SPACE×Violin Concert〜水星探査機「みお」〜
11月10日(日)に、海老名市立中央図書館にて図書館コンサート「SPACE×Violin Concert〜水星探査機『みお』」が開催されました。
今回のコンサートでは、JAXAで太陽系科学研究系助教をされており、現在国際水星探査計画ベピコロンボのプロジェクトサイエンティストを務める村上豪さんをゲストに迎え、第一部は村上さんの講演会を、第ニ部では村上さんとのトークセッションと共に、上の宇宙クインテット・ヴァイオリン の熊谷真紀さん、ゲストピアニストの仲村真貴子さんの演奏をお届け致しました。
海老名市立中央図書館では、今年の4月より「図書館ジュニア宇宙入門講座」を1年通して開催されているということもあり、コンサートは満席、お子様から大人の方まで、たくさんの方がご来場下さいました。
第一部では、「宇宙や研究者を身近に感じてほしい」と仰る村上さんらしい、スライドや映像をたくさん使った講演が行われ、お客様も大変楽しそうにお話しを聞いていらっしゃいました。
第二部のトークセッションコンサートでは、「水星」のクレーターに名前のついているヴィヴァルディやドビュッシーの作品の他、北欧の空に輝く星空を表現しているようなグリーグのソナタなどの演奏をお届けしました。
また村上さんがコラボされた「機動戦士ガンダム水星の魔女」のオープニングテーマである、YOASOBIの『祝福』も演奏されました。
水星のクレーターには、作曲家の他にも画家などたくさんの芸術家の名前がついているということで、宇宙と芸術で通じ合うものも多く、今回の出演者3人は初めての共演とのことでしたが、ほとんど台本はない中で、トークセッションも大変盛り上がりました。
アンコールには、こちらもクレーターに名前のついているウォルトの作品を…ということで、ディズニー作品より「星に願いを」が演奏され、笑顔と温かい拍手と共に終演致しました。
終演後には、たくさんのお客様が「楽しかったです!」と声をかけてくださり、中には「前回のはやぶさ2コンサートも見に行きました!今回もとても楽しかったです!家族で音楽と宇宙のファンなので、次は上の宇宙クインテット全員が揃ったコンサートも見てみたいです」と声をかけてくださるお客様もいらっしゃいました。
また村上さんも、「宇宙×音楽とても楽しかった!またやりたい!」と何度もお話し下さり、コンサートの後のXに投稿もしてくださいました。
村上さんからは、素敵なステッカーとピンバッジも頂きました。
こちらのステッカー、とてもこだわって作られたものでして、皆様にも機会があればぜひゲットして頂きたいです。
今回主催してくださった海老名市立中央図書館の皆様も、大変温かくコンサートを企画してくださいました。本当にありがとうございました。
今回担当してくださったスタッフの皆様は、普段図書館内で芸術や音楽の部門なども担当されているということで、「今度は夜の図書館で宇宙×音楽のコンサートもいいですね」など、終演後も出演者の皆様とスタッフの皆様で楽しそうにお話しされていました。
今回もとても温かいコンサートとなりました。ご来場くださった皆様、主催者の皆様、村上さん、仲村さん、本当にありがとうございました。