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一発合格一級建築士が語る建築作品VOL.49
97.ローゼンダールパビリオンatオランダbyレネファンズーク
ローゼンダールパビリオンatオランダbyレネファンズーク pic.twitter.com/TzG5D0zemG
— michi (@archisound) April 29, 2020
横張りしている外壁の木材やデッキ部分の木材、手すりやファサード等の多くのテクスチャが線材として意識され、その対比や同化によって全体の繊細なイメージが出来上がっているように感じます。横のラインが出やすい階段等は横張りをして屋上の手すりと対比させ、まとまった面積が現れるファサードは縦張りとして手すりと同じ方向の指向性を高めています。外壁自体が緩やかな曲面となっていることもこのような線材を用いるのに合理的だなと思います。
98.ストックホルムウォーターフロントbyホワイトアーキテクトゥール
ストックホルムウォーターフロントbyホワイトアーキテクトゥール pic.twitter.com/ECiZg8jOTo
— michi (@archisound) April 29, 2020
吹き抜けのような空間で立体的な関係が生まれる空間では天井をガラスで構成することで開放感を演出することができますね。鉄骨とスポットライトの相性が良いこと、奥行方向に壁材のラインを形成することで指向性を強調すること、それに併せて照明を配置すること等仕上げに関しては結構好きです。レストラン等?のマドが共用部に向いていることで生まれる人の存在感とかによって単なる通路的な存在ではなくなるのだと感じます。