勇の心が紡いできた力の結晶!!!(堀越耕平、2014、67-68)

もしかしたらこじつけかもしれません。先に謝っておきます!

僕のヒーローアカデミアに出てくる「ワン・フォー・オール」は、それ自体が強大な力を内包しながらも、「譲渡」することを前提にする特殊な個性。

これってよく考えてみたら、「言葉」と一緒やんけ、と私は思います。

使われることがその意義として大きな意味を持つ「言葉」。しかし、「言葉」は次世代へと紡がれなければいけません・・・。

「ワン・フォー・オール」のように力を培う、というわけではありませんが、言葉はその言葉を使っていた人々の口癖や方言の影響を少なからず、受けていると思います。

赤ん坊が言葉を覚える時には、大概親の言葉を聞き、模倣しなければなりませんしね。

そういう意味でも、「言葉」というものは、少しづつ変化しつつも、継承されていく、そして受け継がれていくことに、意味があるのではないでしょうか・・・?

少しカッコよく言うなら、あなたは

121代目日本語継承者かもしれません…


今日も大学生は思案している。

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引用文献:堀越耕平. (2014). 僕のヒーローアカデミア. 集英社


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