映画記録2020年5月
メイジーの瞳
(以下はネタバレを含みますので未見の方はご注意下さい。)
子役のOnata Aprileの光が弾けるような笑い声が良い。
「演技がすごい」というレビューを見て改めて考えて、演技だと思ってなかった自分に気づく。つまりすごい。(語彙力)
アレキサンダー・スカルスガルドが彼女を抱えているシーンの画像を見かけて(イケメン×幼女滾る!)映画を見ることにした邪な観客だったけど
ひたすらメイジーに心を寄せてしまう作りになっている。
両親がもめているの、イヤだよね。
愛しているという母を信じてないわけじゃないけれど、たらいまわしにされればさみしいし、できるなら二人の争う姿を見たくはない。
責任と執着、仕事の中で悩み苛立つ両親と、血はつながっていなくても優しくメイジーを守ろうとするマーゴとリンカーン。
映像の一つ一つが美しく、最後の一幕は長く続かないのだろう儚さで眩しい。
ハッピーではない、しかし必ずどこかにいるはずの、子供に心を寄せた物語を作ってくれてありがとうと言いたい。