どうしても区別できない2つの言葉
エレベーターとエスカレーター。
この2つの言葉を聞いたときにビジュアルがパッと浮かばない。
デパートや駅ではエレベーターなら箱のイラストが、エスカレーターはギザギザのイラストが示されていたりするので、日常ライフに支障はない。
でも誰かといたりすると「エスカレーターはあっちだよ」とか言うシーンや、1人だったとしても店員さんに「エレベーターはどっちですか」と尋ねるシーンもある。人に説明するときも「この先にエスカレーターがあるから…」とか言いたい時だってある。
私の頭の中でどちらかを認識させるプロセスはこうだ。発音的にエスカレーターの「エスカ」の部分が発音に勢いがあり階段のステップの段々をイメージさせるので、そこで一旦変換してから、ああ、階段の方だなって認識する。逆にエレベーターの時は、「エスカ」じゃない方と捉える。結構、集中して頭を使うし、少し時間を要するので間が空いてしまう。まるで外国語だ。まあ、もともと英語のカタカナ表示だから仕方ないのかな。
このようなことが私だけだと思っていたら、先日、関西人御用達のTV番組「探偵ナイトスクープ」の中で、右と左が反射的に判別できない、という男女が紹介されていた。言葉は違うけど同じ悩みである。他にも違う言葉でこういう悩みがある人がいるのかもしれないと、勇気づけられた。