【日本校①】Gratitude Dinner
久しぶりの病葉です。
せきららUWCにイタリア校以外の投稿がなく、ついにこの前、ポモドーロから「イタリア校専用ブログにしますよ」と言われてしましました。私も投稿しなくては...ということで今回は、日本校の行事の一つ、Gratitude Dinnerについて書いていきます。
先日、日本校では感謝祭を祝うイベント、Gratitude Dinner が行われました。この夜は全校がGymに集まって、日頃の感謝を伝え合いながら、特別な夕食を楽しみます。
Gratitude Dinner では、生徒がウェイターとなって、食事を運んできてくれるので、それをみんなとおしゃべりしながらいただきます。また、会場の真ん中では、生徒や先生が様々な国の音楽を演奏し、会場を盛り上げてくれます。UWCには、音楽の才能に長けた人も多くおり、彼らの演奏のおかげで、普通のGymだった場所が、楽しい空間に生まれ変わります。
Gratitude Dinnerの最中には、生徒、先生関係なく Gratitude note と呼ばれる手紙を送り合います。日頃の感謝の気持ちを込めて、同学年や後輩、先生などに感謝の手紙を書き、それをウェイターを務める生徒が送り先に届けてくれます。Gratitude note を書けば、書くほど「あの人にも感謝を伝えなきゃ」となっていくので、手紙を書くのに忙しくなります。中には、手紙を書きすぎて、紙不足に陥る人も...
普段は学校生活が忙しく、しっかり伝えるのを忘れてしまいがちな感謝ですが、こういったタイミングで日常生活を振り返って感謝を伝えられるのは良い機会です。そして、感謝の気持ちを伝えようとするときに、周りを見渡して考えてみると、自分たちが普段得ている日頃の‟当たり前”がどれだけ多く人に支えられているか気づかされます。
Gratitude Dinnerの終わりには、会場の一角で写真撮影(大会?)が行われます。Gratitude Dinner には、セミフォーマルのドレスコードがあり、それぞれがおしゃれに着飾って参加するので、多くの人はこの機会に、友達や恋人と一緒に写真を撮って思い出を記録に残します。ちなみに、先生方は、こういう写真撮影の場で、新手のカップルの存在を知るらしいです。私は、一緒に写るような人がおらず... ゲフンゲフン、忙しくて時間がなかったので写真を撮ることはありませんでした。
Gratitude Dinnerも含め日本校のイベントは、基本的に生徒が企画、運営します。今回のGratitude Dinnerを主催してくれた、ICE(International Cultural Event)には感謝しかありません。忙しい中、セッティングから片付けまで、みんなが楽しめるように懸命に働いてくれた人たちです。letterで感謝を伝えるのも良いけど、私もICEのメンバーのように、自らの行動で感謝を伝えられる人になりたいものです。