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春だ!虫が出てきたよ。~虫を捕まえていると人が集まってくる話~

こんにちは。タリュアです。

今日は金・土・日と週末の虫探しをしていて感じた”人とのコミュニケーション”と”自己効力感”について覚書として記したいと思います。


金曜日の放課後。

友達家族と近所の公園へ行きました。
長男は同い年の友達と虫集め(ダンゴムシ、ハサミムシなど)、次男はストライダー、女の子たちは砂遊びをしていました。
はじめのうちは別々に遊んでいましたが、息子たちが木の茂みでごそごそやっているのが気になるのか、気が付くとみんな様子をうかがいに来ていました。もぞもぞ動くダンゴムシを平気で触る長男たちを見て小さな女の子も興味津々!手に乗せて触らせてあげたりしていました。


土曜日。

家族で図書館に行った際、併設の公園へ行きました。
遊具のない、ただ広いだけの公園ですが、シロツメクサがたくさん咲いていて、その蜜に群がる蜂や蝶がたくさん見つかりました。虫捕り網を振り回す長男に通りすがりの人が「何捕まえてるの~?」と話しかけます。シートを敷いてピクニックしていると、私にも「いいわね~」と散歩中のご婦人が笑顔を向けてくれます。ただ目が合っただけなのに、虫と戯れていると何か話しかけたくなる要素があるようです。

結局、3種類5匹の蝶を捕まえた彼は1匹目を網からかごに移すときに乱暴に扱って死なせかけてしまった経験をした後は、とても優しく蝶の動きに合わせて自分の手で羽をつかみ、かごに移せるようになりました。
飛んでいる虫を網で捕まえるのに苦手意識を持っていたようですが、自分はできるんだ!!と自信(自己効力感)をもったようでした。


日曜日。

家族そろって近くの大きな公園へ行きました。
小さな池のある公園で、そこにはザリガニやアメンボ、マツモムシがいます。
イカをつけた仕掛けを持って行ったので、ザリガニを早々に一匹捕まえることができました。網でマツモムシとアメンボも捕まえ水槽へ。
すると通りすがりの親子が「ザリガニだ!」といって話しかけてきます。「見ていいよ~」というと嬉しそうに観察し、そのあと「どれどれ」と池の偵察に向かいます。
どんどんと人数が増え、最初2組だった偵察隊も、帰る頃には7組、総勢20人ほどの家族や子供たちが楽しそうに池の様子を観察していました。
帰りぎわに長男が釣ったザリガニを欲しいという女の子が現れたところ、彼は、いいよ!と気前よく味噌の空カップに池の水を入れ、渡して帰りました。


3日間。
身近な自然と触れ合う中で、虫(生き物)を介した様々なコミュニケーションの形を垣間見たような気がします。普段は仲のいい男友達との仲間意識が高く、その関係に固執してしまいがちの長男ですが、自然や虫の力で、もっと外の広い世界(違う年齢、違う性別、初対面の人との会話)に触れ合うことができるのだと感じました。
そして存分に自分の得意を発揮して周りに教えたり、触れ合うお手伝いをしたり。自己効力感が増した週末になったことと思います。

気持ちのいい季節も、子どもとの触れ合う時間も限りがあります。
子どもたちとの今を楽しみたい。
と改めて心に感じる今日この頃です。

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