かつてのTwitterの空気感などの話
さて、今夜のMBCラジオ「RADIO BURN+」は・・・?
先日行われた鹿児島市長選挙で初当選されました、下鶴隆央次期鹿児島市長にゲストとしてスタジオへ来て頂きます。
番組では立候補予定者オンライン討論会でもコラボさせていただいているのでお会いするのは初めてではないのですが、今回はスタジオインということでよりじっくりとお話をうかがえそうです。
ところで、どんなゲストの方でも事前にわかることは予備知識があったほうが話しやすいので、ウェブでわかることは調べておくようにしています。特にTwitterなどのSNSアカウントをお持ちの場合はざっと見ておくと人柄が見えたり、意外な一面を発見できたりします。
ということで以下を見ていたのですが・・・
注目すべきはここですね
Twitterはいつからこのアカウントが使われているかをプロフィールページで確認できるのですが、2010年9月・・・!これは早いです。
そもそもTwitter日本語版の公開が2008年、携帯電話のサービスとして使えるようになったのは2009年からです。
特に鹿児島では、2010年頃のTwitterユーザーというのはかなり限られていて、なんとなくお互いにフォローしあってみたり、オフ会なども開かれたりしました。当時のTwitterがきっかけでいまだに交流のある方々も少なくないのですが、ひとことで言えば個性の強い人の集まりでしたね。
いまユーザー数がかなり多くなって良くも悪くも混沌としているTwitterの世界も嫌いじゃないのですが、あの頃はほんとに新しいネットカルチャーの居心地の良さみたいなものがありました。
という、2010年当時のネットの空気感を思い出しました。
語弊の無いように念のため書いておきますが、別にTwitter使ってるからいいとか使ってないから悪いとかいう話では全くありません。
ただ使用開始のタイミングを見るに、ネットカルチャーにも相当の理解と情報感度をお持ちなのではないかな?という勝手な期待を抱いたところです。
ざっと調べてみた限り、鹿児島県内の市町村で、自治体公式でなく首長の個人名で運用されているTwitterアカウントとしては唯一、になるのではないかと思います。(見落としがあったらすみません。)
九州圏内では、熊本市の大西一史市長などはTwitterユーザーとしても有名ですね。時々投稿される「今朝の一曲」の選曲の渋さを楽しみにフォローしています。
さすがに最近は選挙にあたり、TwitterやFacebook、YouTubeなどを活用される政治家の方々も増えてきました。もちろんそれは有権者としては情報の選択肢が増えるという点で歓迎すべきことだと思います。
ただ、特にTwitterのようなSNS上のコミュニケーションはそれだけじゃないと思うんですよね。なんとなくTwitterで目にする人は、こんな人なんだろうなとか、この人こういうとこあるよねっていう「人の感じ」が見えます。
発信された情報の中身が全く同じだったとしても、市の公式アカウント経由と市長の個人アカウント経由では受け取り方が違う。コミュニケーションってそういう側面がありますよね。どちらがいいという話ではありませんが。
下鶴(次期)市長はラジオも昔からお好きだとお聞きしています。そういう様々なメディア上でのコミュニケーション感覚をお持ちだという点は、個人的にとても興味深いです。
あとはスタジオでいろいろお聞きしたいと思いますが、2010年のTwitterの雰囲気を共有できるかもという期待がそうさせるのか、あまり緊張してないんですよねえ。ネットのノリが出て失礼がないように気をつけたいと思います。
番組は12日(土)18時から生放送。Radikoでも、YouTubeライブでもどうぞ。
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