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宝くじが当たりそうな日

昨日は、最近の中では暖かい方で、寒いのが嫌いな私にとっていい気候の1日だった。そんな中、私の宝くじが当たりそうな1日がスタートする。(まだ抽選は始まっていないので、当たってるかどうかはわからない。でも、当たっている気がしている。)


仕事中、お客様の紙袋に目が止まった。2年前に行列に並んで買ってきてもらったことのある、オードリーのお菓子。イチゴがのっていて、とにかく美味しい。さくさく食べれる。会話の繋ぎにと思い、フィッティング中のお客様に「並んで買われたんですか?」と質問をした。
「あ、これ有名なんですか?なんか貰い物で、、、。」と、決して嬉しくはなさそうな表情を向けてくる。
「すごく美味しいですよ!結構並んで購入した記憶があります!」と自分は並んだことがないくせに、知ったかぶりで返答する私。しかもわりと前のめりで。会話をスムーズに展開するための、いつもの癖だ。なかなか治らない。
「あ〜、そうなんですね。荷物になるなーと思って、、、よかったらもらってくれません?」


ええええええええええええ!!!!?こんなことあります!?32個入りのお菓子、さらっと初対面の人間にくれる人がいるなんて、、、!しかも好きなお菓子!!!並ぶお菓子!!!「いいんですか!?」と言いながら、お菓子を手放さない私。

そんなこんなで、私のラッキーデーはスタート。


仕事も無事終わり、オードリーのお菓子を抱えて帰路につく。最寄駅でついつい引き寄せられるように宝くじを購入。とりあえず、年末ジャンボミニ。バラで10枚。ついでに300円しか当たらなかった、ハロウィンジャンボも引き換える。この時は、宝くじが当たるだろうとは微塵も思っていなかった。


宝くじを握りしめて、半年住んでいるシェアハウスに帰宅。玄関で、1番仲良しのヘアメイクMさんに遭遇。ばかでかいキャリーを引っ張っている。どうやら、出張帰りの模様。キャリーを持ち上げるのを手伝いながら、お喋りしていると「あ、そういえば夜ご飯食べた?これいる?めっちゃ美味しいロケ弁。余ってん!!」と、中華のお弁当を手渡される。

お菓子に続き、夜ご飯まで!!!!!?と既にテンション高めの私。これは宝くじ当たってるんじゃないかと、ウキウキで部屋にビールを取りに行くと、ストックしていたはずのビールがない。そうだ。全部飲んだんだった。今日は絶対飲みたかったのに、良いことがあった分、嫌なこともあるよなそりゃと諦めてリビングでご飯を食べる。

ご飯を食べ進めていると、リビングを通りかかったRさんが「おかえりなさい〜!」と声をかけながら、部屋へと戻っていく。部屋からがちゃがちゃ音がしたかと思うと、すぐに出てきて「これ!!この前奢ってもらったから!!」と手にはキンキンのビールが2本、、、。

えええええええー!!!ビールまで!!!!しかも酔っ払ってたから、この前奢ったことなんて覚えていない!!!もうラッキーでしかない!!ラッキーの連続でしかない!!人から与えられたもので、身体が作り上げられる1日!!!

そんなわけで、オードリーとロケ弁とビールを2本手に入れた、素晴らしい1日となった。
こんな些細な幸せの連続で、本当に本当にご機嫌になる私。幸せのハードルが低い単純な自分で良かったと思った。このまま幸せをキープすべく、しばらくは宝くじが当たっていると思い込んで過ごそうと思う。例え外れていても、抽選結果が出るまでハッピーは継続可能だ。

嫌なこともあるけれど、幸せのハードルは低めに。喜んで生きていきましょう。

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