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noteで出来ることを考えてたら妄想が膨らむよねっていう話
Radio Burn+マガジン、2回目は「note」をテーマにnote記事を書く、というなかなか難しいお題が出まして。
noteは機能の設計がとてもうまいなあと思っていることを書こうかと思って検索したら、けんすうさんが言いたいこと+αααααくらいの記事を書いててやっぱすげえよけんすうさん・・・
ということで、ぜんぜん違う角度の切り口にしたいと思います。
どこが入り口がゴールかわからない
MBCラジオ「Radio Burn+」という番組は当初からUstream配信をやってたりTwitter、Facebook、YouTubeといろいろウェブとも絡んできたわけですが、基本的な軸足は当たり前ですがラジオ番組なんですね。
ラジオをやってる側がこういうこと書くのもなんなんですが、いまの時代は「どこが入り口かゴールかわからない」と思っています。SNSとかを入り口にゴールとしてラジオを聞いてほしい、というスタンスを取ると、それ自体もしかしたらユーザーフレンドリーじゃないというか。
ラジオで聴くか、Radikoで聴くか、YouTubeで見る(聴く?)か、あとこの番組テレビもやってますし、こうやってnoteも始めたりすると番組は入り口でゴールはnoteかもしれないしテレビかもしれないしMC個人のTwitterかもしれない。どこから入ってどこにたどり着くかはもうわかんないわけで、そこを作り手側が設計するのはかなり難しいなあと思います。
そこでnoteというプラットフォームが絶妙な立ち位置をとってるなあと感じていて。
noteの場合、画像もYouTube動画も音声もテキストもAmazonも貼れるっていうことで、小説書いてる人も漫画書いてる人も、絵師さんも、ラジオ番組みたいなことやってる人も、YouTuberさんもいろいろいます。もちろん普通のブログとして使ってる人もたくさん。
動画ならYouTube、音楽やPodcast番組ならSpotifyとか、絵師さんならPixivとか、手作り系作家さんならminneとか、いろいろジャンル特化したプラットフォームがある中で、どこが入り口かゴールかわかんないネットの世界で絶妙な位置の交差点にあるのがいまnoteなんじゃないかなあって気がするんですね。
どのプラットフォームとも競合せずフレンドリーな立ち位置をうまく作ったことで、YouTuberさんもミュージシャンもPodcasterも絵師さんも漫画家も小説家もみんないったんnote持っておいたほうがユーザーはどこからどこにでも行きやすい。ラジオもテレビも、ここに並ぶ感じ。「入り口からゴールへの導線の設計」を手放す、スクランブル交差点的なプラットフォームとして使うのがいいんじゃないかと思います。
こんなこともできるんじゃないかな案
note使ってこんなこともできるよね、っていうアイデアをいくつか。
音声ファイルが貼れるってのが面白いなあと思ってます。wordpressとか触れる人はもちろん自前でも作れるんだけど、誰でもかんたんに貼れるっていうところはいいですね。noteだけのオンラインラジオ局みたいなものが誰でも作れちゃう。いまはZoom収録とかもできるので、複数人で運営して共同運営マガジン形式でやればメンバーによってはけっこう面白いメディアができるかもしれない。
SlideshareとかGoogleスライドも埋め込めるので、解説動画や音声とともに記事化していけば、オンラインスクールみたいなこともnoteのプラットフォームでやれます。
こういうことを考えると、noteの持ってるマネタイズ機能ってのはとても強いなあと思います。月額課金も、コンテンツごと課金も、応援として投げ銭を送る(サポート機能)も、他のサービスを経由せずにnoteのみでできる。
そんな使い方があったか、みたいなものがまだまだ出てきそうですよね。
note放送局はやってみたいのですよ、時間があれば・・・
コンテンツをどう見せるか
番組でもかつて使っていたUstreamというサービスは当時本当に画期的でした。ウェブサービスが世の中の見え方を変えてくれるというのはこういうことかという実感があったと思うのですね。
ラジオやテレビの番組にしても、あるいは印刷物などにしても、ユーザーのもとに届くまでには多くのプロの手が介在しています。だからこそ出来る演出とか面白さもあるわけですが、ただ現場の様子をライブで垂れ流すということにコンテンツ的価値が生まれるというのは、Ustream登場まではあまり一般にはなかった感覚じゃないかなあ。
なにかやってる人の周りには必ずコンテンツがあるんですね。それをインタビュー音声という形式にすればラジオ番組にもなるし、ただライブで垂れ流すだけでも動画コンテンツになる。
いまはもっといろんなツールがあって、いろんな発信の方法があります。それらをどう組み合わせて、どんな面白さを生み出せるのか、そこに知恵を絞る人たちがたくさんいるんだなということをnoteみたいなプラットフォームは見せてくれている実感があるので、さらに面白い時代になってきたなあと思っています。
RadioBurn+という番組は鹿児島を拠点にお送りしていますので、ローカル目線でどんなことができるかな、も考えたいところです。
noteは企業向けに月額5万円のnote proというプランを用意しているのですが、現在このプランを地方自治体向けに無償提供しているとのこと。
すでに活用事例も出てき始めています。ざっと調べたところまだ鹿児島県内の自治体では使っているところはなさそう(もしあったらすみません)。
自治体だけで情報発信を「広報」としてやろうとするといろいろ制約もありそうですけれど、それぞれの地域にいろんな人がいますからね。そういう方々と一緒になってやれば面白いメディアが出来ると思うんですけども。
たとえば、市町村レベルでnoteライター募集して全員で共同運営マガジンとかやったらどうでしょうか。コンセプトを取りまとめる編集長的な人くらいいたほうがいいかな。写真チームとか、ラジオチームとかコンテンツスタイルに分けてもよさそう。
やってみたいけど、どうしたら、という場合は番組宛にご連絡下さい、でいいんでしたっけ。