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旅の思い出その7 なかったことにはできない

カルカッタに戻った僕たちは、お金があまりないため一日バイトしようとなった。

なんせ時間がありあまっていた。

僕たちがしたバイトはリクシャ(タクシーみたいなもの)に乗り

高額のお土産が売ってる店に入って

10分したら店を出る。その間にリクシャの人が店から紹介料をもらえる、というもの。

僕たちは買う気で店員と会話して、リクシャのやつがお金をもらうのを確認したら何も買わず店を出る。

これを一日繰り返す。

では出発!!

N君と別れて別々にバイト開始!

僕は10件くらいまわって日本円で1000円くらいゲットした。

その間色んな話をしてマザーテレサのとこ行く前にプリーという所に寄ろうと決めた。

夕方N君と合流し、僕はその事を伝えた。

N君から聞いた事は

今日は、イエスの所やでっかいホワイトハウス(インド版)を見に行ったり

ショッピングモールに連れて行ってもらった!楽しかった!!


................????

え????

で、いくら稼いだ???

いやお金はもらってない。色々連れってもらったし。

うそーーーーーー!!!!

マジか??

絶対うそだーーーーー!!!

そんなんめっちゃいい奴やん!!

バイトしてその合間で、通りすがりに観光して

でバイト代もらわないとか

そんなんめっちゃいい奴やん!!!

インド人からしたら最高の日本人やん!!!

そう?N君は照れくさそうにいった。

絶対あかんし。ただの観光やん。

ちょっとうらやましいし。

まあそんなこんなでとりあえずプリーに向かう。


インド・オリッサ州・プリー

海岸沿いにあるこの都市。

日本人旅行者にとってインドといえばデリー、カルカッタ、ムンバイ(ボンベイ)、チェンナイ(マドラス)、ベナレス

そしてタージマハールのあるアグラーあたりが親しみのあるところ。

ところがこのプリー、バックパッカー、別名「貧乏旅行者」にとっては、これらと同じくらい、場合によってはそれ以上に有名な聖地なのである。

もちろんここにはインド三大寺院の一つであるジャンガナート寺院があり、パッカーにとっては別の意味で聖地なのだ。

それは、ここがネパール・ポカラ、タイ・パンガンと並ぶアジア三大”沈没地”の一つであるから。

とかいいながらプリーに無事到着!!!

N君は一流ホテルの接客が見てみたい!!本気かどうかわからんけど笑

とずっと言っていたし、僕も安宿ばかりで疲れていたので

高めの宿に泊まる事に。

お湯もいっぱいでるし、お風呂もでかい!!

水は冷たいし、もう最高!!

しかも知り合ったインド人の嫁が日本人で、日本食を食わせてくれると言っている。

北に来ると日本人が多くなってくる。

海にいってボーーっとしてると

N君はパンツいっちょで

ちょっといってくるわ!!!

と海に走って行った。


えらく興奮して戻ってきたN君。

波が高かったので

浮かんでると

ふわっと浮いて高波にのまれて

ボカーーンと底にたたきつけられ

水中で一回転、二回転とクルクル回り

岸、ビーチまで流される。

たまらないらしい笑

ずっとビーチでコロコロしてた。

幸せそうでした。笑

翌日朝日がキレイという噂をきき

早朝から見に行くことに。

僕は楽しみだった

いつぶりだろう朝日がでるのを

楽しみに待っているなんて

昨日からテンションが高いN君は

絶対あそこから出てくる!!

ほら!!でたーーー!!予想通りーー!!!なんか夕焼けみたいやな!!

といっていた。

返してくれよおれの楽しみに待っていた一日の始まりを。

まあ面白かったけど笑

するとインド人がぞろぞろ集まってきた

みんな海に入り座る。

なにをしてるのかと近寄ると

みんな海にうんこしてる

集団で。。

まじか。。。。。

昨日N君が海と戯れていた場所で

集団脱糞・・・

N君のテンションが下がった事は言うまでもない。

でも最高の気分だろうなインド人

朝日みながらでっかい海にうんこするとか!


インドの床屋

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リクシャ

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以上

テンション下がったN君と、いつか海でうんこしてみたい僕の旅は続く。

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