ユーザーインタビューの結果をチームに浸透させる良い方法
ユーザーインタビュー、実施していますか?
そうですか、実施していますか。
そういう会社さんも、最近は増えてきましたね。
では、行ったユーザーインタビュー、チームに浸透していますか?
ユーザーインタビュー、実は終わった後がいちばん大事。
ユーザーインタビューを行うことには大きな意義がありますが、インタビューを行ったメンバーの中に情報を眠らせておいては、その効果は半減してしまいます。
ユーザーや見込み顧客のインサイトを捉えたら、より多くの目でそれを直視しましょう。
チームに共通認識が生まれるだけでなく、その場にいるメンバーでは気づかなかったような発見を導けることがあります。
最もクールな方法
このための最もクールな方法は、デブリーフィングです。
(デブリーフィングとは、何かを実施した直後や帰還した直後に行うミーティングのことです。)
ただし、ただ情報をくどくどと並べるデブリーフィングではありません。
インタビュアーが直前のヒアリング相手になりきって、その場に居なかったメンバーにインタビューしてもらうのです。
インタビューに同席したメンバーがいれば、そのメンバーも参加しましょう。
これだけで、普段忙しくてインタビューに同席出来ないメンバーや内向的なメンバーの中にも明確なユーザー像を生むことができます。
また、あまり深く聞けていなかった点を明らかにする効果もあるため、次のインタビュー時に改善を試みることも出来ます。
まさにいいことづくめ。
あなたのチームがあなた一人でないなら、このテクニックがユーザーインタビューにおいて最も重要なものとなるでしょう。
この記事は、UXデザインに欠かせない、ユーザーインタビューの極意【前編】の内容をnote向けにリライトしたものです。