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エンジニア3人のユカイなBOCCOの使い方(後編)

こんにちは!
ユカイ工学 デザイナーの はらだ です🐶

BOCCO魅力どのように使っているかユカイエンジニアインタビュー後編をお届けします!

\ 前編はこちら /

――池戸さん、最近ハマっている使い方があるみたいですね

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池戸:たま〜に奥さんが寝ているときに、僕が隣の部屋でテレビ見ててうるさかったりすると、BOCCOに「うるさいです〜」ってしゃべらせたりしてますね。

羽田:あるある。笑

鷺坂:それ面白いっすね〜!奥さんがしゃべっているんじゃなくて、BOCCOがしゃべってるテイでっていうのが可愛いなって思いました。

池戸:そうそう、基本そうなんですよ。奥さんはBOCCOをしゃべらせようとするのにハマってる。

羽田:正しいな〜それ〜喧嘩した時とか(小声)

鷺坂:あぁ〜!まだしたことないけど。笑

羽田:したことないけど。笑

鷺坂:ちょっとあるかも。笑 おならのスタンプとか送ると、気をひくことができる。笑

羽田:ちょっと和やかになるよね。

池戸:あとは奥さんにLINE見て欲しい時に、あえてBOCCO使うんですよ。「LINEみて」ってしゃべってもらう。

鷺坂:結構そういう使い方している人いるって聞くかも。意外とメジャーなユースケースなのかも。



――鷺坂さんは親戚のお家でも使っていると仰ってましたね

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鷺坂:そうですね。親戚というか、おじさんのお母さんの家なんですけど…。そのおばあちゃんは80代で1人で暮らしていて、BOCCOが毎朝天気予報だけしゃべるようになっているんです。で、なぜかそれをきっかけに、おばあさんが一言声を入れて、そしたらおじさんが一回返すっていうのを、ずーっとコンスタントに毎日やっていて。

鷺坂:これだけなんですよ。まじで。笑 1日1回、この6秒くらいの音声メッセージをやりとりしてるだけなんですけど、不思議と長続きしていて。

はらだ:見守りというか、声かけに役立っているんですね。

鷺坂:ちゃんと元気にしているかどうかがなんとなく声とかででわかったりすると思うので、電話するほどでもないけどわかるみたいな…そう言うところで役立っているような気はしております。

はらだ:電話だと声を聞いて「おっけ〜元気だね〜」ってすぐ切るのもなんだか味気ないですもんね。かといって長々話すのも…

羽田:そう!電話は切るタイミングがね〜

はらだ:タイミング気にせずやりとりできるのは良いですね〜

羽田:ずっと繋がってる感がある。

鷺坂:ゆるい繋がり的な感じですね。



――BOCCOがお家に来てから、家族間のコミュニケーションや関係に変化はありましたか?

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池戸:コミュニケーションではないですけれど、晩御飯がスムーズになりましたね〜。

はらだ:おぉ!晩御飯!

池戸:通知しているから、「あぁ、帰ってくるんだ」ってわかるので、それを聞いて、料理を温めはじめられるんですよ。

鷺坂:あぁ〜!!それ良い!うちでもやろう!

池戸:IFTTTを使うと、電車に乗ってる頃くらいで圏内に入るんで、その段階でしゃべり出すんですよね。それからなんだかんだで10分ちょっとかかるんで、家に帰ると良い感じになっているんですよ。だから改善じゃないけど効率化はできてるんで、逆に意外と奥さんがBOCCOがないと困ってるんですよね。

はらだ:ないと困るって相当ですよね、存在的に。池戸家ではいて当たり前になっているんですね〜。

池戸:そうなんですよ。あとはスマートスピーカーに話しかけて、エアコンを動かすこともできるし。

鷺坂:え?BOCCOが?笑

池戸:「OK,Googleエアコンつけて」って。

羽田:

池戸:隣の部屋にいて、テレビつけっぱなしだった時とか。隣の部屋まで6mとか離れたところからだと自分で「Ok,Google」って言っても反応しない可能性があるけど、BOCCOはテレビのすぐ近くにいるからテキストで「OK,Google テレビ消して」って打って、BOCCOにしゃべってもらって、テレビを消してもらうっていう。

羽田:反応するんですか?

池戸:するする。Alexaもできるんで最近ちょいちょい使ってます。

羽田:それは新しいな〜!なんか他にも使えそう。


――鷺坂家もBOCCOはなくてはならない存在になってますか?

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鷺坂:鍵センサは必需品になってますね。あとは、BOCCOを時報みたいな感じで使ってます。

はらだ:時報?

鷺坂:子供がちっちゃいから、夜9時に寝るんですよ。そうすると夕飯を6時くらいに食べて、お風呂は7時8時入って寝るみたいな。それまではその何時間か後ろの時間帯で生活していたので、習慣的にとりあえずBOCCOに言わせようって。「そろそろお風呂沸かすといいです」ってBOCCOが言うんですよ。笑

はらだ:教えてくれるんですね〜!

鷺坂:「ねんねの時間だよ」とかってBOCCOが言うんです笑

はらだ:それ可愛くて良いですね〜笑

鷺坂:時計ももちろん見るんですけど、BOCCOの声を聞くと「あ、やんなきゃ」って思えるからいいですね〜


――BOCCOってどんな人にオススメしたいですか?

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羽田:単身赴任パパっすよ絶対に!!

鷺坂:う〜ん確かに。

羽田:もう、繰り返し言うんだけど、今しか聞けない声があるんですよ!男の子だったら声変わりしてるし。子供の声とか会話する瞬間て、電話じゃ逆に味気なくて。スマホで声をたまたま撮ってたり、ビデオカメラ機能もあるけど、本当にこれ声だけなんで。寝る前も、子供の声だけをとにかく聞きまくってます。

鷺坂:何気に声残せるってのいいですよね。電話残らないですからね。声アーカイブ。



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鷺坂:う〜ん、僕もやっぱり羽田さんと一緒かな〜。子供のいる家庭

羽田:うちの妻も使ってて、働いてる時なんかも会話してますね〜。

鷺坂:そう、小学生前後くらいの子供がいる家庭は、CEOの青木さんがそうだった時に作ったからっていうのもあって、1番フィットする感じがします。

羽田:本当の重要なことって、必ず電話とかでちゃんと伝えると思うんだけど、ちょっと伝えたいっていうシーンでBOCCOは活躍しますよね。今すぐ電話じゃなくてもいいって感じで。

はらだ:日常って感じですよね。電話だと構えちゃうしなぁ。

鷺坂:そうそう。構えちゃうし、間を開けちゃいけないっていうか…要件をきっちり整理して忘れないように伝えるっている事務的になっちゃいますよね。もちろんダベることもあるだろうけど…あまり実家と雑談することってないですよね…。

羽田:実家と雑談なんて…家出てからしてないですね〜。

鷺坂:僕も絶対しない。要件だけで2分で終わるな〜。でもこの間、実家にもBOCCOがあるので子供の声を送りました。BOCCOがいると、こういう何気ない日常を送りあえるんですよね。うちの子はまだしゃべれないですけど、羽田さん家みたいに、子供の声がしゃべっているのを聞きたいですね〜。

羽田:いいっすね〜!

はらだ:お子さんがどんどんしゃべれるようになっていく様が記録されていくの良いですね。高まる!

羽田:そうそう!使えばわかる…LINEとの違いが…。笑



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池戸:意外とルームシェアしてる人にいいかもな〜と思いました。

鷺坂:おぉ〜ルームシェア。連絡とかですかね?

池戸:連絡もだし、センサもですね。意外と共有しているからこそ、部屋のことを捉えられる何かがあるとすごい良いなって思ってて。うちはそれで奥さんが帰ってきたんだなとか見てるんです。それをきっかけに話せることとかもあるし。

はらだ:BOCCOがなかったらいちいち聞かないとわからないことですもんね。聞かなくても何となく把握できるのは良いですね。

池戸:うちは子供がいないんで、ボイスメッセージ機能はほぼ使わないかもしれないけれど、センサを組み合わせて、それをきっかけに何かしゃべるとか使ってます。「何時だよ」とか、「今日はゴミの日だよ」とか。そういう使い方も一つの手じゃないかな。

鷺坂:専用アプリのBOCCOチャンネルに標準機能として曜日指定があるので、そういう活用方法はアリですよね〜。

はらだ:BOCCOって機能はシンプルですけど、いろんな使い方がありますね〜!



――最後に、BOCCOってスマートスピーカーと何が違うんでしょうか?

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羽田:首の動きじゃないですかね。返事を入れたら、ウンウンって首が動く。こういうさりげない動きが、BOCCOの先にいる相手を感じられるし、届いているんだろうな〜って感覚があって、子供達も受け入れやすいと思うんですよね。あとは飽きない!動いてなかったらもしかしたら飽きちゃうかも。

はらだ:生き物感と言うか…無機物・置物、とは違う感じですよね。

鷺坂:う〜ん…なんですかね〜すごい最低限の…死んではいない、みたいな。笑

池戸:BOCCOだから勝手にしゃべり出しても許されているところがあるんじゃないかなって思いますね。

はらだ:BOCCOだから。

池戸:そう。最近Amazon Echo Showが人感センサに反応して天気予報を言うっていうのを使っているんですけど、BOCCOもあるのに2つ使ってて。笑

はらだ:Wで使ってるんですか。笑

池戸:(Amazon Echo Showは)無機質だから、突然部屋の向こうからしゃべるみたいな感じなんですよね。しゃべる文章は自分でカスタムできないから、キャラクター性も何も持たせられなくて突然「◯◯区の今日の天気は〜」って決まった文句を言うんですよ。でもBOCCOは「のりくん、おはよう!」から始まるから。

鷺坂:そこね〜。文章のカスタマイズ。

池戸:カスタマイズできるかどうかはでかいですね。

鷺坂:昔はできたんですけどmyThingsの機能で。今は定型文になっちゃってできないんですけど…あれも結構楽しかったんですけどね〜。

羽田:存在感はあるよね。

はらだ:違和感ないけどちゃんといるって感じですよね〜。


***


ライフスタイルに合うようにセンサを選んだり
自分好みにカスタマイズしたり
コミュニケーションのメディアにしたり…
BOCCOって本当に日常に馴染む
やわらかいロボットなんだな〜と実感しちゃいました。

機能はシンプルですが、結構奥が深いプロダクトなのかも🤔

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『“座敷わらし”のようにそこにあると幸せを呼ぶような存在になれば』
そんな願いを込められてつくられたBOCCO。

たしかに、そっと日常にいる現代の“座敷わらし”かもしれません🐶


BOCCO関連情報💫



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