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スクフェス三河2024に参加、登壇してきた

うーたん(@uutan1108)です。株式会社ゆめみでサーバーサイドエンジニアをしています。去年4月にゆめみに新卒入社しました。

今回、スクラムフェス三河2024でプロポーザルを採択していただき、三河の地で発表してきました。

今までに感じたことがないような雰囲気が新鮮で楽しかったです。
普段はWebアプリケーションの開発者が集まるイベントにしか参加したことがなかったので、ハードウェアなどの開発者の方々と話すのは新鮮でした。

スクフェスで登壇したいと思ったきっかけ

私が初めてオフラインで参加したスクラムフェスはスクラムフェス仙台2023でした。

学生が参加されていたり、発表されていたり、OSTのスペースでディスカッションしていたり(カンファレンスの廊下で複数人で議論する感じ)して新鮮でした。
また、会が終了後にDiscordで飲み会情報を共有してくださっていたり、出口付近で「この辺で飲み会のグループができるかもしれないから待っているといいかも」と教えてくださる方もいたり、初参加で知り合いがいなくても参加する勇気と意志があれば飲み会に参加できる。たくさんの方とお話しできる機会がたくさんあり楽しかったです。

そして、スクフェス仙台で「栃木でも三河サテライトをやるから行ってみたら」と教えていただき、栃木にも参加し三河の盛り上がりを感じつつ栃木で濃い時間を過ごすことができました。

参加後は自分もスクフェスで発表してみたい、でも開発はスクラムじゃないと悩んでいましたが、今回は三河で採択していただき、ついにスクフェスで登壇することができました。将来はスクラム開発の話をしたい。

聴いたりセッション、参加したワークショップ

感想を書けそうなところだけ書きます。

ヒューマン系やコミュニケーションのワークショップに参加するときこころがけること

ワークショップに参加するときに、ワークショップの講師目線でどのような意図があるかやこの先のシナリオなどを想像して楽しんだりするのではなく、素直に指示に従って参加する方がお互いに楽しめるのではないかといったお話しでした。
参加者として参加しているのに、別な目線から観察しようとしたり、別なことを考えながら参加するのは良くないなと思いながら聴いていました。

素直に参加して、その時間は集中してワークショップに参加したいなと思いました。

製造業でのアジャイル、悩みと光

スタートアップのWebアプリケーション開発はPOが経営層に説得したり説明することより、開発チームと対話することが多いですが、製造業などの大きくたくさんのモジュールが組み合わさったプロダクトは関係部署が多かったり、調整がうまくいかなかったりなどたくさんの問題があることがわかりました。
大きなプロダクトに関わる全ての部署やチームがアジャイルに開発することは難しくても、特定のドメインのチームではアジャイルに開発したり、テストを自動化したりなどしていけるのではないかのようなお話もありました。

他の参加者の方々ともお話しして、感想を話し合いました。
ハードウェアのテストはソフトウェアと比較して時間がかかる。自動化することで大幅に時間を短縮することができるが、ソフトウェアの時間ほどでは難しいそうです。その中で、ハードウェアのテストを自動化したり、他部署と調整したりなどを行なっているというお話を聴いて製造業のエンジニアすごいとなりました。

新卒が新卒にアジャイル研修してみました

新卒研修でアジャイル研修を受講し、翌年に自分自身で研修を新入社員に対して行うというお話しでした。
研修を考える際にも、アジャイル研修の資料を見返しては自分たちで咀嚼し、先輩社員に対して発表するといった活動を通じて学びを深めていくことで、自分たちも成長できたというのが良かったです。
そして、研修当日は50人の前で研修を行ったというのもすごいなと思いました。

OSTという文化を組織に根付かせてみた

RSGT2023でOSTに参加し、その体験がきっかけで社内で交流を目的としたOSTを行うまでのお話でした。
OSTに参加して、その体験を社内でも他の方にも共有したいという思いから社内でOSTを行うことに繋がったというのがいいなと思いました。

本番開催の前にプレ開催も行いOSTの雰囲気を少人数のメンバーに伝えておくことや、事前にボランティアを募り、ボランティアが積極的にOSTに参加し付箋などを使って外からでもどのような議論が行われているのかをわかりやすくするなどの取り組みを行ったそうです。全て1人で行うのではなく、少人数のメンバーにOSTについて伝えて、そこから大人数に広めていく過程を見て、地道な取り組みだと感じました。

必要なのは客観性。組織変革をもたらす、より良い「対話」を生み出すための活動

トークセッションでしたが、最初にワークショップがあり印象的でした。
ワークショップデザイナーの方のセッションで、PMが行なっているチームのオフラインでのディスカッションの計画をPMからヒアリングしたワークショップデザイナーが行うというお話でした。

社員がリモートワークで集まるにしてもコストと時間がかかり、その計画をPMが行なって、当日もPMが仕切ってメンバーとディスカッションできないという問題が起きがちだったが、ワークショップデザイナーがサポートしてPMもチームメンバーと同じようにディスカッションできる場を作る取り組みが素敵だと思いました。

それでは肯定的意図を始めよう 〜気軽に、慎重に、日常的に〜 ワークショップ版 beginner編

ワークショップに参加しました。肯定的意図の意味もよく調べずに参加しましたが、ワークショップの中で体験し知ることができました。

肯定的意図についての説明です。

これは「あらゆる行動に、幸せや安心や楽しいといったポジティブな意図(目的)がある」といったものです。
例えば「好きな子をいじめる」には「好きな子から自分へリアクションをもらえる」があります。良く使われるこの例えは分かり易いのですが、同時に分かったつもりに陥りやすくもあります。

「それでは肯定的意図を始めよう 〜気軽に、慎重に、日常的に〜 ワークショップ版 beginner編」プロポーザルより

私も一見ネガティブな行動を行うことがありますが、何のためにその行動をとってしまっているのか理解できていないことがあり、自分でも気づけないことがあります。単にネガティブな感情だからネガティブな行動を行うのではなく、その先にあるポジティブな目的を求めて行動することが多いなと感じました。
他者に行動を注意する際も、なぜしたのかを質問したり、何を目指しているのか想像したりすることが大切だなと思いました。

ソフトウェアエンジニアへの第一歩!地元企業の課題に挑む新人エンジニアのはなし

仮想プロジェクトでスクラム開発を行うのではなく、地元企業の課題を見つけソフトウェアを開発するといったお話でした。
私も昨年に社内でスクラム開発研修を受けて開発したのですが、仮想プロジェクトで最初から完成形が見えている開発をして、機能を実装してもフィードバックもあまりない研修だったので、このお話をきいて羨ましいな自分も体験したいなと思いました。

実際に現場に行ってユーザーに体験してもらい、観察してUIを変更して、また使ってもらうなどのサイクルを回しているのがいいなと思いました。ユーザーは非エンジニアで、最初から具体的な完成形のイメージではなく、デジタル化したいという要望から開発が始まるのもいいなと思いました。

終わりに

スクフェス三河はさまざまなセッションがあり、どのセッションもワクワクする内容でした。
まだ経験が浅く、共感や理解が難しい内容もありましたが、共感ができるようになるまで経験を積んでいきたいなと思いました。

来年もプロポーザルを出せるように、これからも頑張っていきたいなと思いました。

聖地巡礼

TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」の聖地巡礼をしました。

スクフェス三河でプロポーザルを採択していただいた。話せる嬉しい→三河の会場はどこだろう→豊橋だ→タイミングが良すぎる

で豊橋観光をしてきました。

スクフェス1日目

スクフェスの翌日

最初は、「豊橋で浮かれているのは自分だけだろうな…」と思っていたら、他にも楽しんでいる方がいて安心しました。(この方とスクフェスの会場で少しマケインのお話をしました。)

豊橋はいいところでした。
去年はスクフェス仙台で、すでに放送終了したアニメ(Wake Up, Girls!)の聖地巡礼していたので、今年は放送中のアニメの聖地巡礼ができて嬉しかったです。(聖地巡礼の話は長くなるのでここで終わります。)

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