Amazonコインの、「50000コイン45000円」を買うと、50000円分返ってくるかもしれない話

今日ポイ活界を賑わせている件は本当に起きるのか考えてみました
初めに、これは推測であり、間違っていたとしても私は責任は取りませんのでご了承ください(免責事項です)
X側に投稿したポストのRP, 引用RP (RT, 引用RT)や記事の紹介は歓迎です(私はポイ活アカウントとして活躍していないので拡散力もないですし)

筆者情報

  •  ポイ活民

  • 業務でスマホゲーの運営をしているため、今回キーとなる資金決済法をかじったことがある

    • しかし、法務の人間ではなくただのプログラマーなので専門ではない

私が思う結論

「50000コイン45000円」を買うと、50000円分返ってくる可能性は高いと思います。理由については簡潔に書くと以下

  • 100Amazonコインは¥100相当です という説明があることから、1Amazonコインは1円相当であると考えられる

  • 「50000コイン45000円」などのコイン商品について、45000コイン + 5000コインおまけ のようなボーナス表記がされていない

    • このようにすることで、5000コインは供託金対象外にでき、返金対象外にできるが、今回そのように表記されていないため、すべて供託金対象であるように読み取れる

  • 1Amazonコインについて、どの商品から取得したかどうかをユーザーの履歴からことができないと考えられる

    • これについては、ただAmazonコインを購入しただけだと履歴に「45000円 50000Amazonコイン取得」としか出ないためわからない。実際に例えば100Amazonコイン使ってみて、「45000円 50000Amazonコインから取得したAmazonコインは残り49900Amazonコイン」というような表記があったらどの商品からAmazonコインの取得、消費したか分離できるのでこの場合だと、例えば、1Amazonコイン =  0.9円のような消費をするかもしれない

懸念

  • 返金については、(Amazonコインの消費先は別の決済手段も存在することから、)現金であることの保証がない

    • ただ、AmazonポイントやAmazonギフトには期限が存在するため、現金が妥当に思われる

    • 筆者としては、ファミペイや、えらべるpay取得系キャンペーンなど色々なキャンペーンで得たポイントをAmazonギフトに変えまくったので、Amazonコイン経由して、現金にできるだけでもとてもありがたいので、現金になることを賭けてちょっとAmazonコインを買ってみました。

スマホゲーの運営でも似た話はある

そもそも私が持っている前提情報について書きますが、スマホゲーにはゲームによって名前が異なりますが、通称「石」(パズドラ:魔法石、モンスト:オーブ、など)と言われる仮想通貨が存在しています。
この石の管理方法はこのAmazonコインと同じ資金決済法の供託金の対象であるので、もし当該ゲームがサービス終了することになったら返金対象になります。なぜかというと石はガチャを回すために使うが、ガチャを回さない限りは(ユーザーはゲーム内で何のメリットも得ていないため、)ゲーム内での売り上げに貢献したと言えないためです。そのため、売上集計上も石を消費した時点で「売上」とみなすことが多いです
石については以下の管理をしていることが多いです。

単価は固定で管理する

  • 1石 = 100円のように固定する

    • 500円 で6つ石を獲得する商品を作りたい場合は、5石  + おまけ1石 のようにすることで、おまけ分は「別の石」であることを明記する

      • ガチャではあくまで2種類の石を使って合計を販売石数にすることで回せる という体裁を取る (そのため、消費前画面でそれぞれの石のどのぐらい消費するか明示する必要がある) 

    • この場合、景品表示法における「おまけ」規制により、全体の20%分までしかおまけは追加できないことに注意

商品ごとに単価を変動させて管理する

  • この場合ユーザーの見えるところにどの商品でどのぐらい石を獲得したかを明記する必要があり、ガチャを回して一部消費した場合も、どの商品の石から消費したかを明記する必要がある(ゲームの場合、「メニュー」画面に行き「石の管理」のようなページがあればそこから残り石数が商品ごとに見えることが多いです)

    • https://x.com/haji_pay_3/status/1762803128251101297?s=20

      • ↑ここで出ているQ15と同じ

ちなみに、筆者は「単価は固定で管理する」「商品ごとに単価を変動させて管理する」どちらのプロジェクトのサービス終了による返金事例を仕事でかじったことがあります。
とはいえ、スマホゲーにおける現金での返金というのは「銀行口座を教えてもらって返金」というのが主流であるため、口座手数料や作業工数による人件費の手間を考えると、会社の売上に全くならない作業であり、やりたくない作業であることは確かです。
そのため、

  • サービス終了公表とともに石は買えなくする

  • 石が買えなくなった日〜サービス終了まではガチャ商品の大盤振る舞いして、最後までユーザーを楽しませることで返金対象者、返金額を減らす

ことが多いですね。よくユーザーからサービス終了とともに買えなくすることへの不満が上がることが多いが、返金の観点からすれば仕方がないことなんですよね。Amazonコインのように、終了公表から販売終了まで期間があると、ユーザーに買われてしまうリスクが存在してしまいますので。

参考:Amazonコインのページ

https://www.amazon.co.jp/dp/B00KQVX7EY

↑ 上記はアフィリエイトリンクになっていません

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