ピカゼクデッキのミラー戦
所要時間 3分
執筆者 上振れ団外部顧問
皆さんよろしくお願いします。
今回はピカチュウ&ゼクロムGXデッキ同士の対戦にスポットを当て、複数回の対戦を通してどのような戦法が有効であるのかを考えていきます。
まずはピカゼクデッキについて。
この記事ではメインポケモンであるピカチュウ&ゼクロムGXをはじめとしてパルスワンV、デデンネGXを採用しているデッキをピカゼクデッキとします。
そもそもどうしてこのような題名の記事を書こうとしたのか?
書いている本人がピカゼクデッキに苦手意識があるからです。馴染まないのです…
やみくもに取り組んだとしても上手になれないと思い、記事にすることをモチベーションにして、記事のネタになるミラーマッチに取り組むことにしました。
行った考察手順はというと、ひたすらミラーマッチを行い、振り返ることができる程度にメモをすること。
対戦内容をもとにデータとして明確化しようとするには根拠がいるのでメモは大切です。
そんなこんなで早速取り掛かりました。先行側、後攻側の先発ポケモン、手張りができたかどうか、どんな技を撃ったか、サイドをとれたのかどうかをメモしていきました。
10戦目を超えたあたりで少しずつ分かって来たことがあります。先行側の勝率が思っているよりも低いことに。
もう少し対戦を重ねました。すると興味深いことが発見できました。
先行側が勝つ試合において、先行2ターン目にフルドライブを撃ちつつサイドを取っている場合、勝つことができる可能性が広がる。ということを。
理由を考えてみます。先行側は1ターン目にサポートを行使できません。デデチェンジやねがいぼしといった特性を用いてデッキを回すことが中心になります。しかし少しリスクが伴います。相手がピカゼクであることがわからない先発をバトル場においている場合や、デデンネGXを場に置くことが負けにつながるマッチの場合、動きつらいはずです。そうなると自重し、先行2ターン目にフルドライブを撃つこともままならないことになるかもしれません。ましてやサイドを取るためにはもう一工夫必要で要求札が多くなります。要求札をきっちり引くことの難易度は高いと思います。そうした理由から序盤のハードルを越えることがかなり厳しいと推測します。
一方後攻はというと、先ほど示した先行側が勝つためのハードルから考えるに、デデンネGXを出すことなくパルスワンVのそうでんを撃つことを目指せば勝利にちかずくと踏みました。
理由はhpの低いポケモンを場に出さないことでフルドライブによるサイドの先制を許しにくくするためです。
もちろんジラーチを狙われたりカードの引き運にも左右されます。
それでもピカゼクデッキに苦手意識がある私にはこの指針は価値がありました。
得られたこと 「先行において、フルドライブを先行2ターン目に撃ちつつサイドを先制する。後攻において、デデンネGXを場に出さないでパルスワンVのそうでんを目指す」
今日はこの調査結果を結びとして失礼します。それではまた。
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