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はるかなレシーブの比嘉かなたから学ぶ、自分に執着しないために

アニメから得た学び Advent Calendar 2024 - Adventar の一日目の記事です。

うーたん(@uutan1108)です。株式会社ゆめみでサーバーサイドエンジニアをしています。


「はるかなレシーブ」とは

まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2015年10月号から2020年11月号まで連載された。2018年にはテレビアニメ版も放送された。
女子ビーチバレーを題材にした漫画。沖縄の海岸を舞台に、ビーチバレーの初心者だが長身でおおらかな性格の大空遥と、小柄なために一度はビーチバレーを挫折した過去を引きずる比嘉かなたの「はるかな」ペアを中心に、ビーチバレーに情熱を捧げる少女たちの青春を描く。

はるかなレシーブ - Wikipedia

沖縄が舞台で、ビーチバレーの初心者だが長身の大空遥と、小柄なために一度はビーチバレーを挫折した過去を引きずる比嘉かなたの話です。

「比嘉かなた」とは

比嘉かなたは以前は他の人とペアを組み、高身長でスパイクを使い得点を稼ぐ実力があるプレイヤーでした。

かつては同年代の中でも長身な方であり、その身長を武器にしたパワープレイでエクレアペアにも勝利するほどの実力者であったが、その成功体験が身長が伸び悩み始めて以降もかつてのプレイスタイルに固執する結果を招き、後の挫折の遠因となってしまった。遥と再会してビーチバレーの世界に戻ってきて以降はエミリによる荒療治もあってこだわりを捨て、トリックプレイ主体のスタイルに転向。執拗なレシーブと巧みなトリックショットで相手を走らせ、スタミナを奪う戦法を得意とする。

比嘉かなた (ひがかなた)とは【ピクシブ百科事典】

しかし、学年が上がり比嘉かなた自身の身長は伸びず、スパイクで得点も取れなくなっていきました。それが原因で、彼女はビーチバレーから距離を置くようになりました。
距離を置いてしばらくして、比嘉かなたが住む家で東京からやってきた大空遥と同居することになり、比嘉かなた大空遥はペアを組みビーチバレーを改めて始めることにしました。

過去に執着してしまう比嘉かなた

新しく高身長で初心者の大空遥とペアを組みビーチバレーをすることにしたが、自身のスパイクで得点することに執着します。しかし、低身長のスパイクで何度もブロックされてしまいます。

しかし、比嘉かなたは自身が「なぜスパイクを打つのか」を考えます。考えた結果、「試合に勝つため」「点を取るため」だと気づきます。

そこから、比嘉かなたはスパイクではなくポーキーというトリッキーかつスパイクのようにそれが直接的な得点にはならない打ち方に変えて、大空遥にも頼りながら二人で得点できるようになっていきました。

比嘉かなたはポーキーを使い、大空遥と試合に勝つことができました。

「はるかなレシーブ」を見てね

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自身の目標は知らないうちに変わってしまう

比嘉かなたは自身が「なぜスパイクを打つのか」を考えます。考えた結果、「試合に勝つため」「点を取るため」だと気づきます。

「気づく」と表現しましたが、本当は「試合に勝つ」ではなく「自身のスパイクで試合に勝つ」のが目標でしたが、大空遥と出会い一緒に戦いたいという思いに変わり「試合に勝つ」が目標になったのかなとも読むことができます。

もしかすると、自分が得点できなくてボールを返されてしまっても、大空遥がレシーブやブロックをしてくれると信じることができたから、比嘉かなたはスパイクをやめられたのかもしれないです。

協力する難しさ

比嘉かなた大空遥を信じて頼ることができました。そして、自身が気持ちよく得点することを目標にすることをやめることができました。

私は、このように行動することができていないように思います。他者を頼るのは苦手ですし、自分でできるのであれば自分でことを進めたくなります。
もしかすると、この私の行動の根底には、自分でやった方が自分の評価や実績につながると思ってしまっているのかもしれません。

時間の経過や環境の変化

比嘉かなたは一度ビーチバレーから離れる前、高身長でスパイクで得点できるプレイヤーでしたが、学年が上がるにつれて周囲に身長で勝てなくなり、スパイクも決まらなくなりました。

私は、現在エンジニアとしてコードを書いて実装していますが、何年かすると後から入社してきたエンジニアの実装スピードに負ける気がしています。
(すでに負けていますが)

これは、自身の問題と捉え、「もっとコードを書いて、たくさん業務のコードを読んで、必死で考えろ!」と改善できるかもしれません。比嘉かなたも「低身長なのが問題じゃない!打点が低いから得点できないんだ!高くジャンプしてスパイクできるようになりたい!」と改善できるかもしれません。(私はビーチバレーを知らないので打点が問題なのかはわかりません)

このように、自分を同じポジションや役割に置きつつ、自身の揺るがない軸と努力によりチームに貢献する方法もあります。しかし、他にチームに貢献できる方法があるのではないかと考え、自分がしたいことチームに対してできることを分けて考えることで、過去への執着を減らすことができるのではないかと思います。

多分、現実世界では、チームの全員が強いエゴを持ったエースストライカーで「俺がゴールを決める!」という目標に執着する必要もないのかなと思います。(はるかなレシーブとは真逆のアニメ、TVアニメ『ブルーロック』)
自分の心の中で思うのはいいかもしれないです。

まとめ

きららアニメのスポ根を見たい方は、はるかなレシーブを見てください。
私はオープニング曲が好きです。聴いてください。

「ここで比嘉かなたと大空遥はビーチバレーしたいたのかぁ」とはるかなレシーブを沖縄で感じているポスト(キモい)


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